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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
113/259

閑話⑮.乙女達の密談④

若干GL表現アリ注意

噂が流れたその日の週末、チューリはミーレと共にフリー子爵家を訪れていた。

「いらっしゃいませチューリ様。わざわざ足を運ばれなくてもお呼び下さればこちらから参りますのに…(;´・ω・)」

突然の訪問にも拘らずリージアが歓迎してくれる。

「ありがとう、でも今はいいのよ。家に居づらいから…(=_=)」

「あの噂のせいですね…('ω')」

「えぇ…メイドから聞いたらしくて散々問いただされたわ(=_=)」

何とか両親は納得してくれたものの半信半疑と言う態度を隠さない。周りの使用人たちもこちらを見てはヒソヒソ話をする。自分の家でこんなに居心地の悪い思いをする羽目になるとは…思い返すだけで気が重くなる


「それで今回私達を集めたのは…(;´・ω・)」

「えぇ。何とか噂を消す打開策を話し合いたいと思って…(=_=)」

「分かりました。それでは部屋を移りましょう(´・ω・`)」

応接室からリージアの私室に場所を移す

椅子をすすめられたが断って床にクッションを置く。内輪の話だしこの方が落ち着く。ミーレも同じように床にクッションを置いていた。

「早速だけどあのとんでもない噂を消すにはどうしたらいいかしら…(=_=)」

「う~んもう学園中に広まってますしね…(;´・ω・)」

「今さら否定しても具体的な根拠がないと通じないでしょうしね…(;´・ω・)」

「「「う~~~ん」」」

腕組みして考えるがさっぱり案が出てこない。時間だけが過ぎて行った

「あ、そうだ!別の噂を流してみてはどうでしょう('ω')ノ」

突然ミーレが思いつく

「「別の噂?」」

「はい。今回の噂で『妖怪アガー』の噂が全く出なくなったでしょう?だから今回も別の噂を流せばみんなそっちに気が行って噂も消えると…('ω')」

「バ、バカ!」

慌ててミーレの口をふさぐ、しかし遅かった

リージアはプルプルと震え出すと「私は妖怪じゃない~~~~」と部屋を飛び出して行った


「すみません。取り乱しました(=_=)」

ひとしきり走り回った後リージアが戻って来た。ちなみに屋敷の周りを3周したらしい

「いえいいのよ気持ちはよく分かるわ(;´・ω・)」

「じゃあ改めてどうやって噂を消すか…(;´・ω・)」

「先程の続きですが別の噂を流すのはどうでしょう?('ω')ノ」

「そうね。せめて『私がアイリスと付き合ってて妊娠した~』という部分だけでも消せれば…(;´・ω・)」

「あの~~チューリ様(;´・ω・)」

「何?リージア(´・ω・`)」

「よくよく考えたらアイリスもチューリ様も女同士だし妊娠する筈ないですよね?(;´・ω・)」

「「……あ!!」」

2人とも今気づいたという顔をする

「そうね、そう言われればそうだわ(;゜Д゜)何でこんなことに気付かなかったのかしら!?」

「他にインパクトがありすぎて気づきませんでしたね(´-ω-`)」

「よし!これで糸口がつかめたわ(`・ω・´)「女同士だから妊娠する筈がない、デマだ」と言いふらすのよ」

「そうですね。これならみんな納得してくれそうです(*^▽^*)」

「頑張って否定しますね(*^▽^*)」

「ありがとう。やっぱり2人に相談してよかったわ(`・ω・´)3人で頑張って噂を消しましょう!」

「「はい!」」

気合いの入った返事をする乙女達

しかし彼女達は分かっていなかった。噂は真偽や正確さより面白さを求めるものだという事を…

数週間後「流産した」「想像妊娠だった」「アイリスは女装男だった」「実はケイジュのハーレムだった」とさらに分裂複雑化した噂を耳にし、渡された「安産祈願」のお守りと共に匙を投げる事になる



乙女達はつかの間平和です



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