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そこに
助けに行くのは
まさに
飛んで火に入る夏の虫だ。
となれば
共倒れとなる。
いわゆる
無駄死にである。
それゆえ
俺たちが捕まれば
鍋島は助けには
行けないという。
しかし
その逆に自分が
暴力団に捕まった場合も
俺たちには絶対
助けに来ないでくれと
鍋島は言っているんだ。
そのために
万が一にも
鍋島が捕まって
俺たちを誘きだそうと
電話やメールする時には
普段とは違う言い方にする。
鍋島は普段
俺たちのことを
神崎、お嬢ちゃんと
いつも呼んでいる。
しかし
あえて
神崎くん!明宏くん!
と
いうことにする。
そうすれば
鍋島が捕まったことが
俺たちは、わかるからだ。
その場合には
電話やメールの
指示には従わずに
遠方に逃げること。
そのことを
鍋島は俺たちに
しっかりと約束させた。




