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猿寺の凍れる夏  作者: 孔雀丸


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第15話 救えるはずだった命

お待たせしました、第15話「救えるはずだった命」をお届けします。


前話にて、莉奈の札が斬牙の人間性へ触れ、「戻りたくない」という本音が引き出されました。歩美と莉奈の胸には、今度こそ斬牙を救えるかもしれないという確かな手応えがあったはずです。


しかしその手が届く直前、境内には季節外れの冷気が舞い降ります。


十彩獣団がようやく掴みかけた「もう一度選び直す」可能性は、果たして間に合うのか。それとも――。


そして今話では、伊織と綾実の前に、思いもよらない顔が現れます。ぜひ最後までお読みください。


※本作の執筆にあたり、プロット整理や推敲の一部でAI(Claude/Anthropic)を活用しています。

 風が止まった、と歩美(あゆみ)は思った。

 いや、止まったのではない。斬牙(ざんが)の背中から突き出た矢が、周囲の空気ごと凍らせていた。

 白い羽根に似た軌跡が、境内の緑を横切って消えていく。斬牙は前のめりに膝をつき、そのまま地面へ倒れ込んだ。

 灰色の装甲鱗に覆われた背中と、後頭部の付け根に、氷の矢が深く突き刺さっている。

「斬牙……!」

 歩美は反射的に駆け出していた。手には黄色い回復札を握っている。

 数秒前まで、この札を斬牙の胸へ押し当てるつもりだった。人間へ戻せるかもしれない。莉奈(りな)と二人で、そう確信していた矢先だった。

「まだ、間に合う」

 自分に言い聞かせるように呟く。斬牙の傍らに膝をつき、震える手で札を伸ばす。

 だが、届かなかった。

 斬牙の装甲鱗の縁から、灰が生まれ始めていた。炎に炙られたのではない。存在そのものが、内側から崩れて風に還っていくような消え方だった。

 伸ばした歩美の指先が、灰へ変わりかけた斬牙の腕に触れる。触れた瞬間、そこはもう何もなかった。

 指の間を、灰がすり抜けていく。

 斬牙は、馬場翔之助(ばばしょうのすけ)の顔へ戻ることもなかった。十六歳の少年として死ぬことすら、許されなかった。

 装甲も、爪も、灰色の鱗も、すべてが崩れ、夏の風へ溶けていく。あとには何も残らない。

 灰の粒子だけが、境内の緑の上を薄く漂って、木々の間へ吸われていった。

 歩美は回復札を握りしめたまま、地面へ膝をついた。

「……間に合ったはずなのに」

 声は、叫びにはならなかった。喉の奥で潰れて、掠れた息だけが漏れる。涙は出なかった。

 ただ、身体の中心から何かがすっぽりと抜け落ちていく感覚だけがあった。

 すぐそばで、莉奈が立ち尽くしている。回復札を持つ手を、胸の前できつく握りしめている。

 莉奈は歩美の肩に手を置かなかった。「あなたのせいじゃない」とも言わなかった。

 言えなかった。莉奈自身も、あと少し早ければ間に合っていたことを知っていたからだ。

 本堂の前では、慎悟(しんご)が拳を握って立っていた。傷のせいで前へ出ることもできず、寿蒙(じゅもう)とともにここまでの戦況を見守っていた。

 斬牙が消えた瞬間、慎悟は口を開きかけて、そのまま閉じた。

 何を言っても、今の歩美には届かない。慎悟は拳を握ったまま、それ以上言葉を継がなかった。

 夏の風が、境内を吹き抜けていく。

 斬牙だった灰が、地を這うように流れ、木々の合間へ消えていった。

 ◇

 戦闘の余韻が境内に残っていた。

 荒い呼吸。折れた木の枝。踏み荒らされた土。斬牙の鉤爪に削られた石畳の跡。頭上では、何事もなかったように蝉が鳴いている。

 友紀(ゆき)も、南海(みなみ)も、蓮(れん)も、翼(つばさ)も、翔一(しょういち)も、健太(けんた)も、誰も口を開かなかった。

 斬牙を追い詰めるまでの連携。あと一歩で救えたはずの手応え。そのすべてが灰になって、木々の間へ消えていった。

 その静寂の中で、伊織(いおり)だけが違う気配を捉えていた。

 首筋に、冷たいものが触れている。

 季節は真夏だ。日差しはまだ境内の石段を白く照らし、蝉の声は途切れることなく響いている。

 それなのに、頭上の木々の間から、明らかに季節外れの冷気が降りてきていた。

 伊織はゆっくりと視線を上げた。

 ◇

 太い枝の上に、それは立っていた。黒と白の装甲鱗。

 頭部には半透明の氷冠が湾曲し、その内側で青白い光が緩やかに脈打っている。

 淡い水色の瞳が、倒れた斬牙のいた場所を見下ろしていた。

 手にした凍珠弩(とうじゅど)の先端から、白い冷気が糸のように立ち昇っている。

 斬牙を仕留めた直後だというのに、凍珠(とうじゅ)には誇る様子も、勝利に浮かれる気配もなかった。

 ただ、標的の消滅を確認しているだけだ。任務の完了報告を、自分自身へ言い聞かせるように。

 伊織の身体が動いた。清澄弓に矢をつがえ、木の上の凍珠へ切っ先を向ける。

「……あなたが、撃ったのですね」

 普段の柔らかい声ではなかった。低く、硬い。矢をつがえた指先に、いつもより力がこもっていた。

 凍珠は答えなかった。

 綾実(あやみ)も月影剣(げつえいけん)を構え、伊織の隣に立つ。他の仲間たちも武器を握り直し、警戒の輪を作った。

 だが、この場の中心にいるのは伊織と綾実だった。

 誰もそれを口にしなかったが、二人の視線の先には、他の誰も見ていないものが映り始めていた。

 ◇

 綾実は、木の上に立つ凍珠の姿を、じっと観察していた。

 足幅。肩の高さ。武器を構えた時の重心の置き方。

 正面から力任せに殴り合う戦士の身体つきではない。遠くから狙いを定め、呼吸を止め、一射で仕留める者特有の、静止した美しさがあった。

 そして、綾実はその静止に、覚えがあった。

 伊織も同じものを見ていた。

 凍珠の淡い水色の瞳が、伊織へ向く。黒い瞳と、正面からぶつかった。

 伊織は、その視線の置き方に気づいた。標的そのものではなく、矢を放つ直前、視線がほんの少しだけ下がる。

 呼吸を整える瞬間には、左肩も同じだけ沈む。

 伊織の中で、記憶の断片が浮かび上がった。

 福江北東(ふくえほくとう)中学校。弓道場。夏の大会前の、湿った空気。

 まだ名前までは辿り着かない。それでも、違和感は伊織の中で確実に膨らんでいった。

 ◇

 凍珠の左腕が動いた。

 伊織は弦を強く引き絞る。

「動かないでください」

 凍珠は伊織を見たまま、動きを止めた。

 その直後だった。黒と白の装甲鱗が、音もなく崩れ始めた。

 仲間たちは一瞬、新たな攻撃かと身構えた。だが現れたのは、別の鬼ではなかった。

 細い肩。顎のあたりで切り揃えられた黒髪のショートボブ。華奢な身体。そして、十五歳の少女の顔が、装甲の下から姿を見せた。

 伊織の、弦を引く腕から、ふっと力が抜けた。

 綾実が目を見開く。

「……嘘」

 布目優(ぬのめゆう)。

 福江北東中学校時代の同級生。伊織と同じ弓道部にいた少女。そして、綾実とも同じ学校で三年間を過ごした少女だった。

 派手な驚きではなかった。記憶の中でずっと同じ場所にいた人間が、目の前の、斬牙を殺したばかりの少女と、音もなく重なっていく。

 それだけで、背筋が冷えた。

 ◇

 伊織の意識の奥で、中学時代の光景がよみがえる。

 弓道場の板張りの床。弦を放つ音。的の中心へ矢が刺さる乾いた響き。

 夏の湿った空気の中、部活動が終わったあとの片付けの時間。

 優は、誰とも積極的に言葉を交わさなかった。伊織との会話も、多くはない。

 それでも、伊織の隣で弓を引きながら、無理に沈黙を埋めようとはしなかった。

 あの沈黙は、伊織にとって、不思議と息がしやすいものだった。

 優の射形も、覚えている。左肩がほんの少し下がる。的の少し下を見る。矢を放つ直前の、浅い呼吸。

 目の前にいる凍珠の癖と、完全に一致していた。

 伊織の口から、自然に名前がこぼれ落ちた。

「……優」

 その二文字を聞いた瞬間、優の肩が、ほんの少しだけ震えた。

 ◇

 綾実の中にも、中学時代の記憶が戻ってくる。

 優とは親友と呼べるほどの間柄ではなかった。だが綾実は昔から観察力に長けていた。

 だからこそ、小さな変化に気づいていた。

 テストが返却される日の優。三者面談が近づく頃の優。母親の話題が出た時、その場からそっと離れていく優。

 いつもより口数が少なくなる。俯く時間が長くなる。

 当時の綾実は、それ以上踏み込まなかった。家庭のことを聞くのは失礼だ。本人が話さないのなら、無理に触れるべきではない。そう判断した。

 その判断が間違っていたと、今の綾実は断定できない。だが今になって、一つの疑問が胸を刺す。

 ――あれは、助けを求められなかった人の沈黙だったのではないか。

 綾実は、言葉を選んだ。

「布目さん」

 優が、綾実へ視線を向ける。

「……あなた、あの頃から、苦しかったの?」

 ◇

 伊織と綾実は、優を取り囲むような位置に立っていた。だが、それは説得のための包囲ではなかった。

 武器は完全には下ろされていない。斬牙を殺害したばかりの相手であることを、誰も忘れてはいなかった。

 伊織は矢尻だけを、ゆっくりと地面へ向けた。

「優……なのですね」

 優は答えない。

 伊織が一歩、前へ出る。

「私です。伊織です」

 優の指先が、小さく震えた。

 伊織はその手を見た。左手の親指のあたりに、弓道で弦を扱っていた頃の名残が、薄い硬さとなって残っている。

「同じ道場で……一緒に弓を、引いていたでしょう」

 優はまだ答えない。声を出しかけて、途中で止めた。喉の奥で何かがせき止められている。

 綾実も月影剣を、少しだけ下げた。

「テストが返ってくる日も、面談の前も」

 綾実は、続けた。

「いつもより、話さなくなってた。私、気づいてた。でも、聞かなかった。聞いてはいけないことだと、思ってたから」

 綾実は、自分を泣かせなかった。声も震えなかった。ただ、思っていたことを、そのままの強さで口にしただけだった。

 それが、かえって伊織の胸に残った。

 伊織が尋ねる。

「どうして……こんなことをしているのですか」

 優が、初めて口を開いた。

「……撃ったのは、私」

 短く、乾いた声だった。

「私が、決めた」

 綾実が、すぐに問い返す。

「本当に?」

 優の眉が、小さく動いた。

 綾実は責めなかった。声を荒らげることもなかった。ただ、もう一度だけ、同じ言葉を繰り返した。

「本当に、全部あなたが決めたの?」

 その問いが、優の中の何かへ触れた。

 ――あなたは悪くないわ。

 ――もう、誰にも私の答えを決めさせない。

 美里(みり)の声が、優の耳の奥で反響する。だが、その記憶は長く続かなかった。

 断片が浮かんでは消えるだけで、優はそれを言葉にしなかった。

 優の呼吸が、一度だけ浅くなった。

 伊織は、それが中学時代から変わっていない癖だと分かった。緊張した時、優はいつも同じ呼吸をしていた。

 ◇

 伊織が、もう一度呼んだ。

「……優」

 今度は、敵へ向ける声ではなかった。かつての同級生へ、そっと差し出す声だった。

「帰ってきてくださいとは、言いません」

 伊織は続けた。

「何が正しいかを、私が決めることもできません。でも」

 一拍、間を置く。

「あなたが本当に、自分で選んだのかだけは、もう一度考えてください」

 伊織は、答えを命じなかった。人間へ戻れとも、鬼をやめろとも言わなかった。

 ただ、優自身の手に、選ぶという行為そのものを返そうとしていた。

 優の表情が、小さく歪んだ。

 そして、絞り出すように言った。

「……私を」

「え……?」

「私を、優と呼ばないで」

 優は続けた。声が一度、詰まる。

「優は……」

 伊織は、動かなかった。矢を引く手も、優を見つめる目も、そのままだった。

「家へ帰れなかった、あの夜に、死んだ」

 その台詞は、絶叫ではなかった。むしろ震える程度に抑えられていた。

 だからこそ、優自身がその言葉を完全には信じ切れていないことが、伊織にも綾実にも伝わった。

 ◇

 直後、優の身体を黒と白の鬼気が包み込んだ。

 綾実が叫ぶ。

「伊織、下がって!」

 木の幹に、一瞬で霜が走った。優の身体へ再び黒と白の装甲鱗がまとわりつき、氷冠が形を取り戻す。

 淡い水色の瞳が、再びそこに宿った。

 凍珠が、戻ってきた。

 伊織も清澄弓を構え直す。だが、先ほどまでとは、明らかに感覚が違っていた。

 もう、単なる敵には見えなかった。

 凍珠は枝を強く蹴り、別の木へ飛び移った。

「逃がすな!」

 友紀の声が響く。翔一が上空から追跡へ向かおうとする。健太たちもすぐに動いた。

 ◇

 その瞬間、山道と境内の間の空間に、複数の鬼気が立ち上がった。

 恨卑(こんぴ)。疾牙(しつが)。怒突(どとつ)。

 十匹以上の小鬼たちが、湧き出るように姿を現し、十彩獣団の前を塞ぐように並んだ。

 友紀が舌打ちする。

「ここで数で稼ぐつもり……!」

 翔一の進路も、恨卑の群れに阻まれた。

 健太が前へ出て、玄牙棒(げんがぼう)を構える。

「俺が抑える。行けるやつは行け」

 翼が敵の数と配置を素早く確認する。

「無理に突破しようとすれば深追いになる。優先すべきは負傷者の有無だ」

 その隙に、凍珠は木々の奥へと姿を消していった。

 ◇

 伊織だけは、まだ狙いを合わせることができた。

 木々の隙間を抜ける凍珠の背中は、まだ射程の中にある。

 足を射抜けば、動きを止められる。清澄弓(せいちょうきゅう)と泉純(せんじゅん)の力があれば、それは技術的に可能だった。

 弦を、強く引き絞る。

 照準は、合っている。

 だが、指が離れなかった。

 中学時代の優の姿が、凍珠の背中に重なって見えた。

 誰にも話しかけず、誰にも助けを求めず、ただ伊織の隣で、同じ的だけを見つめていた少女。

 伊織は、矢を放てなかった。

 凍珠は、そのまま木々の奥へ消えていく。冷気の気配だけが、しばらく空気の中に残っていた。

 弓を下ろした手が、微かに震えている。射手として、自分は今、明らかに失敗した。それだけは、分かっていた。

 だが綾実は、伊織を責めなかった。

 綾実が言う。

「反応してた」

 伊織が顔を上げる。

「え……?」

「あなたが、名前を呼んだ時。私が昔の話をした時も」

 綾実は一拍置いた。

「呼吸が、乱れてた」

 そして、続けた。

「布目優は、まだいる。凍珠の中に」

 その言葉は、抑えた声のままだったが、確かな重みを持って、その場に落ちた。

 ◇

 言葉を交わす間もなく、恨卑の一体が伊織たちへ飛びかかってきた。

 伊織は、今度は迷わなかった。

 白い矢を放ち、恨卑を正確に射抜く。氷を纏った矢が命中した瞬間、恨卑は短い悲鳴を上げて崩れ落ちた。

 綾実も紫舞盾を構え、疾牙の爪を受け止める。

「私に構わず、正面から来なさい」

 綾実の声に、迷いの色はなかった。二人は自然と背中合わせになった。

 長い戦闘にはならなかった。恨卑と疾牙、そして怒突の群れは、最初から凍珠を逃がすための時間稼ぎに過ぎない。

 数にはまとまりがなく、健太が正面から突撃してくる怒突を金棒で弾き返すたびに、群れの動きは乱れていった。

 戦いながら、伊織が小さく呟いた。

「次は……話します」

 綾実が敵を見据えたまま答える。

「ええ」

「今度は、ちゃんと聞きましょう」

「あの頃、聞けなかったことを」

 二人は再び、目の前の小鬼へ向き直った。

 ◇

 やがて、恨卑、疾牙、怒突の群れは退けられた。だが、凍珠の霊気はすでに完全に消えていた。

 境内には、蝉の声だけが戻っていた。

 折れた木々の枝、踏み荒らされた土、そして先ほどまで斬牙がいた場所に残る、薄い灰の跡だけが、この戦いのすべてを物語っていた。

 伊織は森を見つめていた。

 もう追跡は不可能だった。

 綾実が、伊織の隣に立った。すぐには言葉をかけなかった。二人の間に、長い沈黙が生まれた。

 その沈黙を、伊織はかつての弓道場の空気と重ねていた。あの頃、伊織と優はこんなふうに、言葉を交わさずに並んでいた。

 だが、意味は違っていた。

 あの頃の沈黙は、踏み込まないための沈黙だった。

 今度の沈黙は、次に会った時、言葉を届けるための準備だった。

 伊織は最後にもう一度、凍珠の消えた森を見つめた。

 大きな決意を口にすることはなかった。ただ、弓を握る手に、確かな力が戻っていた。

 蝉の声だけが、境内に響き続けていた。

 先ほどまで確かにあった冷気は、もうどこにも残っていなかった。夏の熱気だけが、ゆっくりと戻ってくる。

 斬牙を、救えなかった。

 その事実は変わらない。

 けれど、まだ凍りついたままの、もう一つの命がある。

 伊織と綾実は、しばらくそのまま、木々の向こうを見つめていた。

第15話、お読みいただきありがとうございました。


斬牙は結局、人間へ戻ることのないまま消えてしまいました。歩美と莉奈、二人とも「あと少しだったのに」という悔しさを抱えたまま、それでも立ち止まってはいられません。


そしてこの話の後半、伊織と綾実は凍珠の正体が、中学時代の同級生・布目優であることを知ってしまいます。名前を呼ばれて震えた肩、乱れた呼吸――優の人間性は、まだ完全には消えていない。


「凍珠から、取り戻す」


十彩獣団の次の戦いは、もう「倒す」ための戦いではありません。


次回、第16話「十人目の鬼」。


覇竜十傑がついに十人揃い、物語は次章への大きな転換点を迎えます。どうぞお楽しみに。

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