51.密偵見習いは料理を教える⑬
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バカ女はその場に座りこむと更に図に乗って要求し出した
「ちょっと!トンカツだけじゃ脂っこいでしょう!?キャベツくらい出しなさいよ気が利かないわね!あ、ライスもね(`・ω・´)」
そこに猪男が飲み物を持ってやってくる
「まぁ待て。ずっとしゃべり続けてノドが渇いただろう?これでも飲め(`・ω・´)」
「はぁ?誰よアンタ」
バカ女が胡散臭そうな目で見る
「俺はケイト=アグリモニー。騎士団長の息子だ(`・ω・´)」
するとバカ女が一瞬驚いた顔をした後これまでの態度を一転させる
「え~~騎士団長のご子息なんですかぁ~~初めましてぇ~フランと言いますぅ~~(*^▽^*)」
体をクネクネさせながら猪男にすり寄る
『気持ち悪い』
この時全員の気持ちが一致した
「まぁとにかくこれを飲め(=_=)」
若干距離を置きつつ猪男が飲み物を差し出す
「うわぁ~~ありがとうございますぅ~~(*^▽^*)」
バカ女が一気に煽った
「いやぁ~~いい光景だなぁ(*^▽^*)」
「ザマァ見ろバカ女め(*^▽^*)」
「あ~~食事が美味い(*^▽^*)」
お花畑達の視線の先には白目を剥き泡を吹いて倒れているバカ女がいた。猪男がバカ女に勧めたのはもちろんミルクセーキではない、猪父特製スタミナジュースだ。
あらかじめバカ女がやって来た時の為に猪男に頼んでおいたのだ。
「この女でもダメだったか…最近の連中は軟弱だなぁ(;´・ω・)」
猪男がバカ女を見て呟く…いや猪一家以外誰も飲めないだろう
「良かったなお前ら。これでしばらくは平穏だぞ(*^▽^*)」
リッサム先輩の言葉にお花畑達が頷く
「「「はい!明日の授業参観も頑張ります(*^▽^*)」」」
「えっ?」
思わず声をあげると全員が不思議そうにこっちを見た
「アイリス?どうしたの?(*´ω`)」
王女が聞いてくる
「いえ彼らが明日の参観に出るようなことを言ってたので驚きました(´・ω・`)」
「?何言ってるんだ?もちろん俺達も出るぞ??(´・ω・`)」
お花畑の1人が不思議そうに首を傾げて言う。男が首を傾げても可愛くないな……じゃなくて
「いや材料ないのに出れないでしょう?練習時さえこちらに用意して貰ってた位なんですから(´・ω・`)」
「え!お前が用意してくれるんじゃないのか!?(;゜Д゜)」
「そう言う約束だったろう!(;゜Д゜)破る気か!?」
「何言ってるんですか?約束したのは『練習してる間』です。本番は約束してません(´-ω-`)良く思い返して下さい」
「…………あ!!(;゜Д゜)」
ようやく思い出したようだ。またもしがみついてくる
「そ、そんな!何とかならないのか~~(;゜Д゜)」
「なりません(´-ω-`)」
そもそも私含めて4人分の材料を用意するのは結構キツイのだ。その上本番は来客の試食用に何倍もの量が必要になる…一平民が用意できる量じゃない
「何でもするから!(;゜Д゜)」
「特にしてほしいことはないです(´-ω-`)」
指導はもう十分だ
「出世払い…」
「アテになりません(´-ω-`)」
打ち砕かれた3人が床に手をついて項垂れる。気の毒だがやってられない
「なぁ…アイリス何とかならないか?(;´・ω・)」
リッサム先輩がおずおずと口を開く
「ムリです、本番の来客用にどれだけ材料がいると思います?×3なんて財布が爆発します(´-ω-`)それとも先輩が用意しますか?」
「うっ!(;゜Д゜)」
先輩達が黙った。そりゃそうだろう平民どころか下級貴族でも無理な金額だ。中級貴族以上なら家に頼んで出せるだろうが見返りもなく貴族内で悪評のある連中の為に出す家はない
「それに仮に材料が出せたとしても彼らの評判は地に落ちてますから。作っても誰も食べないし食べてもらえなければ目に留まるという事もありません」
「ま、待って!それなら私が出すわ~~(>_<)」
「「「王女様!!」」」
王女が待ったをかけた。3人が期待の目で王女を見る
「私のグループに入れば材料は何とかなるわ~~だから…(>_<)」
「なりませんよ。出すのは国王でしょう?あの王が貴方を誘拐したり脅した相手に出すと思いますか?」
「思えないわ~~力及ばなくてゴメンナサイ~~(>_<)」
王女が3人に謝る
3人は泣きながら床に潰れた。でもどうしようもない
まだ本番に辿りつけない…(´-ω-`)




