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大アルカナ:V.The Hierophant(ハイエロファント、法王)-3
セフィロトツリー(生命の樹)では「コクマー(Chokhmah)」に位置し、プロビデンスの眼(Eye of Providence)の一角、男性で表される。
無から産まれた無限の知識の塊は混沌、それを知恵として授けることが出来るのが「コクマー」である。
マルセイユ版の解釈は単純に数字の「5」、その絵柄に特に意味は無い。
描かれている絵のモデルの人物の特定はできなかったが、ローマ教皇の肖像画だろう。
デザインは多少違うが、ほぼパメラ氏デザインのものと同じで、聖堂のような場所で教皇が祝福のサインを出し、二人の聖職者がそれを見ている。
聖ペテロの鍵は描かれていない。
ポープ(教皇)のカードは、ハイプリースト(司祭長)あるいはハイエロファント(法王)、スピリチュアルファーザーなどと呼ばれることもある。
その他、アボット(大修道院長)(その場合女教皇の名称はアバス)とか、カードのデザインになぞらえて適当に名づけられていたようだ。
これらのことから初期のこのカードは必ずしもローマ教皇の絵柄ではなかったのではないかと考える。
-当時占いに使われたキーワードの羅列-
結婚、縁、束縛、いいなり
他者の見解、慈悲と善行、神託、相談者の信頼する人物の象徴
逆位置の場合:交際、十分な理解、友好的、お節介、弱み




