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探偵蓮香の事件記録  作者: 宴元蒼井


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8/10

幕間 記録番号2

〜証言 丘湯 羽冠武〜

「ああ、そうゆうことか。アンタが訪ねてくるなんておかしいと思ったんだ」

「それで、アンタは何を聞きたい?条件次第では答えてやってもいいぞ」

丘湯、いや、旧友警察幹部は試すようにこちらを見てくる。犯罪者とはまるで思えない横柄な態度。

自分の立場を自覚していないようだ。だが言い返したい気持ちを抑えて聞く。

「最近捕まった初音華月についての資料をよこせ」

声だけでも冷静な風を装う。

「おいおい、それが人に物を頼む態度か?そもそも、俺は持っていない。個人情報は警察署の中で管理する。常識だろ」

一息で言い終わったあと、ガハハと下品に笑う。やはり犯罪者は癇に障る。

「お前、データも個人的に持ち帰っているだろ。どうせ出所したあとに襲う気だったんだろ」

「これをバラされたくなければ、言っておいたほうが身のためだ」

できるだけ凄むように声を低くして喋る。

「わかったわかった。俺のよく行くバー、ボトルズフォレストにある。マスターに頼んでみろ。俺のボトルキープを飲ませろって」

「そうか。一応か感謝はしておく」


これは??夢が録音した記録である。







夢叶う

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