商売の天才?
特に大きな問題が起こることなく一日目のフリマは終わろうとしていた。
「今日は大変だったけど目立った大きな問題が起きなくてよかったね。」
「そうだな。問題が起きて中止何て事が起こったら最悪だからな。」
「そうだね。明日もしっかり警戒体制で問題が起こらないように防ごうね。」
「リアは争いとか戦いの前だと生き生きするな。」
錬の言葉にリアは苦笑する。
「そんなことない・・・はずだよ。」
「断定出来ないのかよ。」
「「はははは・・・」」
二人は受け付けに座りそんな会話をしていると、一人の暗そうな女性が目の前にやって来た。
「す、すみません。こ、ここがフ、フリーマーケットのう、受け付けですか。」
少し挙動不審な女性だがそれくらい何も思わない錬はすぐに対応する。
「はい、こちらがフリーマーケットの受け付けになります。店を出されるんですね。日替わり制をとっているので明日の方がお得ですよ。」
「いえ、大丈夫です。」
今まで挙動不審が嘘だったかの様な対応をしてくる。
錬はそれならなと五百リオを要求するとすぐに払った。
店は錬たちから見えるところに店を出した。
その場所は幅がほとんどなくこじんまりとしている。
人は通るものの誰も止まる気配はない。
だが、一人の少年が立ち止まるとその女性は立ち止まった。
すると置いていた商品の特徴や使い方を大声で話し出した。
錬でも興味を引かれてしまう説明をしている女性の商品は一瞬にして全て売り切れた。
数分後その女性は錬たちに一礼して帰っていった。
錬はなにも言えずただただうつ向いていた。




