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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
128/259

51.密偵見習いは料理を教える⑮

やっと本番です(´-ω-`)

翌日いよいよ参観日がやって来た。材料は持ったし準備は万端だ

登校後家庭科室に移動する

「いよいよね~楽しみだわ(*^▽^*)」

「そうですね(´-ω-`)」

やっと苦労が終わると思うとホッとする

家庭科室に着くと材料を取り出し準備する。そこへ猪男がお花畑達と一緒にやって来た

「おはようございます王女様。平民女も今日は頼むぞ(`・ω・´)」

「「「おはようございます王女様。アイリスも今日はよろしく頼む」」」

「おはようケイトさん今日はよろしくね(*^▽^*)」

「おはようよろしく(´-ω-`)」

「はい!王女様の為頑張ります(`・ω・´)」

「「「「…………」」」」

一応声をかけたが私もお花畑も蚊帳の外だ。別にいいが仲の良い事だ


「皆さんおはよう今日は真面目に頑張って下さい(*^▽^*)それでは始め!」

家庭科の先生の合図で開始となる。気のせいか「今日も」ではなく「今日は」と言うところに皮肉を感じた

作ること自体は簡単だ、卵白と卵黄を分けて砂糖を入れて泡立てる…問題は量と王女達だ。来客用に大量に作らなければならない上に…


「あ~卵が分かれない~~(>_<)」

「私がやりますから王女は泡立てて下さい(´-ω-`)」

「ここでサバの味噌煮を…(`・ω・´)」

「入れるなよ!!(# ゜Д゜)」

「しかし普通のミルクセーキだけでは飽きられるだろう?ここはアレンジを…(`・ω・´)」

「するなよ!(;゜Д゜)」

「味噌煮入りのミルクセーキなんてもうミルクセーキじゃないだろ(>_<)」

「新たな発見があるかもしれないじゃないか、題して『斬新なミルクセーキ』だ(`・ω・´)きっとみんな珍しがって殺到するぞ」

あるわけないだろう医者が殺到するだけだ

お花畑達は必死に止める。それを見て周りがヒソヒソする

「あいつらこの前の…」

「何でここにいるの?」

「よく顔を出せたものだ、この前の騒ぎはあいつらが主犯なんだろう?何で追い出さないんだ」

「でも王女様のグループに入ってるって事は王女様が許されたって事?だとしたら私達が文句を言う訳には…」

これはケイジュの作戦の1つだ。1番の被害者である王女のグループに入る事で和解した、許されたと思わせるのだ。これで追い出したり文句を言えば王女の判断にケチをつける事になる。もちろん誰もそんなことはできず遠巻きにヒソヒソするだけだった。そうしてるうちに料理が完成した。


「皆さんお疲れ様です(*^▽^*)それじゃあ料理を運んで下さい」

出来上がった料理は校庭に用意されたテーブルに運ばれた。テーブルはそれぞれグループごとに分けられており、そこで試食会という名の交流会が行われるのだが…

「誰も来ないわね…(;´・ω・)」

「「「「そうですね…(;´・ω・)」」」」

「そうでしょうね…(´-ω-`)」

すでに試食会は始まっており他のテーブルでは生徒達が自分の料理を売りこんだり来客と談笑したりしてるが、私達のテーブルには誰もこない…王女が許しても個人の感情は別だという事だ

近くを通るなら売りこみも出来るが近づこうとすらしない、もちろん大声で宣伝など論外だ

(さてどうしようか…)

チラチラこちらを見る者も若干いるのできっかけさえあれば少しはマシだろうが…

考えていると人影が近づいて来た

「「「こんにちは王女様。調子はいかがですか?」」」

やって来たのはロメック先輩達だった

「こんにちはロメック先輩。それが誰も来ないの~~(>_<)」

「一応王女のグループに入る事で追い出されるのは防げたのですが…(´-ω-`)」

「「「やっぱり俺達ダメなんでしょうか…(=_=)」」」

お花畑達が落ちこむ

「気にするなまだまだ始まったばかりだし今回がダメでも次がある(`・ω・´)全く王女様が許されたというのにまだ根に持つなんて心の狭い奴等だ」

猪の言葉が聞こえたのか数人がビクッとする。しかしそれだけだった






~裏話・参観日前日の城にて~

王女「お父様~お願いがあるの~(*´ω`)」

国王「おぉマリアどうした?(*^▽^*)」

王女「私のお友達で材料が用意できなくて明日の参観日に参加できない人がいるの。助けてあげられないかしら?(*´ω`)」

国王「何だそんな事かいいぞ。マリアの友達なら儂にとっても娘のようなものだ(*^▽^*)そういう訳だレナ、料理長に言って材料を多めに用意しておいてくれ」

レナ「かしこまりました」

レナ一礼して料理長の元へ向かう

王女「ありがとう~これで彼らも喜ぶわ~(*´ω`)」

国王「ん?ちょっと待て『彼ら』?相手は男なのか?(;´・ω・)」

王女「そうよ~それじゃあ私も明日の準備に取りかかるわね(*´ω`)」

国王「ま、待てマリアその相手は一体どういう奴…(;゜Д゜)」

王女「ケイジュ様の言ったとおりだったわ~ありがとうお父様大好き~~(*´ω`)」

王女、国王にハグをして退場。国王1人残される

国王「そ、そうか大好きか(*´ω`)デレデレ」

控えていた使用人達「………」


父娘は今日も平和です

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