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しかし

仲介者である

鍋島がいなくなったら


俺たちが会って

新たな2人の戸籍を

受け取るしかないわけだ。


聞けば

もう前払いで

半分は支払い済みという。


となると

後払いの金を

受け取れないと

業者も困るだろう。


ひょっとしたら

業者にしてみたら

戸籍を探すために


前払い金を

全て必要経費に

使ったかもしれない。


そうなると

鍋島か俺たちが

戸籍を受け取らないと

業者はタダ働きになる。


それは

さすがに気の毒だ。


そんなことも

鍋島は考えているんだ。


なので

申し訳ないが

自分がいなくなったら


お前たちが

後払いを払って

戸籍を受け取ってくれ!

鍋島から言われた。


その後払いの額は

料金の半額であり

2人分で200万円という。


となると

1人の戸籍の料金は

相場の2倍の200万円だ。


かなり値は張ったようだ。

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