弱いのは?
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年は「最強の荷物持ち」、出版します。手直し頑張ってますので、ぜひ、お手にとっていただけたら幸いです。
2025 9/16 すみません、1年以上経ってしまいました。
「そうね、じゃ、次のゴーレムは、この中で一番弱い人のものっていうのでどう?」
ミーが、僕と先生の方を見る。
「そうだな。一番弱いのは私だろう。魔法も大して使えないし、戦闘能力も大した事無いしな」
アムドさんはそう言ってるけど、その実力は大したもんだ。嘘ついてでも、ウッドゴーレムにファイヤーボールぶち当てたいんだろうな。
「何言ってるのよ。私はファイヤーボールを使えるってだけで、全くの無能よ。次のゴーレムは私にちょうだい」
マリンは言ってて悲しくならないのだろうか?
「あたしなんて、スカウトよ、魔法は使えない、戦えないのないない尽くしよ。優れてるのは見た目くらいなもんよ」
ミーも張り合ってる。けど、大概その通りだな。
「じゃ、先生、誰が一番弱いの?」
肉に夢中の先生の肩をミーが叩く。
「ん、誰が弱いかだって? そんなん決まってるだろ。アムド、マリン、ミーの順番で弱い」
先生は三人を見渡し即答だ。
「すげぇな、先生! 先生の目には戦闘能力を測る能力でも宿ってるのか?」
僕は先生に賞賛の目を送るが、横から来たアムドさんが先生の胸ぐらを掴む。
「おい、ホブゴブリン! 私のどこがこの2人に劣ってるというのだ? 内容次第では、立ち会って貰うぞ!」
面倒くさい人だな。誰が弱いか決めてるんじゃないのか? さっき最弱発言したばかりじゃないか。
先生の視線の先はアムドさんの胸。うん、一番小っちゃいな。視線に気づいたアムドさんは先生の胸ぐらを離し、腕を交差させて胸を隠す。
「ばっ、どこ見てやがる。おま、胸の大きさで判断しやがったな。どこの世界で胸で戦闘能力が決まるんだ! ふざけんなよ!」
「何いってんだよ。夜の戦闘能力はおっぱいの大きさで決まるだろ」
先生は即、切り返す。それにミーが反応する。
「夜の戦闘能力って何よ! それじゃあたしがめっちゃエッチな人みたいじゃないの!」
「じゃあ、私が一番弱いわねー。夜の戦闘能力なんて何の事かわかんなーい」
マリンの言葉にミーとアムドさんがそっちを見る。
「「うそつけ!」」
「ひどいわ。ひどいわ。じゃどうやって一番だれが弱いか判断するの?」
なかなか難しい質問だよな。誰が一番強いかは戦ったら分かると思うけど、誰が一番弱いかは手を抜かれたら分かんない。
「そうだな。普通に誰が一番弱いか決めたら、手を抜く奴がでるだろ。負けた奴は服を全部脱ぐって事にしたら本気出すんじゃねーか?」
相変わらず先生はすぐ脱いだり脱がせようとする。そんなん誰もするわけないじゃないか。
「分かった。最弱な者は服を脱げばいいんだな。その戦い乗った!」
えっ、アムドさんやる気なの?
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