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そのような
3人の中で最も
安全な身なのに
分け前は等分だ。
これは
鍋島にとって
人生に一度きりの
美味しい仕事だ。
それゆえ
俺や明宏を裏切ろうとは
夢にも思わないはずだ。
自分のやるべきこと。
それは
計画が成功してから
俺と明宏が組から
ずっと逃げ切ること。
そうすれば
自分にも今後
21年間も報酬が入る。
というか
鍋島の人生の
最大の夢というのは
タイでの移住である。
しかも
鍋島は贅沢せずに
読書したり昼寝したり
のんびり過ごしたいだけ。
そのような
鍋島の生活ならば
タイでは年100万円あれば
十分に暮らしていけるんだ。
となれば
俺たちを裏切って
もう一儲けしようなんて
鍋島は絶対に考えない。
俺や明宏とは
一蓮托生という
運命共同体として
アフターサービスで
この先と会ったりして
生きる選択をはずだ。




