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詩集・『碧き影の星の歌と紅蓮の瞳孔の揺れた焔』①  作者: 風快李吏


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㉖「海に沈む鍵」

逃がして 逃がして 逃がして

くだらないこの連鎖から

断ち切って 断ち切って 断ち切って

へばりつくこの悲しみから

操り糸は私の躯を縛り

飛び方を知らない鳥は痩せてゆく

生意気な愚かな若獅子

崖の跳び方知らぬなら怯え立ち竦む



捨てる勇気も無ければ

選び、続ける覇気も

初めのやる気はハネられ

海の底に沈んでく



何が残る 何が残る 何が残る?

そんな中で私のこの手の中には

何が消えた 何が消えたんだろう?

作り直した何かから 再び

きつく辛く当たる事で 今度は

何とかうまく保てそうだけど

私の性格(スガタ)は相変わらず

結局 淋しく楽な方を選ぶの



汚いやり方じゃないと

通じないのかこのワールド

追い続けたくとも

挫けてまた泣いてしまう



逃がして 逃がして 逃がして

くだらないこの連鎖から

断ち切って 断ち切って 断ち切って

へばりつくこの悲しみから

操り糸は私の躯を縛り

飛び方を知らない鳥は痩せてゆく

生意気な愚かな若獅子

崖の跳び方知らぬなら怯え立ち竦む



理解されないのなら最初から一人でいいと思ってた

その思案にまだ首は振れないでいるけど

愛されることも 肯定されることも

まだ慣れていない私は

怖くて いつものようにクドクドと

片隅(スクエア)に佇んで



何が救う 何で喜ぶ 何を求める?

こんなにも中途半端な私の存在は

何が許す 何が許すんだろう?

やり切れない拙い意志に 誰が

きつく辛く当たる事で 今度は

何とかうまく保てそうだけど

私の性格(スガタ)は相変わらず

結局 淋しく楽な方を選ぶの



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