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大アルカナ:V.The Hierophant(ハイエロファント、法王)-1
彼は教皇冠(三重冠)を身に着けて二本の柱の間に座っているが、それは女教皇が守護するような神殿ではなく、それは教皇の座するサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の柱である。
そして、左手に教皇十字(三重十字)の錫杖を持ち、右手は祝福の手のサイン(太陽を表す手印)を示し、選ばれし者へ神の祝福を授けているのだ。
女教皇は人々には何も示さず、ただ選ばれし人を待つだけであったのに対し、このサインがあることには注目すべきであろう。
彼の足元には聖ペテロの鍵(クロスした2つの鍵)【楽園への門(女教皇の神殿)を開く鍵】があり、二名の白衣を着た聖職者がその前にひざまずいている。
参考:バチカン国旗
このカードは一般に、ポープ(教皇)と呼ばれているが、これはその人物や地位を象徴するものではなく、入信の儀式そのものを表している図である。




