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詩集・『碧き影の星の歌と紅蓮の瞳孔の揺れた焔』①  作者: 風快李吏


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⑲「月夜のNocturne」

鈍い足取り 無表情のフェイス

街中をただ駆け抜ける

何故 僕は今こんなにも疲れてるのだろう

灰色の空から零れ堕ちる雨 儚く 冷たく 何故か愛おしい



指 弾く刹那 脈打つ胸 隠せない焦燥と無邪気のエレジィ

どうか祈りを翼に込め どうか風に流されて



部屋の窓越しに映る朧月夜

温かいフォークギターの調シラベ

何処か 微かに聞こえて来る

目をつぶる僕 どうしてこんなにも切ないの


やり場のない気持が空回り…



街中をひたすら駆けた

どうして 僕の頬は濡れているの?

快晴の空 降り続く光と雨 キヨムゴい程 優しくて痛い



隠せない焦燥と無邪気のエレジィ

どうか 祈りを翼に込め どうか風に流されて



明かりの無い隅の本棚

埃被って臥す 昔の撮った君と写真

翻し見詰める あんなにも笑ってる僕等が居た



何もかもが元通り そんなの事は叶わないけど

君と一緒に居れた日常

もう隣に居なくても 大切にしたい

そんな僕は罪深いのでしょうか



部屋の窓越しに映る朧月夜

温かいフォークギターの調シラベ

何処か 微かに聞こえて来る

目をつぶる僕 どうしてこんなにも切ないの


君と居れた日々にありがとう


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