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そんなわけで

鍋島は詳しく

俺たちへの捜索の

情報収集をしている。


奴らが捜索に

利用しているという

俺たちの似顔絵まで

入手しているほどだ。


おそらく

喫茶店の盗聴だけでなく

本部の組員たちの動きなど。


それを

鍋島は人を使って

しっかり把握している。


それによれば

鍋島が指示する

逃亡ルートさえ


俺たちが守れば

絶対に危険はないと

太鼓判を押してくれる。


おそらく

俺たちが行く先々は

本部の捜索の対象外だろう。


鍋島が言うには

もう捜索を撹乱も

必要ないとさえいう。


あとは日にちだろう。


半年も経たないうちに

本部は経費とかを考えて

俺たちの捜索は止めるはず。


その頃には

俺と明宏は新たな

戸籍を得ているんだ。


そして

今までとは別人として

俺たちは真っ当な人生を

送ることになるだろう。

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