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第十二話 「王者の称号剥奪」
無敗の王者・・・だった
神明高校にとって準優勝は
一回戦負けと同等の屈辱的なものとなった。
「監督、敗因を一つ上げるとすれば、
やはり新幡選手の存在でしょうか。」
「確かに新幡の存在は大きい。うちのエースですからね。
でもね例えエース途中交代の事実があったとしても、
それは敗因とはならない。
一人や二人をカバーできるだけの戦力があってこそ
王者としての品格を保つことができる。
今の我々に王者を語る資格はありません。」
「それは王者としての称号を手放すと言うことでよろしいのでしょうか。」
「手放す?そんな生易しいものではない。剥奪です。
一点しか取れなかった、
いや取らせてもらえなかった
南くんの方が一枚上手だったと言うことです。
いちから出直します。」
これは神明高校、昭監督が試合後のインタビューで残した言葉である。




