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第17話:お客様感謝デーは永遠に。蒼き終焉と新たなる特売日

ドゴォォォォン!!!

俺の蒼き拳から放たれたバースト・オーラが、近衛MS『カイゼル・ナイト』五機を、その背後の研究タワーもろとも消し飛ばした。

カイゼル・シェルの象徴だった白銀の巨塔が、中央から真っ二つに裂け、ゆっくりと崩落していく。

「バ、バカな……我が上層世界の最高戦力が、文字通り一撃で……!?」

瓦礫の中で腰を抜かす研究員どもを、俺は一瞥いちべつすらしない。

コクピットの内部モニターには、俺の胸の中で安らかな寝息を立てるJUSCOの姿が映っていた。そのアンテナの根元には、あの色褪せた【半額シール】の破片がしっかりと寄り添っている。

「JUSCO。貴様が愛したあの地下のジャンク街(我が家)へ帰ろう。売れ残りのハンバーグが冷めてしまう前にな」

俺は蒼きバーニアを最大出力で点火し、崩壊する白銀のディストピアを置き去りにして、世界の天井(風穴)へと飛び降りた。

上層世界は崩壊し、最高管理者の権限は本来のあるじであるJUSCOの元へと戻った。

だが、俺たちの戦いはここからだ。世界にはまだ、彼女の資産(JUSCO)を脅かす別の「上層」や、未知の「競合他社ライバル」が潜んでいる。

地下街に降り立った蒼きモビルスーツは、煙を上げるJUSCOの正面玄関跡に立ち、不敵に電子音を響かせた。

「ピポ、パポ(いらっしゃいませ)。これより我がJUSCOは、24時間営業(年中無休)で世界を統治する」

この第17話をもちまして、第1章「JUSCO奪還・上層世界カイゼル・シェル編」は完結となります。

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