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その喫茶店には

中二階に個室がある。


普段は解放しないが

本部の組員が来ると

店員が案内するという。


その個室で

本部の幹部たちは

色んな作戦会議をする。


俺たちの捜索の

作戦も練るはずだ。


そこに

高感度の盗聴器を

鍋島は仕掛けたんだ。


もちろん

鍋島自身が盗聴器を

仕掛けたのではないはず。


おそらく

信頼できる

仕事仲間に依頼して


その人から

喫茶店の店員に

金を握らせて

仕掛けさせたんだろう。


今回の仕事では

鍋島は必要経費を

惜しまないはずだ。


鍋島は既に

6000万円を

明宏から受け取っている。


そして

今後さらに

1億5000万円が

鍋島は手に入るからだ。


となれば

経費をケチって

成功率を下げることは

鍋島はしないはず。


極端に言えば

これまでに受け取った

6000万円の半分とか

使っても安全を取るはず。

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