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依頼する人に

お金を積むことで

見つけてもらうわけだ。


おそらく

何個かを用意してもらい

その中から選択するだろう。


その選択は

きっと俺や明宏に

させてくれるはずだ。


というわけで

とりあえずの間は

俺は自分の免許で

ワゴン車で逃亡することになる。


もしも

どこかで

警察の検問があっても

平静として応じること。


鍋島は俺に

そんなふうに

アドバイスしてくれる。


もう車内には

現金は残っていない。


なので

車内を調べられても

俺たちは何も困らない。


莫大な金の入った

通帳は身につけている。


普通の検問で

持っている通帳までは

警察は提示を求めないから

その点は大丈夫だという。


ふと思ったが

もし1ヶ月後に

新たな戸籍を得ても


俺は運転中は

神崎将生の免許証を

使ってもいいんだ。


神崎将生の戸籍も

まだ無くなっていない。

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