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勇者が英雄に変わる瞬間  作者: しろたん
13/33

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明日は雨の日のドキドキを投稿するのでよろしくお願いします。


日間ランキングってどうやったら入れるんですかね?

是非、300位でも良いので入ってみたいです。

よろしくお願いします。

「さて、よく寝れたし、探索を再開するか…」


「けど、これからがツライ。」


「よし、行くか…」


九十六階の扉を開けた。

するとそこには一人の人間の形をした魔物がいた。


「『鑑定』・・・」


「メルエール、どうした?」


「スキルが無いの…」


「なんだと⁉︎」


「その代わり、ステータスが高いの…練と変わらないくらい…」


「どうする?」


「俺がメインで戦うしかないな…それで他が不意打ちしかないな。」


「それしかないか…あとはリーダーに任せるしかないな。」


「そうか。最初から全力で行くしかないな。」


練が突進した。


相手は片手剣を使っているため、躱す。もう、速すぎて残像しか見えない。たまに剣の交わる音が聞こえるだけだ…


「練君、がんばって。」


凜が祈って見守ってる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(こいつには心がないな…厄介だな。)


心の声を発動しても一切、聞こえない。


ガキンッ


(パワーは俺の方があるが、スピードがあっちの方が上だな。)


ザシュッ


(軽く食らったか…けどこっちも一撃食らわせたから痛み分けか…)


一旦、様子を見るために足を止めた…


「『治癒』」


(ナイスタイミングだな。)


「『炎爆発』」


ランシェが攻撃した…


(少し隙が出来たな。)


思いっきり剣を振るった…しかし、スピードは流石で足を傷つけるのがやっとだった。


『練君、聞こえる?』


『この声は凛か⁉︎』


『こっちで隙を作るから少しづつ、削っていって…』


『分かった。タイミングは任せる。』


「『認識阻害の歌』」


「『岩槍激流』」


岩槍激流で避けた所に暗殺術を使ったメルエールが現れた。


「『影現』」


影現

敵の影の中から現れて攻撃するための移動の技。


相手の後ろから不意打ちを食らわせるために首を狙った。しかし、それを剣で防ぐ。そこへすかさず、ランシェが攻撃する。


「『チャージ』『爆裂拳』」


『練君、今よ!!!』


魔物はランシェの攻撃で壁に吹っ飛んだ。メルエールは爆発に巻き込まれてしまい、違う方向に飛んでいった。


(本当にお前らが仲間で良かったよ…)


ギンッザシュッ


そういう風に思いながら、魔物の剣ごと、敵を斬った。まだ、魔物は生きているが致命傷のため。動けていない。


「悪いと思うなよ。一対一だったらどっちが勝ったかわからないが…初めっから六対一なんだ。」


それでトドメを刺した。


「一発で決まると思わなかったわ…」


「けど、メルエールが怪我をしちゃったな。」


今は癒沙の治療を受けている。


「ランシェ!私があそこにいるのに思いっきり、やる⁉︎」


「しょうがないだろ…あのタイミングを逃したらいつ当たるかわかんねぇだろ。」


「ちょっと、メルエールさん動かないでください。」


「・・・今回はランシェの無神経さとメルエール根性に助けられたな。」


「本当にね。」


「よし、メルエールが回復したら下に行くぞ。」


「流石に、今回は辛かったな…スキルが無い魔物って存在するんだな…」


「ええ、びっくりしたわ…だから余計に苦戦したわ…実力の差が出たわね。」


「星一でこれなんだからこれからはもっと厳しくなるな…」


「皆、お待たせ。私はもう、大丈夫よ。」


「ああ、無事でよかった。」


「原因がこいつの所為だから後で帰ったら死ぬほど叱るって決めたから…」


「多少手加減をしてやれよ…」


「ええ、激辛から辛口に変えてあげる。」


「あんまし、変わってない気がするけど…」


「さっさと下に行きましょう。」


階段を降りて行くとさっきまでとは違った扉があった。


「これが最後の扉かな?」


「そうだろ。こんなに金色な扉が普通なわけがない。」


「じゃあ、油断せずに行くか…」


扉を開くと部屋にはたくさんの財宝や、金があった。


「「「「「「・・・えええぇぇぇぇっっっ」」」」」」


「なんでいきなり、ボス部屋から宝が出て来るんだよ⁉︎」


「知らないわよ⁉︎私だって混乱してるんだから!!!」


「あぁ、宝が綺麗だ…」


「ここってまだ九十七階だよな?」


「もしかして、百階まで宝があるのかな⁉︎」


「そんなわけがないでしょ!!!この階でこのダンジョンは終わりなのよ。」


「メルエールだってダンジョンをクリアしたことが無いんだから知ってるわけないじゃん!」


「そんなに財宝があるわけが無いのよ!!!普通!!!」


「皆、とりあえず宝をアイテムボックスに入れてくれ…残った分は俺が入れるから…」


「ヤッホーイ」


ランシェが財宝に飛び乗った。


「これで一生暮らして行けるぞ!」


「まぁ、俺たちの目的には少し近づいたな…」


「とりあえず、家を買いたいわね。本拠地として…」


「これからが大変だな。」


「ああ、流石に人を増やさないといけないしな…」


「かなりデカイ家を買って…メンバー集めを最優先にしよう。自然と集まって来るだろ。」


「そっか、私たち、初めての完全攻略者なんですね。」


「そういうことだ。」


「実力より、国に対する意見が良い方を選べば良いよな?」


「そうね。それで良いと思うわよ。」


「それで人体実験場をぶっ壊して皆からの人気をあげてまた、人を集める。」


「人体実験場にいた子は保護で良いよな?」


「当たり前だ。」


「ついでに領主もぶち殺す。」


「まずは財宝を集めるか…」


皆、思い思いに財宝を閉まっていく。その階の宝を全部しまうと、また下の階の部屋には宝があった。


「これはランシェの感が当たったな…」


九十九階まで行き、


「練、お前なんでそんなにアイテムボックスを持っていんだよ…」


「いや、いつか必要になると思ってたら、まさかこんな所で使うとは思わなかった。」


他のメンバーは九十七階と九十八階でいっぱいになってしまったが、練はただ一人バンバン閉まっていた。


「練のおかげで全部の財宝が手に入るから良いけど…」


「よし、百階に行くか…」


「百階には何があるのかな⁉︎」


「多分、ダンジョンコアだな…」


「そうだろうね。」


「そういえば、私たちが踏破したことをどうやって証明するの?」


「ギルドに行って、最上位の魔石を見せれば問題はないだろ。」


「ギルドで揉めるわよ、きっと…」


「俺たちはあいにく、金持ちだから金では動かない。それに武力できたらその時はボコボコにすれば問題ないよな…」


「やっと着いたぜ、百階。」


「ここまで長かったな…」


「結局、一週間も入ってたからね。」


「よし、行くか…」


扉を開けるとそこには見上げるほどのダンジョンコアがあった。


「デカイな…」


「これは取ったらダメなんだよな…」


「ギルドの規約に書いてあるわ。」


「そうか、転移門はどこだ?」


「あっちの方にあるぜ!」


「よし、帰るか…」


「久振りに太陽が見える。」


「まず、ギルドに行かないとな…」


「そこでまた、揉めそうだな…」


「これ以上、疲れさせたら、手加減ができないかもしれん。」


「一応、百階までの記録を書いてるからな…それを提出すれば良いだろ…」


そう言って、転移門から皆で出た。

その瞬間、太陽の光が照らしていて眩しかった。


「さっさとギルドに行って宴会でも開くか…一応、クラン持ちで。」


「さっすがリーダー、どこまでも着いて行くぜ。」


「とりあえず、めんどくさい仕事からするぞ。」


皆揃って、冒険者ギルドに向かった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ミレイちゃん、これからデートに行かない?」


「こんな奴は良いから私と行かないか?」


「すみません。これから仕事なので…」


「今度、暇な時に誘ってね。」


「はい、また今度。」


(こんな奴らと行っても楽しくないわよ…)


「本当にミレイ、モテるわね…そろそろ、恋人くらい作れば?せっかくの顔が勿体無いわよ。」


「顔も、腕も二流の人とは付き合いたくありません。」


「そうでもないと思うけどなぁ〜」


カランカラン


扉の方を見ると六人の人が入って来た。ほとんど全員が美男美女だ。


「一番前に歩いている人、カッコよすぎない⁉︎」


隣にいた受付嬢がコッソリ聞いてきた。


「うん」


本心から思ったのでそう答えた。


(それにしても皆若い。私は17歳だが、同じくらいだろうか…隣にいる女の子もキレイ。)


「ちょっといいか、栄光の剣というクランなんだが…」


「は、はい…えっとですね。星一のダンジョン石畳みの墓場に一週間前に入っていると記録にあります。」


その瞬間、周りは笑い始めた…


(そりゃそうよね。星一に一週間も何をやってたんだってなるわよ…)


「おいおい、兄ちゃん。舐めてるのか、星一ごときに一週間ってバカじゃねぇの?」


一人の男、ダランが絡んで行った。さっき、私に絡んで来た男の一人だ。


「黙れ、雑魚。お前に話していない。」


その瞬間、周りの空気が静まった。


「はははは、こいつはおもしれぇ!!!俺を雑魚とか。お前、俺のことを知らないのか?」


「知らないな…初めてこのギルドに来たからな…」


「俺はな…このギルドで最強と呼ばれてるんだよ。」


「そうか。その程度でか…このギルドのレベルは低いな。」


「なんだと?」


(ヤバイ。あいつが暴れると物が壊れるし、相手も死んじゃうよ。)


ウロウロしていたら、六人組のうちの四人がバレないように後ろで笑っている。


「だからお前ごときで最強とはイゼリアも落ちたものだと言った。」


「この野郎、舐めんじゃねえぞ!!!」


周りから怒鳴られてる。


「まあまあ、皆落ち着け。君が今すぐに土下座して謝れば、許してあげなくもないよ?」


「ふざけるな。お前ごときに頭なんか下げるか…」


「君は本当に無礼だね…力づくで頭を地面に擦り付けるよ?」


殺気が広がった…周りは体制を整えている。六人組の四人は笑っているが…


「お前ごときにできるわけないだろ。今からお母さんのとこに逃げた方が良いんじゃ無いのか?」


「覚悟しろよ。」


その瞬間、ダランが見えなくなった。


パンッ


ダランの拳が止められていた。周りの人もびっくりしている。受付嬢もだ…


「俺が想像してたよりも弱いな…」


「この野郎!!!」


そしたら逆の手でもう一回、殴ろうとした。


その瞬間、男の姿が消えた。


ドッッッッン


ダランが男の下で伸びている。


「こんなに雑魚のくせに威張るとか、たかが知れてるな…」


「おい、練…ちゃんと手加減しろよ。」


「手加減はした。この男が弱すぎるだけだ。」


(あれで手加減をしてたの⁉︎強すぎる…)


「こいつ、邪魔だな。」


「こいつもバカだねぇ〜

よりにも寄って練に手を出すとか命知らずも良い所。」


ダランを足で突っつきながら言っている。


「昔の自分に行ってるのか?」


「いやー、まあ、そう。」


「このくらいなら誰でも勝てるぞ?」


「まぁ、後衛の私ですら余裕そうだからね。」


「おい、受付嬢。」


「は、はい⁉︎」


「おい、練。お前の所為で怖がってるだろ?」


「そんなことは知らん、こいつの所為だ…それよりこれは問題にならないか?」


「はい、自分から手を出していないので大丈夫です。」


「よし、ランシェ。こいつをどっかに捨ててこい。邪魔だ。」


「はーい。」


そう言って扉の方へダランを蹴飛ばした。


ドゴッッッッン


「はい、終わり。」


「ランシェ、もし物を壊したらどうするの〜?」


「大丈夫だよ。実際にミスって無いし…」


「まぁ、いいか。それよりダンジョンのことで聞きたいことがあるんだがいいか?」


「は、はい!なんでしょうか?」


「石畳みの墓場を完全に攻略したんだがどうしたらいい?」


この瞬間、ギルドが騒然となった。


「今、なんと言った⁉︎」


「遂に完全攻略者が出たのか⁉︎」


「あいつら、何者だ⁉︎」


一人の男っぽい女が話しかけていた。


「ほら、めんどくさいことになったじゃん。」


「別に予想通りだ…それでこの紙に百階まで記録しているから好きに使ってくれ。」


「は、はい。あの証明できる物はありますか?」


「これが最上位の魔石だが、これでいいか?」


そう言ってアイテムボックスからすごくキレイで大きな魔石を出した。


「は、はい。多分大丈夫です。」


「そうか、じゃあな。」


「あの!魔石は売らなくて大丈夫なんですか⁉︎」


「そっちは武器に使うつもりだから売らん。」


「それ以外の魔石はどうするんですか?」


「そっちは商人に流すつもりだから売らん。」


「えっと、もう一度お願いします。」


「だから、商人に売るからここでは売らない。」


(この人は何を言っているのでしょうか?普通ギルドを敵にまわすバカはいないんですけど…しかも、ギルド内で秘密にされているけど、国と繋がっているんですよ…)


「止めた方がいいですよ?ギルドを敵にまわすのは…」


「そんなことは知らん…ギルドで売るより商人に売った方が倍は稼げる。」


「そういう問題では…」


「それに俺たちの所に喧嘩を売りに来るなら来い。手加減はしない。ギルドだろうが、街だろうが、国だろうが…」


その瞬間、ギルド全体に魔力を放出した。ほとんどの人が立っていられなくなった。

「じゃあな。」


そう言って、六人組は出て行った。


「本当にとんでもない連中だったわね。それにギルドの秘密も知っているようだっし…」


「ギルドマスターに報告に行かないといけませんね…」


「そうね。それにダランを瞬殺する相手を敵にしたくは無いわね。」


「そうですね。けど、いずれは衝突しますよ、多分。どんな形であれ…」


「そうだね…じゃあ、ギルドマスターへの報告はしといてあげるわよ。先輩として」


「ありがとうございます。」


(この人は本当に頼りになる先輩です。)



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