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最強の勇者は敵だった  作者: 臥亜


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12/17

闇 vs 未来

瓦礫の広場。


夜風が火の粉を運ぶ。


アルトリウスの前に立つのはレオン。


二人の間の空気が、張り詰める。


アルトリウスが言う。


「お前か」


レオンが肩を回す。


「勇者ってのはもっと真面目な奴かと思ってた」


アルトリウスは少しだけ笑う。


「真面目だから壊すんだ」


沈黙。


次の瞬間。


二人が同時に踏み込む。


衝突。


剣と剣がぶつかる。


衝撃波が広場をえぐる。


レオンが驚く。


「……!」


速い。


いや違う。


先を読まれている。


アルトリウスの目が光る。


未来固定。


次の動きが見えている。


アルトリウスが言う。


「無駄だ」


斬撃。


レオンの肩が裂ける。


だがレオンは笑う。


「そうでもない」


闇が膨れ上がる。


地面から影が伸びる。


アルトリウスが眉を動かす。


レオンが踏み込む。


「奈落スラッシュ!」


黒い斬撃が爆発する。


アルトリウスが受け止める。


だが。


ほんの一瞬、足が止まる。


レオンが気づく。


(未来固定……完璧じゃない)


アルトリウスが言う。


「面白いな」


未来が揺れる。


感情がわずかに動く。


その瞬間。


未来固定がほんの少しズレる。


レオンが突っ込む。


連撃。


「おおおお!!」


剣がぶつかる。


火花。


衝撃。


アルトリウスが押し返す。


「だが足りない」


斬撃。


レオンが吹き飛ぶ。


瓦礫に叩きつけられる。


血が流れる。


アルトリウスは言う。


「ここまでだ」


その時。


後ろから声がする。


「まだだよ」


二人が振り向く。


リュカが立っていた。


ふらつきながら。


壊れた剣を握って。


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