お疲れ様会一日目(前編)
皆は一日目のフリマを終えてペンション来ていた。
さすがに町長は来なかったがなぜかピエロが来ていた。
「あなたが来るとは思っていませんでしたよ。」
錬からの冷徹な言葉にただニコニコしているだけで反論はしてこない。
錬は敵意剥き出しなのだがピエロは特に何も感じないのか錬を眺めていた。
錬はうっとうしいと思っていると丁度料理が運ばれてきた。
「皆さん、料理出来上がりましたよ。」
メリアとフィーネが大皿に大量に乗った料理を持ってくる。
錬はピエロから離れるためすぐに料理に食らいついた。
最初は味が分からなかったがピエロの事が頭から離れると料理の美味しさに気がつく。
「上手いなこれ。」
「そうですか。ありがとうございます。」
リェルは錬に料理を称賛されるが、真顔で感謝を述べる。
錬も特に何も思わないが少しくらい喜びを見せてもらいたいところだった。
そんなことを思っていると、
「ねぇねぇ、私が作ったのはどうかな。」
リアから出された料理は見た目は全く悪くない、どちらかと言えば良いのだが臭いがおかしい。
「なんだこの料理。臭いおかしいんじゃないのか。」
錬がそういうとリア微笑んだ。
「これはね、そういうと料理なんだ。味は美味しいから食べてみて。」
その言葉に錬は怪訝な表情をするが一口いただく。
「うん、上手い。」
「でしょう。」
楽しい雰囲気が続く一日目のお疲れ様会はまだまだ続く。




