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気づけば姫と異世界統一することに?!  作者: chocolate(ショコラ)
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第1章1〖 冒険の始まり~ロリお母さんには気をつけよう~ 〗

これまでの姫統一は、いつも通りにすぎていく毎日になにか違和感を感じていた、主人公・あいとくん。BARのじいさんの力により異世界に転移したあいとくんは持ち前の運の悪さを発動し、なんやかんやで気づいたらベッドのうえにエルフちゃんといっしょに寝ているという展開に?!ギャグあり、可愛いあり、チートあり!の異世界ドタバタラブコメファンタジー冒険記!気づけば姫と異世界統一することに?!第1章1節始まり始まり。

「・・・、さん、いさん、おにいさんってば!」


はっΣ(´□`;)


俺はこの、俺の膝の上にまだ座っている可愛いエルフちゃんの花の香りで意識が現実に戻った。


「話してる途中で、突然どうしちゃったのおにいさん。」


「あ、いや、ごめん。少し記憶が蘇ったといいますか、なんといいますか。えっと、それでなんの話だっけ?」


「いや、だからさ、おにいさんは一体どこからきたの?」


「どこから...、ど、どこからでしょう?」


「はい??わかんないの??」


いや、実際はどこから来たのかはしっかりと思い出した。俺は幼馴染のさやかの家に行く途中にケーキ屋によってケーキを買った。その後にこじんまりとしたカフェみたいなBARに入って変なじいさんと話して、突然目の前が暗くなって気づいたら森の中にいたんだ。それで何やかんやで可愛い女の人を見つけたのは良いものの魔獣に襲われて気を失った。で、この人達の話によると、俺は気づいたらこのエルフの町の宿の入口で横になって倒れていたらしい。(なぜ、俺がそんなとこにいたかというと、たぶん気を失った俺をあの泉にいた女の人が運んでくれたんだと思う。)


しかし、この事実を言ったところで訳が分からないだけだろう。


「まあ、なんとなくは思い出せるような出せないような。頭を強く打ったせいか記憶が曖昧でね。」


なんとか強引に誤魔化した。ただ、頭を強く打ったのは事実だ。


「そうなの?!おにいさん大変じゃん?!?!」


「確かにそれは大変だねえ、。」

あわせるように僕を心配してくれたこの人は、俺が外で倒れているのをみつけてここまで運んでくれた上に、魔獣にやられた傷と呪いを治療してくれた人だ。俺の膝の上に乗っているこの子のお姉さんらしい。


「うーん、でもあなた人間でしょ?だったら、王都の方からきたんじゃないの?」


「王都?」


「そう、王都。そこにはたくさんの人間が住んでるのよ。だから、あなたもそこから来た可能性が高いと思ったの。」


そうか、ここにも一応人間が存在するのか...


「王都か、王都に行くのはにどうしたらいいんだ?!」


「まあまあ一旦落ち着いて。そんなにあせらなくても、王都への行き方ぐらい教えるわよ。」


「そうか、そうだな。」


ぐううう。


その時、ちょうど良くお腹がなった。


「そういえば、かれこれ昨日から何も食べてないな。」


「ええ!だったら、おにいさんご飯食べていきなよ〜」


と、膝の上に座っているエルフちゃんが言った。


「え、でも、俺お金持ってないよ?」


「そんなお金なんていいよいいよー。ね?おねえちゃんもいいでしょ??」


「まあ、別にいいんじゃない?。お母さんもきっと同じこと言うだろうし。食べてってよ。」


「わーい、おにいさんとごっはん〜♪」


「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えようかな。」


なんやかんやで王都への行き方とご飯を手に入れた。


「あ、じゃあ、先に一階の私たちのキッチンに行ってて。私もすぐ行くから。」


そう言うと、彼女は部屋から出ていってしまった。


そして、俺も膝の上のエルフちゃんを下ろして、自分もベッドから降りて、1階へ向かった。

1階に降りると、たくさんのイスやテーブルが置いてあって、宿屋らしい感じが広がっていた。


そんなことを思っていると、


「あ、おにいさん!きがついたんだね!」


カウンターの方からなにやら高い声でしゃべる人が近づいてきた。


この子もエルフで、背も小さく声も高い。たぶん、あの子達の妹だろう。


「えっと、さっきのエルフの子達の妹ちゃんかな?」


「ええ!!、、。私、そんなに子どもに見える?!?!(><)」


と言って、涙目になってしまった。


「え?え?違うの??」


というやり取りをしていると、さっきのエルフちゃんも2階から降りてきた。


「あ、お母さーん!あのさ、このおにいさんもご飯食べるってさ、、って、え、なんでお母さん泣いてんの?」


...え、お母さん??俺は頭の中がよくわからないことになった。


「えーん。だって、だってね、このおにいさんが私のことをあなた達の妹と勘違いしたのよー?」


「いや、だって、あまりにも幼い感じだったから、てっきり妹なのかと。」


「わーん。やっぱり私って幼く見えるんだーー。。」


「ちょっと!あんた、私のお母さん泣かせてんじゃないわよ!」


「いやいや、だってさ、、。」


「えんえん。ぐすっ。」


ど、どうすりゃいいんだこれ、、。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなこんなで現在、場面は1階のキッチン。


ルンルン♪とさっきのロリお母さんが何かを作っている。


「はーい、みんなー、できたわよー!」


「わーい!おいしそー!!」


でてきたのは、アップルパイ?ぽいものだった。


「いただきまーす!」


「はーい、召し上がれー!」


膝の上のエルフちゃんが最初に食べ始めた。待ちきれなかったのだろう。可愛いなあ。


俺もそれに続くように、食べ始めた。


パクッ。


「うん、おいしい!!」


パイ生地に甘い果物が刻んで入っていて、やはりアップルパイに似たものだった。


「そう、なら良かったわー♪」


「まあ、ご飯もいいけどさ、まずは自己紹介でもしない?」


そういったのはお姉さんの方のエルフちゃんだった。


「そういえば、名前もまだ聞いてなかったね。えっと、俺の名前は、えーと、、、アイトだ。アイト・アースティン」


ここはどうやら日本ではないようだから、勇坂あいとという名前はダメだと思い、とっさにこの名前を思いついた。


「へえ、アイトくんね!いい名前じゃない!私の名前は、イリアよ。みんなのお母さんです!そして、お姉ちゃんのマリアと、妹のアリアちゃんよ。」


「マリアです。」


「アリアだよ!」


「わかった、マリアと、アリアちゃんね。よろしくね。」


「えっとそれで、アイトくんはどこから来たの?その服装あまり見かけないものだけど、そういう文化があるとこから来たのかな?」


「ま、まあ、半分当たってるような当たってないような。」


「お母さん、この人ね、頭を強く打ったせいで少し記憶が曖昧らしいのよ。」


「まあ、それは大変じゃないの!なにか、聞きたい事とかあったら、なんでも聞いてね??」


「聞きたいことですか...うーん。」


たくさんあって何から聞こうか迷っていた。

その時、ふと美味しそうにアップルパイ?を食べるアリアちゃんが視界に入った。小さい頃のいのりを見てるようだった。


いのり、、。いのり?!


「そうだ、いのり、いのりはどうした?!」


「ん?いのりちゃん?あいとくんの連れの人か誰かなの?」


「いや、いのりは俺のたった1人の可愛い妹です!どっかで、見ませんでした?」


「ここら辺に人間の人が来るのは珍しいから見たなら覚えてるはずだけど、見てないわねえ。」


「そ、そうですか。」


どうやら、この世界に来たのは俺だけのようだった。


「すいません、今のは気にしないでください。それよりさっきの話に戻るんですけど、聞きたいことが何個かありまして。」


「なになに?お姉さんが分かることならなんでも教えてあげるわよ。」


このロリお母さん、自分のことお姉さんって言ってるよ...


「えっと、まず、王都に行きたいので、王都への行き方を教えて欲しいんですけど、、」


「ああ、王都ね。うーん。、、。それなら、明日の朝、ちょうど王都に行く馬車があるからその荷台に乗せてもらうといいわ。話は私がつけといてあげるから。」


「おお、それは助かります!」


「他に聞きたいことは?」


(うーん、まずは王都にいくにしろなんにせよ、この世界のことをよく知らないとダメだよな。)


「あの、マリアが俺に使ってくれた、治癒魔法ってなんですか?」


「え?!あなた、魔法を知らないの?見たこともないの?」


「ま、まあ。あまり記憶にないといいますか...。」


「まあ、いいわ。少し長くなるけど、魔法についてのいろはを教えてあげるわ!まずは、そうね、この世界がひとつの大陸だった時代から話さないとだめね!そう、元々この世界はひとつの大陸だったの。それからね、、、」


・・・1時間後。


「まあ、そんな感じで大陸がふたつに、そして3つとねわかれたわけなの。それでね、、、」


・・・2時間後。


「それで世の中には五つの基本属性があってね、そのかみ合わせが、、、」


な、長い、長すぎる!!


「ね、ねえねえ、マリア、この話、いつ終わんの?」


「知らないわよ。お母さん、こういう話好きだから、1回始まるとなかなか終わらないよ。」


「ま、まじか、、。」


「ムニャムニャ。スゥースゥー。」

アリアちゃんが可愛い寝顔で寝ていた。

(可愛いすぎかよ。)

と、ツッコミを入れつつも、ロリお母さんの話はまだまだ続いた。


・・・さらに2時間後。


「そんな感じでね、いまのこの魔法やスキルというシステムが出来たのよ。わかった?」


「は、はい。とってもよくわかりましたです。はい。」


もう、意識が朦朧としている。


なんやかんやでめちゃくちゃ長い話を聞かされたが、要約するとこういう事らしい。

まず、この世界はもともとひとつの大陸だったが、時の流れとともに色々あって五つに別れてしまったようだ。

ひとつの大陸だったとき、多くの種族が存在したが、分断された今、この大陸には大きくわけて8つの種族が存在するらしい、他にも希少種族というのも存在するらしいが、ほぼ伝説上の話で、実際に存在するのかはよくわからないようだ。

で、ここからが本題なのだが、大陸が分断された時に発生したエネルギーがこの世界の全生物に影響を及ぼし、それ以来、生物はとある不可思議な能力を使える様になったらしい。その能力こそ彼らが魔法、魔術、スキル、アビリティと呼ぶものだ。

ひとつひとつ説明していくと、まず魔法と魔術には大きくわけて五つの、火、水、木、光、闇、の属性があるようだ。ほかにも細かくいうと上位属性として風属性や土属性など、さまざまなものがあるようだが、基本はその五つの属性らしい。そして、詠唱をすることによりその魔法などを発動することができるようだ。

次に、スキルとは誰かに教わることにより覚えられ、アビリティとはその者が生まれながらにしてもっている能力?のことらしい。これは説明をきいてもあまりピンと来なかったのだが、どうやら、俺にもすでに備わっているものらしい。そして、ついでに言うと、ユニークスキルと、ユニークアビリティというのも存在するらしく、スキルやアビリティには全員が持つことの出来るものとそう出ないものが存在し、みんなが使えるものをスキル、一部の人しか使えないものをユニークスキルというらしい。そして、誰でも能力として持つことが出来るものをアビリティ、その人しか持っていない能力をユニークアビリティというようだ。


・・・、自分で要約しといてなんだけど、なかなか分かりにくいのによく理解出来たな。と自分で自分を褒める俺であった。


「ま、まあ、だいたいのことはよくわかりましたです。ありがとうございました。」


「いやいや、いいのよ、このぐらい。続き聞きたかったら、もっと教えてあげてもいいわよ?」


「いや、もうお腹いっぱいなんで大丈夫です!」


「あらそう?まだまだ語り足りないんだけどな。」


このロリお母さん、見た目はこんなだけど中身は完全な世間話大好きな近所のおばさんと一緒だよ!!


「今日はもう疲れたので部屋に戻って寝ます。おやすみなさい。」


「あ、じゃあ、明日の朝に王都に行く馬車の件、話つけておくわね?」


「ああ、よろしくお願いします。」


そう言って俺は2階の元いた部屋に戻った。


「ふう。あのロリお母さんの話長すぎだろ。」


そんなことをボヤきつつベッドに入ると眠気が一気に押し寄せてきた。


「ふわぁ。明日はとりあえず王都に向かって出発か。じいさんになんだかんだ言われてこの世界来たけど、今んとこかなり楽しいな。ロリお母さんの話以外は...。明日はもっと楽しくなるといいなあ。、、。」


そんなことを想いながら俺は寝てしまった。






次回予告、

欠けていた記憶を思い出し、この異世界について知る為にエルフのロリお母さんからめちゃくちゃ長い話を聞かされるハメになったあいとくん。そして、ついに王都へ出発を始めるあいとだが、そこでまたもや事件が?!次回、「あいと、ついに犯罪を犯してしまう?!妹が1人増えました。」ぜってー、見てくれよな!

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