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それから
明宏は鍋島に
報酬額を詳しく
説明し始めたんだ。
犯行日時は
今から二週間後の
ゴールデンウィーク中の深夜
その日が一年で
最も組の金庫に
現金が入っている時だ。
その理由は
二次団体である
うちの組の下部組織
三次団体や四次団体から
集まる裏カジノの売上金が
最も貯まっているからだ。
ただし
その金は休日明けには
全て本部の銀行口座に
入れるべき金である。
その大金を
俺と明宏は
根こそぎ奪い取る。
売上金の入った
金庫を開ける番号を
もう明宏は知っている。
去年は3億で
おそらく今年も
同程度であろう。
もしも
予定通りに
3億円だったのならば
その3分の1の
1億円を渡すからと
明宏は鍋島に言ったんだ。
その金額を聞いて
えっ!?
マジかよ?
と
鍋島は一瞬
聞き間違えと
思ったかもしれない。




