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これまで
俺の話を聞きながら
たまに鍋島は明宏に
視線を注いでいたんだ。
その鍋島の視線は
この女の子は
どういう奴なのか?
と
探るような感じもあった。
しかし
失礼であるが
どこか性的な視線も
俺には感じられた。
鍋島というのか
決して好色な奴ではない。
それでも
俺と同年のヤりたい盛りだ。
俺の話を聞きながら
鍋島は明宏のバストの
膨らみを何度かチラ見していた。
いつもは
Aカップの人工乳房を
明宏は装着してくるが
今夜はBカップだという。
それゆえか
明宏の乳房は
いつもに増して
ピンクのTシャツを
形よく盛り上げていると
俺の目にも見えている。
その明宏の胸を
目の前にしていなら
やはり鍋島だって
目がいってしまうようだ。
おそらく
自分の視線が
明宏には気づかれないように
鍋島は気をつけているはずだ。




