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先頭に蛇敏知。
注意しながら普通に歩いている。
あまりゆっくりもしてられない。
少しでも早く階段を登って3階に行きたい。
長くいるほど消耗するだけでなんの得もない。
からくり銃はいつでも撃てるようにしてある。
少々遅れてしまったのが一さんとお六。
それに河童の四平。
さらにお六が新しく出したカプセル妖怪のキツネ火も一緒だ。
心配になったのでカプセルから出してみた。
見たところではまっ白なキツネだ。
現状ではこのカプセル妖怪が有効だということらしい。
それで出てきたのがキツネ火だった。
火を扱う妖怪で四平とは逆になってしまう。
火を扱うというのはこんな場所では不安がある。
こんな樹でいっぱいの所で火を使ってしまったら大火事になったりしないだろうか?
とにかく火が怖い。
これは江戸時代で生活してた人たちの最大の恐怖かもしれない。
一さんが一度は薙刀を手にしたんだけど樹々が密集しすぎてるため薙刀を振り回せない。
小回りが効かないので使うことを断念してしまった。
このグループでは妖怪カプセルが頼みの綱になった。
かなり後方では遊海と源五郎とうっさちゃんのチームがいる。
うっさちゃんが大きすぎてこんな樹だらけの場所を歩くには不向きだ。
遊海と源五郎は、さすがに丸腰でってわけにもいかず蛇敏知になにか武器はないかと尋ねたところ、拳銃を渡されていた。
リボルバーと呼ばれる回転式の拳銃だ。
装填できる弾丸が5発。
装填済みの小型拳銃と15発入りの木箱も渡されている。
遊海は、実際にはそんな銃など扱ったことはなかったが映画とかドラマなんかでは見慣れている。
それとモデルガンなども触ったことがあったりと使い方はわかってるつもりだ。
源五郎はまったく初めてのことでなにもわかってなかった。
試し撃ちでもできれば使い方はわかってもらえるだろう。
こんな場所で余計な音を出すわけにもいけない。
それと有限な弾丸を消費するわけにもいけない。
弾丸は特殊なもので発火弾と呼ばれてるもの。
蛇敏知から説明を受けた。
話を聞いてると超小型のナパーム弾と呼ばれるものじゃないかとピンときた。
アニメや映画なんかでナパーム弾はたま〜に出てくる。
そういったものも見ていた。
こういった時に少しは役立つこともある。
本音ではこんなものを使わなくて進めればいいのにとは思っている。
そうは思っていても降りかかる火の粉は自分ではらっていかなきゃならない。
仕方ないことだ。




