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18. 仲良し作戦 〜お兄さま編〜 2日目

良い時間をお過ごしください⭐︎

朝食時にお父さまに練習をみてもらえるか聞いたら快諾してくれたの。

昨日の状態を再現するという名目で、お兄さまのお部屋から見える位置に行って練習できるように誘導しようっと。これなら今日も作戦実行できるわ。お父さまも来てくださるし昨日よりも目に留まりやすいはず。


いつものごとくお父さまが私を抱き上げようと手を伸ばしているけれど、今日は阻止よ!


「お父さまと手を繋いで歩きたいです」


お父さまの手を取って可愛くニコッとすればあら不思議


「アデルがそうしたいのならそうしよう」


と承諾してもらえちゃう。ラブリー攻撃最強説…

いいのかしら?きっと大丈夫よね?見た目は神秘的な妖精のよう

(これは決して誇張しているわけではないわよ。お母さまとミアが妖精みたいで可愛い♡と言っているの)だし、

なんと言っても身体年齢は5歳だから。




練習していた場所に到着したら早速ルリマツリを昨日の大きさにしたの。そうしたら


「こんなに大きくできたのだね。ルリマツリを大きくする時に何を考えたのかな?」


「よく見える大きさにしようと思いました」


「そうか。もっと具体的にイメージすれば上手く出来ると思うよ。そうだな、この木を手のひらサイズにしてみよう。ここで”小さく”と考えると思い浮かべた大きさにならないと思うよ。見てごらん。これが”小さく”と考えたときで、これが”手のひらサイズ”と考えた場合だよ。」


「”小さく”だと少し縮むだけで望んだ通りの大きさにならないですが、具体的に”手のひらサイズ”とすれば望んだ通りの大きさになりますね」


「これでちょっとコツがわかったかな?アデルもこの2パターンをやってごらん」


「はいっ!」


まずは”小さく”……って小さいっ。これはジオラマの樹木の大きさじゃない。

次は”手のひらサイズ”……うわぁ~、ちゃんと手のひらサイズになったわ。

なんとなくコツを掴めた気がしたので”大きく”を再チャレンジしたら上手くいったの!


「どうだい?少しやり方を変えるだけでコントロールし易くなっただろう?」


「はい。でも、具体的に考えるだけで良いのですか?」


「まあ神の力だからね。学問のように何か理論があるわけではないからね。直感的に使うことが出来るとも記されているし、練習するうちに息をするように簡単に扱えるようになるよ。まずはコントロールを学ぶことで、知らぬ間に使っていたということがなくなればいいよ」


そう言って頭を撫でてくださったけれど、これはこの前の雨の日にうっかり公爵城の上空だけ晴れにしてしまったのバレているわね。


晴れにしようと思っていたわけではないのよ。お庭からお花を持ち帰って遊びたかっただけなの。仕方がないから傘をさして行こうと思ってたわよ。雨に濡れるの嫌だなぁとちょっと思っていただけで…

そうしたら気がついたら晴れになっていたの。なんだか晴れているな、やったぁ、今のうちにお花を摘みにお庭まで行こう!とお外に出たら、ミアが


公爵城(ここ)だけ日が出ていますね」


と言ったからあれ?まさか私が犯人?となったの。




丁度練習に一区切りついたところにタイミングよくお母さまがテーブルと椅子を持った侍従たちとティーセットを持ったメイドたちと共にやって来たの。

「みせてね」って言っていたけれどまさかの自分から観に来るスタイルっ(なのでもちろんお母さまに今日練習していたことを見せたわよ)。


「2人とも休憩はいかが?今日はスミレの紅茶よ」


ライトノベルで読んだことはあったけれども、ものすごい登場の仕方に、思わずこういうの本当にやる人いるのねなんて考えていたら、気がついたらお父さまのお膝に座っていたの。えぇ?いつの間に?しかも、向かいからはお母さまが嬉しそうにスミレの砂糖漬けが飾られたヴァイオレット色のケーキをフォークにのせて私の口元へ差し出している……何この状況は?どうなっているの?仕方がないのでぱくっと食べたら、今度はお父さまがスミレの砂糖漬けが飾られたマカロンを差し出してくるという側から見たら微笑ましい光景だけれど恥ずかしい状況……

とりあえず仕返しに2人にチョコレートを食べさせたわ。2人とも嬉しそうだったので仕返しになっていないかもしれないけれど……

お母さまが張り切って持ってきていただけあって、ブラックティーにスミレの着香がされているふわっと優しい甘さを感じられる紅茶だったわ。


お読みいただきありがとうございます⭐︎


応援していただけると嬉しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)


よろしければ評価していただけると幸いです╰(*´︶`*)╯♡

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