表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が英雄に変わる瞬間  作者: しろたん
16/33

15


「いやー 上手くいって良かったです。」


シュハイツはかなり安心したようだ。側室を勧めた時、命の危険がしたからか、よほど自分の命を心配していたようだ。


「だけど、まだ16歳で結婚するとは思わなかったわ。」


「こちらの世界ではそれが普通です。それに一夫多妻制なので、一気に結婚する人もいます。」


「なんで、一夫多妻制なんだ?」


「より良い遺伝子を残すためと言われています。やはり、一人の女性がたくさん産むのは限界があります。しかし、複数の妻が入れば、優秀な子供をより作れるため、国としてのレベルが上がっていきます。それに女性で能力が高いと嫁ぐ先があるのですが、あまりないと貰いてがなくなります。そこでできたのが一夫多妻制です。それに妻が妊娠している間に他の女性に手を出していまい、遺産争いが起きることがあったのでということも考えられます。それ故にこの国では側室を作るのは有能な男性にとって義務ということになりました。」


「じゃあ、俺もいずれかは側室を作らなければならないということか?」


この瞬間、凛から鋭い視線が飛んで来たが、一旦、無視した。


「ほぼ、間違いなく勧められます。」


「うぅっ 嫌だよ〜」


凛が泣きじゃくり始めた。


「大丈夫だ。もし、そのようなことが起きたらすぐにお前に相談するから二人で決めよう。もし、お前がその相手のことを嫌だったら断るから。」


「練君…」


「それにその時になってから考えよう。今はそれ以外にやることがたくさんある。」


「うん。そうする。」


「とりあえず、指輪を買いに行くぞ。」


「待ってください。結婚指輪には家紋を入れることが義務付けられてます。だから私の方で宝石店に特注品をお願いしますので安心してください。家紋はこの旗のマークで良いですよね?」


「凛、俺たちよりこの世界をよく知っているシュハイツに任せよう。」


「えっ?でも、結婚指輪くらい自分達で決めたくない?」


「じゃあ、宝石店のやつに頼んでサンプル品をたくさん作ってもらおう。そこから選ぶのはどうだ?」


「うん。それなら良いよ。なにか、お願いしたいことがあったら、すぐに頼めるしね。」


「じゃあ、シュハイツ頼むぞ。」


「ええ、任せてください。」


「じゃあ、ダカワナに行って来る。夕方前には戻ってくるつもりだ。」


「はい。」


「うん。いってらっしゃい…」


凛が寂しい顔をしたので、安心させるために抱きしめた。そしたら、目を瞑って口を前に出すので口づけをした。


「じゃあ、行って来る。留守を頼むぞ。」


「うん!任せて!!!」


かなり上機嫌になっていた。

隣にいるシュハイツは苦笑いをいている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ダカワナまで10分ほどで走り、領主の館に行った。


「メルエール、こっちの状況はどうだ?」


「まだ、混乱はあるけど、そこまでのようね。イゼリアから噂で聞いていたみたいだから知ってる人が多いわ。」


「そうか、ここにはグランみたいな強いやつはいたか?」


「一人いるわ。サリオっていう男なんだけど、かなり強いわ。」


「どのくらいだ?」


「ランシェとほぼ互角ね。」


この時、本当に驚いた。ランシェは俺のスキルでステータスが上がってるのに、それと互角とは…世の中広いな。


「で、その男が問題なのか?」


「簡単に言えば自分より弱い奴の下にはつきたくないらしいの。クランに入ることは良いらしいんだけど…」


「で、俺の出番か…」


「そういうこと…お願いできるかしら?」


「これも団長の仕事だ。引き受けよう。どこにいるんだ?」


「今はランシェと戦ってるわ。」



訓練場に歩きながら話していた。


「他に仕事が出来てそれなりに強い奴はいたか?」


「セリアと同じで、みんなのまとめ役をやっていた女の子が良いかもね。あとはここの領主の所で働いていたんだけど、領主の顔面を殴って奴隷に落ちた人とかがいるわ。」


「最後のはどういうことだ?」


「なんか、好き放題にやっていたから注意しても直らなくてムカつき過ぎて殴ったらしいの。」


「その男はかなり過激だな。」


「男じゃなくて女よ。」


「はぁ?女が殴ったのか?」


「ええ、私も聞いた時はビックリしたわ。」


「そいつはシュハイツの部下にするか…あいつと馬が合うだろ。」


「そうね…着いたわよ。」



「サリオ、どうした⁉︎そんなんじゃウチの団長にボコボコにされるぞ!!!」


「舐めるな!手加減をしてやってるんだよ!!!」


「手加減をしてる余裕なんてないだろ!!!」


「本気を出せば、団長もろとも潰してやるよ!!!」



そんな感じで戦っていた。

団員たちは賭け事をしてるようでかなり盛り上がっている。団員の内の一人が俺たちを見て凍りついた。次々と気づき、ほとんどの数の団員が凍りついた。


「メルエール、止めろ。」


「ええ、『縛の歌』」


その瞬間、二人の動きは止まった。


「メルエール、邪魔するんじゃ…ね…ぇ…よ…」


ランシェが俺を見て凍りついた。


「メルエールさん、途中なんで止めないでくださいよ…隣にいるのは誰ですか?」


「私たちの団長よ。」


「こんなに若い奴が団長なんですか⁉︎」


「ええ、そうよ。」


「おい、俺が勝ったらメルエールさんと団長を変われ!」


「なんで、お前じゃなくてメルエールなんだ?」


「俺よりメルエールさんの方が強いからだ!」


「そうか、分かった。戦ってやるよ…ただ、手加減はあまりしないつもりだから覚悟をしろよ。」


「望むところだ!」


この瞬間、団員達は顔が青くなった。



「ここでなら死なないからな。手加減をしないでいいから死ぬ気でこい。」


「言われなくてもそのつもりだ!」


そこでいきなり、サリオが走って来た。フライングだが、いいハンデだ。斧を使うようだが、遅い。


バゴンッ


ドゴゴッン


両手剣をフルスイングした。剣の腹で相手の脇腹に思いっきり、叩きつけた。サリオが壁に飛んでいき、壁にぶつかり、気絶した。


「雑魚が調子に乗りすぎだ。」


この時、ここにいる全ての人が震え上がった。


「いや〜さすがは練だ。」


「お前ら、俺の監視がなくなったと同時に好き勝手やり過ぎじゃないか?メルエールに何か言われなかったか?ランシェ?」


「いえ、たくさん注意を受けました。」


「そうか、それでもやめなかったんだな?」


「えっと…」


「どうなんだ?」


「そうであります!!!」


「お前らは教育し直す必要があるから今から模擬戦をするぞ。時間はお前らが後悔し態度を直したと俺が判断するまでだ。行くぞ?」


その直後、悲鳴が聞こえた。



「このくらいでいいか…」


終わったのはそれから四時間後のことだった。


「流石にやり過ぎじゃない?」


ランシェも含め、第二部隊のほとんどが全員、倒れていた。


メルエールが完全に呆れてた。


「これくらいがちょうど良い。」


「これからクランに入りたい人と、面談してくれる?」


「いいぞ。第三部隊は第二部隊を運んでおけ。数時間で回復するだろ。よし、行くぞ。」


「ええ。」



それから面談を行った。ここではあまり下心がある奴はあまりいなかったのでかなりの数が入ることになるだろう。


「お前が領主を殴った奴か?」


「はい。」


「名前はメリッサでいいか?」


「はい。」


「俺たちのクランに入るなら今、内政を仕切っているやつの下に入ることになるぞ?」


「私よりも意志が強いならいいです。」


「あっちは宰相に喧嘩を売ったバカだから大丈夫だ。」


メリッサは驚いた顔をしていた。領主と宰相はレベルが違う。


「私よりもバカな人はいないと思ってました。」


「そうか…これからよろしくな。」


「はい、よろしくお願いします。」


メリッサが退出した。


「次はセリアみたいな奴か…」



コンコン


「入っていいぞ!」


「失礼します。」


そこには青い髪をした美少女が入って来た。


「名前はルースでいいか?」


「はい。」


「お前はみんなのまとめ役をしていたそうだな。」


「まあ、そうです。姉みたいな役割です。」


「お前と同じ境遇で今、第三部隊の隊長をしている奴がいる。だからお前には第五部隊の隊長をしてもらう。とりあえず、メルエールの所で学べ。副隊長はメルエールと相談して決めるからまだ、待ってくれ。」


「私には無理です⁉︎」


「セリアは頑張って隊長をこなしているぞ。周りに頼りながらだけどな。まずは頑張れ。無理そうならこちらが判断する。それにまだ第五部隊は始動しないから安心しろ。ちゃんとした編成を考えるから安心しろ。」


「・・・わかりました。少し頑張ってみます。」


「お前は氷属性を持っているな?」


「はい。」


「なら、それなりに戦えるんだよな?」


「一応、ランシェさんにはついていけるくらいです。」


「それなら十分だ。あと、引き取り手が見つからない子はこちらで育てるから安心しろ。」


「あ、ありがとうございます。」


涙を見せながらお礼を言って来た。それから部屋から出て行った。


「メルエール、誰か良い副隊長は見つかりそうか?」


「いずれはサリオが良いと思うけど、まだ無理ね。」


「一旦、保留にして誰か見つかるまでは第五部隊は使わなくて良いよな?」


「そうね。それが良いわ。」


「今回、クランに入った奴らを一から五まで分けてくれ。それで第一、第四に入る奴と内政を仕切る奴と第三部隊は明日、イゼリアに戻してくれ。次はイゼリアの東にあるカタリナを落とす。」


「分かったわ。今回は人数が多いから第一部隊だけで大丈夫そうね。」


「ああ、いい加減、第一部隊に経験を積ませるべきだからな。強さなら第二部隊を凌ぐからな。」


今回、第二、第三部隊を使ってダカワナを落としたからあとは第四部隊を除いて経験をしていないのは第一部隊だけなのだ。


「ここはメルエールが仕切ってくれ。何かあったら、凛が伝える。あとはサリオは第二部隊に入れろ。お前の言うことは聞くみたいだからな…」


「分かったわ。」


「じゃあ、俺はイゼリアで新しい希望者の面談をするから戻る。」


「本当に大変ね。」


「自分の理想の為だから仕方が無い。」


「そう…気をつけてね。」


「ああ、またな。まだ、国は動いてないと言っておく。」


「わかったわ。」


イゼリアに向かって走って行った。



「あ、あの、メルエールさん少し良いですか?」


突然、後ろに現れたルースにビックリした。


(この子は隠密を持っているんだったわ。)


「あんまり、スキルを使ったらダメよ。で、どうしたの?」


「す、すみません。隊長に必要な物を聞きたいのと、団長のことを聞きたいです。」


「隊長に必要な物は後でじっくり、教えるわ。それよりなんで団長のことが気になるの?」


「あの人は私達を救ってくれた方の長ですから…」


「そうねぇ〜 すごく頼りになり過ぎね。あとは隠し事ができないわ。」


「メルエールさんでもですか?」


「アレと比べたらダメよ。それに彼は私達を導いてくれると思って入ったんから入ったのよ。」


「そうなんですか…」


「団長を気になる理由はそれだけじゃないでしょ?」


「な、何を言ってるんですか…」


「そう…なら、一つ忠告するわ。まずは凛という練の近くにいる女性と仲良くなることね。」


「どういうことですか?」


「さぁ、あとは自分で考えなさい。じゃあ、今から指導をするからついて来なさい。」


「は、はい。」


それからメルエールの鬼の指導が始まった。



「ただいま。」


「練君、おかえりなさい。」


「シュハイツ、何か異常はあったか?」


「いえ、ないですね。」


「次はカタリナを落とすから明後日第一部隊に行かせる。明日には第三部隊が戻ってくる。あとはお前の部下が一人、見つかったぞ。」


「次はカタリナですか…第三部隊が戻ってくるなら大丈夫ですね。どんな子ですか?」


「領主にムカついて殴った奴だ。」


二人ともポカンとした顔をして笑い始めた。


「そ、そう、ですか。随分、面白い子を見つけて来たんですね?」


「まぁな。あとは第五部隊の隊長を決めて来た。ただ、副隊長が決まってないからまだ始動はしないがな。」


「わかりました。そちらでは特に問題がなかったわけですね?」


「いや、第二部隊が調子に乗っていたから少し教育して来た。」


「そ、そうですか?お疲れ様です。」


「それより部下達から不満は漏れてないか?」


「漏れるわけがないじゃないですか。まずは日当、銀貨一枚、ダンジョンに行った場合、ギルドで取引しているお金が手に入り、食事と宿はクラン持ちです。それに特別報酬がついてきますから…これで文句を言う奴がいるならもう、どこでも生きてはいけないですよ。」


「そうか…なら構わない。こっちで希望者がいるんだよな。また、面談をするからよういしてくれ。」


「かしこまりました。」


「人数はどれくらいだ?」


「約百人です。周りの地域から来た人もいるみたいですね。」


「・・・これも団長の仕事だから仕方が無いか…」


「大丈夫です。終わったら奥様に癒してもらえばいいのですから。」


「うん!いくらでも癒してあげるから頑張って!!!」


「そうか…ありがとうな。ちょっと、行って来る。」


「行ってらっしゃい!」



シュハイツは完全に凛を手玉に取っている感じだが、明らかにシュハイツは凛に逆らえてない感じがする。まぁ、仲良くやっている分には構わないがな…



それから約百人の面談をしたら意外に良い奴が見つかった。そして、一人、副隊長を任せられるかもしれない奴が来た。


「初めまして、私はルーサクと良います。」


長い銀色の髪で顔が整っている。それに優しい感じだが、綺麗な薔薇には棘があるみたいな印象だ。だが、何が起きてもいつでも反応できるように、準備をしている感じだ。


「私はカタリナから来ました。」


「なんでカタリナから出て来たんだ?」


これには少し驚いた。


「簡単に言えば、早くカタリナを落として欲しいです。」


「意外だな…故郷だろ?」


「はい…ですが、税が高いせいで冒険者にとっては良い街なのですが、住んでいる人は厳しい生活をしています。」


「なんで、冒険者だけは良いんだ?」


「カタリナにある唯一のダンジョンを知っていますか?」


「いや、まだ行ったことがなくてな。」


「実はあそこは大陸で唯一の雷属性の魔石が取れる所なのです。なので、魔石を売ると他の魔石よりも高く売れ、冒険者は税が高くても利益が出ますが、他の人はそういうわけにはいきません。それであなたが制圧した街は税が下がるという噂が流れたのでここに来ました。」


「俺のクランに入るということで良いんだよな?」


「はい。」


「なら、言っても大丈夫だろ。明後日にカタリナを落とすから少しだけ我慢しろ。」


「本当ですか⁉︎」


「ああ…さっき、決まった所だが…」


(ほとんど、俺が決めたんだけどな。)


「まぁ、失敗はないと思うぞ。一応、このクランで最も優秀な部隊に行かせるし、俺も行くからな。」


「私も連れてってくれませんか⁉︎私はカタリナにずっと住んでいたので詳しいです。それに領主はこの手で倒したいです。」


「・・・わかった。一応、今から第一部隊の所に行くからその時になんとかする。それでいいか?」


「はい!!」



「瞬、ちょっといいか?」


今は第一部隊が訓練場で訓練をしていた。


「なんだ?それに隣の女性は誰だよ?」


「こっちは新しく第一部隊に入る予定のやつだ。」


「よろしく、第一部隊、副隊長の瞬だ。」


「私はルーサク・ライニンルトです。よろしくお願いします。」


「第一部隊には明後日にカタリナを落としてもらう。その時にルーサクはカタリナに詳しいから連れて行け。ここの防衛は第三部隊が明日、帰って来るから安心しろ。」


「遂に俺らも出動か…」


「今回は第一部隊のみでやる。俺も出るしなんとかなるだろ。あと、第五部隊を作っているから。」


「隊長は見つかったのか?」


「ああ…セリアと似てる感じだ。」


「なるほどね。そういえば、保護してる子がクランに入りたいと言ってる奴がいるが、どうする?」


「訓練をしてる分にはいいが、クランに入るにはせめて、12歳になってからだ。」


「そうだよな。」


「あと、第五部隊の副隊長を探しているんだが、ルーサクがいいと思ったんだが、残念な感じになってしまった。」


「しょうがないだろ。また、良い奴が入ってきたらそいつを入れれば良いだろ。」


「俺は明後日、実験場を制圧した後に行くからちゃんとやれよ。領主はルーサクが倒したいらしいからそこは譲ってあげろ。ただ、油断はするなよ。」


「わかってる。もう、2度怒られたんだから3度目のヘマはしない。」


「そういえば、ダンジョンに行ったらしいな。どんな感じだった?星6に行ったんだが中位の奴が各階に少しだけいる感じだ。」


「いつか、完全攻略をしたいんだが、今は我慢するか…」


「そうだな。星十のダンジョンも入ってみたいな。」


「それは少ししたら入るつもりだ。」


ルーサクの顔が驚愕に変わった。


「まだ、誰も帰って来たことがないんですが、大丈夫なんですか⁉︎」


「まぁ、星九まででならしてそこから星十の一階だけ、行くつもりだ。」


「メンバーはあの六人で行くんだよな?」


「ああ…そのつもりだ。それが最も安全だからな。」


「けど、ダカワナはどうするんだ?」


「第五部隊に任せる。ちゃんと編成が終わって、メルエールが教育したらな。できれば良い副隊長が見つかれば良いんだが…」


「けど、カタリナは冒険者がいるから一人くらいは良い奴がいるだろ。」


「そうなることを期待してるよ。じゃあ、あとは頼むぞ。」

「ああ、ルーサク、みんなに紹介するから来てくれ。」



「やっと、仕事が終わった…」


「練君、大変だったね。」


今は凛と二人っきりだ。


「第四部隊の隊長は大変か?」


「団長に比べればはるかに楽よ。それに癒沙が結構、助けてくれるから。」


「良いな、それは。俺も優秀な副官が欲しいな。」


「じゃあ、第四部隊の副隊長を見つけて来てよ。そしたら私がちゃんとした副官になって癒沙に隊長をやらせれば良いのよ。」


「また、副隊長か…誰か、育てるか。ルイ辺りを…」


「それも良いかもね。」


「ていうか、少しだけ離れてくれ。」


「なんで?」


今は仕事場にいるが、ソファーに二人で座ってるんだが、明らか、くっついてる。


「仕事場では、こういうことは良くない。誰かが来たら部下に示しがつかない。」


「大丈夫よ。風域を使ってるから。」


「そういう問題じゃなくて、寝室で好きなだけして良いから…」


「寝室でもするよ。そろそろ、本音を言おうよ。」


「本音は本当に理性が保てなくなりそうだ。」


「じゃあ、今日はもう、シュハイツに任せて休みましょう。置き手紙を置いておけば、良いでしょ!」



凛は置き手紙を用意していた。完全にこうなることを予測して行動していたとしか、思えない。


「じゃあ、行きましょう。」


完全に引きずられる形で寝室に連れてかれた。


結局、朝日が登るまで寝れなかったから疲れがあまりとれなかった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ