㉕「海外研修旅行~The Wind of Time~」
ずっと憧れてた外の世界
学校海外研修 アメリカへ
あの日やっと行けたんだ
風のような一時だったけれど
大きな大陸 大きなモノと人達
自分の小ささに気付かされ
友人が「この国生きてるのが楽しそう」と呟き
悩んでいる全てがどうでも良くなった
ロサンゼルス ラスベガス
片時も忘れられない
グランドキャニオン 世界の大きさ
この手に収まり切れない
夢醒めればこの気持冷めるのだろうか?
時の流れ 風の流れ この身に受けて
AM:3:00 朝焼けはまだ来ず
迷い込んだ旅の最後
一人だけ行き場違えど
気付かなければそれが私には正しい事で
サンフランシスコの便
私が乗ったのは<九州姉妹校>(ロサンゼルス行き)のバス
旅は道連れ 世は情け
溶け合えば違和はなく
行き先の案内人は
私のすぐ傍に
まだ見ぬ世界すこし知り得た
独り元の道戻れず遠回りでも
私は怖くなかった
いつも傍には誰か居て共に笑った
逢うはずなかった同じ夢追い人
行くはずのなかった隠れ家
最後に見た空港の夕焼けを
この目と胸は覚えてる
たった一日帰国が遅れて
もう一度始まりのスイートホテル 国内線乗り
だいたい8万払わされて
友人には武勇伝 学校では黒歴史に残る
PM:9:00先生ら緊急集会
迷惑を被るも 私は当時18才
現地警察 捜索願受理されず
あんなにも怒り泣き
私を心配してたくせに
担任の先生 話終えた途端
不味い空港のカフェで私とガイドに
「一人サンフランシスコ満喫」year
「もう全ての交通機関駆使できる」と得意げに自慢
そして私は苦過ぎる自腹のカフェを少しずつ飲み干した
日本の空港 <関係者の先生>(オッチャン)の言葉
「貴女の事[卒業まで]絶対忘れません」
私も忘れられないよ
あの日の夕焼けと共に




