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もしも
そうなった場合
鍋島は俺たちのことを
神崎くん!
明宏くん!
と
あえて呼ぶことにするという。
その場合は
鍋島が組の連中に
監禁されているサインで
メールや電話の
指示には従わずに
逃げてくれという。
さらには
間違っても
自分を救おうとは
絶対に考えないこと。
それは
共倒れになるからだ。
自分は殺されても
俺たちだけは生きて
楽しい人生を送れと
鍋島は言うんだ。
ただし
逆の立場になった時
つまりは
鍋島も助けに行けない。
俺たちが現金を
組から強奪した時には
相手は夜勤番の4人だけ。
それゆえ
鍋島は催涙ガスと
スタンガンを持って
俺たちが捕まれば
組の事務所に飛び込んで
助けに行こうとしていた。
しかし
万が一にも
俺たちが今度
捕まってしまったら
相手の人数は
数えきれないほどで
とても太刀打ちできない。




