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第23話  コロシアム


「ライト~!」


遠くから猫耳娘が走ってくる。

凄いスピードだ。


砂埃のたち具合が尋常ではない。


「来てくれたんだね!!待ってたよ!!」


因みに早く着すぎていたので、待っていたのは俺のほうである。


「相変わらずだな・・・あと今回は俺様もエントリーするから。手加減なんてするな。」


「え!?ライトもこの大会に出るの?ほんとに!?」


「嘘ついてどうする。」


「やったーーーーーーーーー!でもライトに優勝譲る気ないからね!!あと優勝したらデートってのも忘れないように!」


以外にちゃっかりしている。


「いいだろう。デートでも何でもしてやる!!俺様を倒す事ができたらだがな!!」



試合会場前で緊張感も無く、優勝宣言をする二人。

明らかに浮いていた。


他の選手は殺気だっていて、いつ争いが起こってもおかしくはない。


『一回戦に出場されますライト様とボルゾイ様試合会場までおこしください』


「って訳だ。決勝戦でまた会おうな。」


「うん!!!頑張ってね!!」




・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・


試合会場はコロシアムのような円形の作り。

席は観客で埋め尽くされていた。


『ワーーーーーーーーーーーーー!!』


凄い歓声に耳を塞ぎたくなる。

娯楽と言うものが少ないためか大人気である。


そして一回戦が始まる。


ボルゾイはどうやら魔法より肉体を使うようでムキムキのスキンヘッドのおっさんだった。

正直自分が魔法を使えないので、魔法使いよりは断然やり易い。


試合の開始の合図とともに走り出す俺とボルゾイ。






とりあえず思いっきり殴った。






『ドンッ』


ボルゾイはガードをした様だが派手に吹き飛ぶ。

・・・・飛ぶ

・・・・飛ぶ

・・・・飛ぶ




壁にぶつかるまでボルゾイは空を舞った。


あれ?

俺ってこんなにパワーあったっけ?


戦闘らしい戦闘を今までしていなかったから自分がどれぐらい強いのか分からない。

だがオッサン一人を軽くぶっ飛ばしてしまった。



『ワーーーーーーーーーーー!!!』


ボルゾイが一撃で立ち上がれないと分かると観客は一気に沸きあがる。

ベルがいたらボルゾイのレベルがどれぐらいか鑑定してもらいたい所である。


「おいおい・・・・冗談だろ・・。」


あまりの手ごたえの無さに呆然である。


・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


「おめでとうライト。やっぱ強いねー。ライト今日は何か一段と強そうだもん。ボクも負けてらんないや。」


試合が終わるとみゃむが歓迎してくれた。

自分のことのように喜ぶみゃむ。


「次はお前だろ?頑張ってこいよ。」


頭をなでなですると嬉しそうに目を細める。


「ライトから頭撫でられるの好きかも・・・。」


「そろそろ時間だろ?行ってきな!!!」


なでてたら、このまま時間過ぎても動きそうに無かったので背中を思いっきり叩いて激励してやった。


「いたああああああああああ!!」



・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


みゃむの試合も一方的な展開だった。

文字通り秒殺である。








ってか・・・・・・・・・・・・・・みゃむの動きが早すぎて見えない。



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