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姫勇者ラーニャ  作者: 松宮星
ちょっとしたおまけ
115/115

完結記念! 没設定とかいろいろ!

「姫勇者ラーニャ」、ご愛読ありがとうございました。


「女勇者セレス」から続く未来の一つ、『女勇者セレス――千人斬り事始め編』のジライ編からの続き話も完結を迎えました。


 三人称中心+たまにラーニャ視点で書く予定だったのです。が、「思いがけない再会! 未来への約束!」で視点換えしまくったのが楽しく(しかも、書きやすかった為)、以後、一人称が中心となり、語り手もコロコロ変わるようになりました。読みづらかったかもですね、すみませんでした。


 最後という事で、どうでもいい事、本編で書ききれなかった事、こんな没設定もあったなどに触れ、「姫勇者ラーニャ」を振り返って、しめくくりたいと思います。


* * * * * *


●ラーニャが暴力をふるった相手(敵を除く)


1位……ガジャクティン

 右手で殴り飛ばす    「東へ!〜」

 ぶん殴る        「世界は広い〜」

 殴る          「勇者としての〜」

 右足をかけて踏む    「勇者としての〜」

 殴り飛ばす       「シャイナ皇宮へ〜」

 ジライをけしかける   「またいつか〜」

 左頬を殴る       「初恋の味〜」

 ジライをけしかける   「子供は嫌い!〜」

 踏んづける       「子供は嫌い!〜」

 バラ鞭を振り回す    「子供は嫌い!〜」

 右ストレートをお見舞い 「間もなく決戦!〜」

 右ストレート      「明日に向かって〜」

 ボディーブロー     「明日に向かって〜」

 渾身の一撃       「明日に向かって〜」

 ぶっ飛ばす       「間違いなく〜」

 軽くはたく       「求められた〜」

 頬をぐりぐりする    「求められた〜」

 つねる         「求められた〜」

 額を指で弾く      「届けられた〜」


2位……ジライ

 右のエルボー     「ケルベゾールドって〜」

 赤飯を顔面にぶつける 「ケルベゾールドって〜」

 バラ鞭でビシバシ   「ぼーちゅーじゅつを〜」

 右拳         「み〜んなジライが〜」

 怒りの鉄拳      「み〜んなジライが〜」

 踏みつけ       「み〜んなジライが〜」

 右拳で殴り飛ばす   「ど~んと私に~」

 後ろ蹴り       「初めての戦い〜」

 天幕から叩き出す   「世界は広い〜」

 右手で殴る      「世界は広い〜」

 右拳で殴る      「初恋の味〜」

 げしげし踏んづける  「初恋の味〜」

 かかと落とし     「異界の橋〜」

 右足で蹴り飛ばす   「万事解決〜」

 回し蹴りをお見舞い  「新たなる旅立ち~」

 右の拳をお見舞い   「深い意味なんてない〜」

 回し蹴り       「間もなく決戦!~」

 足を踏んづける    「幼い日の~」


3位……アーメット

 げんこつ        「告白しちゃうわ〜」

 姿見の鏡を投げつける  「み〜んなジライが〜」

 クッションを投げつける 「み〜んなジライが〜」

 ジライをけしかける   「み〜んなジライが〜」

 左のパンチ       「北方の上皇様〜」

 ぶん殴る        「子供の目〜」

 拳骨を頭に振り下ろす  「その奥に〜」


4位……『勇者の剣』

 踏みつけ  「両手剣の達人〜」

 棒で小突く 「両手剣の達人〜」

 石を投げる 「両手剣の達人〜」

 蹴っ飛ばす 「姫勇者と勇者の剣〜」


5位……タカアキ 

 右の拳でぶん殴る 「闇を斬る〜」

 右の拳でぶん殴る 「にぎやかな葬儀〜」


6位……ガジュルシン

 平手打ち 「いきなり四天王〜」


 ラーニャの愛(暴力)を最も受けたのはガジャクティンでした。さすが、M! 初めて殴られたのは十七話と遅かったのですが、そこからグングン伸びていきました。

 序盤は圧倒的にジライが1位だったのですが、途中から失速。アーメットが思ったよりも暴力を振るわれておらず、意外でした。

 言葉責めを暴力に含めると、シャイナ皇帝も浮上してきます。



●おまけ(ラーニャへの暴力)


アジンエンデ

 左手で頬をはたく 「いきなり四天王〜」


アジャン

 剣の鞘でバンバン叩く 「闇を斬る〜」


ガジャクティン

 左の平手で頬をはたく    「進むべき道〜」

 肩をおさえつけ壁にぶつける 「え? 嘘?〜」


セレス

 直接の暴力シーンはないのですが、『お母様のプレイルームを覗いた事はあるものの、すぐに見つかってお仕置きになっちゃった(「初恋の味〜」)』とラーニャが言っている他、ラーニャへのお仕置に関する描写はちらほら。


* * * * * *


●ラーニャと仲間たち


ラーニャと彼女の考える美

 お父様こそ究極の美! と、思っているので、世に言う美形に興味なし。

 ジライは美形らしいが『どーでもいい』『うっとーしい』『むかつく変な顔』で、

 ナラカは『フニャとしたヤサ男タイプ』であり『ニヤけた顔のイケすかない奴』で、

 ガジュルシンは『渋みも深みもやさしさも落ち着きも全くない、頭でっかちの青瓢箪』で、

 タカアキは『鬚を生やしていないわ、なよなよしてるわ、男のくせに顔に白粉ぬりたくって化粧してるわで、気色悪い』でした。

 綺麗な美形顔で、唯一ほめているのがシャオロン。『若く見えるわ。肌はすべすべしてて滑らかそうだし、武骨な感じが全然ない顔立ちは女性的な感じもする』『かわいいかも。笑うと子犬みたい』。

 オジ様がタイプなので、ハリハールブダンやアジャンの外見にはときめきを感じます。優しい包容力のある大人も好きなので、祖父ヤンセンも好き。

 女王様としては、『見るからに軟弱そうな、いぢめて〜と全身で訴えるようなMは、まったくもって好みじゃない』、『まったくそんなケがなさそうな』Mが好き。いわゆる『ギャップ萌え』。

 聖人そうなナーダ、潔癖なアジンエンデ、シャイナ国最高位のシャイナ皇帝が、好みのM奴隷だそうで……最初はシャオロンもいいなあと思ってました(しかし、意外に人使いの荒いシャオロンに『もしかして、あのMっぽい物腰やわらかな東国の格闘家は、本当はS?』とショックを受けていました)。


ガジャクティン

 お子様独特の傲岸さもありますが、根は素直で、お兄ちゃん、お姉ちゃん子。礼儀正しく敬意をもって接するので、年長者受けもいいです(カルヴェルやタカアキにかわいがられていました)。

 勇者おたくが高じて、勇者の従者になるのにふさわしい人間になろうと、学問や武術をがんばりました。凝り性です。

 ナーダと声も似ていて、声楽師になれそうな、しっとりとした色気のある美声。歌がうまいです。

 幼児体験から縛られるのは嫌い。しかし、ラーニャやらシャンカラ神が好きなんです、間違いなくMですねw 最後に視覚で捕えた映像は『ラーニャの笑顔』。その笑顔を胸に、神霊・精霊・心霊と交流しながら、ラーニャにボカスカ殴られて幸せに暮らしてゆくと思います。


ガジュルシン&アーメット

 ガジュルシンは総本山で過ごす事が多かった為、インディラ教の教えが生活の一部にまで馴染んでいます。後半、恋愛や弟への思いで揺れ動き、したたかさが減ってしまったのが、少し残念です。

 アーメットは同性愛のケはないんです。が、一回、開き直ると、後はけろっとしちゃうので、ガジュルシンを恋人にできました。

 二人のこの先の日常は、ムーンライトノベルズの「二人の十八番」で!


アジンエンデ

 私が、鉄ビキニの美女戦士が好きみたいですw ンな格好、おなかを斬ってくれって言ってるも同然だ! と、思っていたのに。

 父親への怨みを捨て、恋(ジライへの思い)よりも現実(ハリハラルド)を選んだ彼女は大人です。

 勇者として一生懸命なラーニャや、けなげなガジャクティンをかわいく思っていました。が、アーメットはラーニャの弟、ガジュルシンはガジャクティンの兄という認識。守る必要がなかったので、あまり思い入れをしていません。


* * * * * *


●「女勇者セレス」と十三代目勇者一行の事


「女勇者セレス」では、早くシャオロン&ジライを登場させたい+龍神湖に行くまでシャオロンに武器がない為、シルクドとシャイナでは大きな冒険をさせないまま話を進めました。又、ジャポネの描写もジライ関係のものばかりでした。

 なので、「姫勇者ラーニャ」では「セレス」ではあまり描かなかった国――シャイナ・ジャポネ・ペリシャを舞台とし、最終決戦の地はシルクドとしました。

 その考えでいくと、北方はシベルアを舞台にすべきだったのですが、カラドミラヌやルゴラゾグスを描きたくてバンキグに行ってもらいました。


もと女勇者セレス

 表の政治には、まったく口を出していません。ラーニャは誤解していましたが、女王様なのはプレイにおいてのみで、ナーダを支配していたわけではありません。

 インディラに意地でも来ないアジャンに呆れ、何でかしら? と、首を傾げています。


忍者ジライ

 序盤の牽引役でした。が、途中から大人しくなりました。もう少し目立たせても良かったかも。ガルバとの対決の二戦目も考えていたのですが、そちらは没としました。

 セレスとラーニャとこれからも一緒に居られるので、ジライ的にも超ハッピーエンドです。

 災厄除けのお守り(女性の毛)の話をラーニャにしたのは、ガジャクティンの事で頭を悩ませているラーニャの為でした。が、ガジャクティン本人にも多少の好意はあるようです。

 ミズハにとってジライが不味そうなのは、魔力も霊力も無くて、精気も押さえているから。素顔を見れば、卵を欲しがると思います。


格闘家シャオロン

 友人を浄化・爪を失う・全身火傷で死にかけると、作中でひどい目に合いました。が、それで、不幸とならないのが彼の強さ。

 十二代目勇者一行のもとで培われた忍耐力は、マルヤムを妻として更にグレードアップしています。本編終了後、マルヤムとの間に息子が生まれ、皇帝の私兵としても、『龍の爪』の持主の師匠としても、村長としても充実した日々を送ります。


ナーダ国王

 大魔王戦で、近くに居たのに顔を見せてくれなかったガルバの事を怒っています。

 ナーダの戦闘シーンが描けなかったのが、心残り。

『好きなもの断ち』が終わったので、ジライの事を考えられるようになりました。が、あいかわらずあまり相手はしてもらえないようです。


赤毛の戦士アジャン

 大魔王戦大詰めから目立ちまくりました。彼は華があるので、描いていて楽しかったです。

 一生、セレスとの事はふっきれないでしょう。が、姉弟妹の死の『傷』はだいぶ癒えました。

 

大魔術師カルヴェル

 ガジャクティンを老けさせてしまった事を申し訳なく思っていたので、セレスの時よりいろいろサービスをしました。 

 ナラカとは、気楽に気長につきあっていきます。

 タカアキとも茶飲み友達となりました。が、タカアキがお茶を飲まないので、酒か果物を土産に遊びに行っています。


* * * * * *


●「女勇者セレス」からのキャラ


『勇者の剣』

 おバカで、暴力的で、逞しくって、仲間思いで、ヒステリー。

 物語開始の頃は、グスタフに比べて出来が悪く、正義の志もなく、しかもナーダに恋しているラーニャが大嫌いでした。が、無茶を意地でも通そうとする彼女が次第にかわいくなり、『知恵の巨人』との関わりがあってからは彼女を大切に思うようになりました。LOVEじゃなくてLIKEですが。

 剣にとって、十二代目勇者ランツは相棒、ナラカは愚痴をこぼし合う仲(ノリは飲み友達)、カルヴェルは喧嘩相手、セレスはかわいいお嬢ちゃん、ラーニャはクソ生意気なガキです。

 人間の頃から「女勇者セレス」の「独白」のような方でした。ケルベゾールド降臨前に、カムアウトして勘当されてました。


僧侶ナラカ

『女勇者セレス――千人斬り事始め編』で、セレスが誰を選ぶかで、運命が大きく変わる方。

 大魔王となったのはジライ編からの続きの本作だけで、カルヴェル編の続きでは大僧正候補に復帰しており、他の続きでは二十五年後の約束を守り総本山で浄化されています。


忍者ガルバ

 ナラカ&ナーダLOVEの忍者。どちらも大切で、どちらも愛しています。

 ナラカ堕落の元凶。臓腑の病にかかった時にナーダに告白し、治癒をしてもらっていれば……「姫勇者ラーニャ」の話はありませんでした。

 自分のせいでナラカが魔に堕ちたのだと承知した上で、誠意をもって仕えてきました。ナラカと一体化でき、今は、幸せいっぱいです。

 大魔王戦ではこっそりナーダを覗き、『ご立派になられて……』と、感動の涙を流しています。


ムジャ達 インディラ忍者

 ガルバの遺志を継ぎ、ナーダに仕えています。

 人のいいガルバに育てられた為、実力差を素直に認めて、反抗もせず、東国忍者のジライを頭領として受け入れて従っています。

 ムジャは胃の弱い、真面目な忍者。文才があった為に、更にジライに振り回されています。

 クルグは物語終了後もシャイナで頑張っています。


ハリハールブダン上皇

 半身のアジャンを、大切に思っています。が、北方人なので恋愛感情には発展していません。

 本人は自分を真面目な苦労人と思っているのです。が、アジンエンデに(よかれと思って)赤い鎧四点セットを贈ったり、アジャンの心を勝手に読んだりと、マイペースすぎる為、『変人』やら『変態』とののしられています。


* * * * * *


●白蛇一族


 予定よりも出番が増えました。

 昨年十二月ごろ、タカアキと姫巫女の話「白蛇さんといっしょ」が書きたくて、頭の中は二人でいっぱいでした。しかし、まずは「姫勇者ラーニャ」を終わらせてから……と、後回しにしてたら、本編で白蛇率が高くなってしまいました。

 あやしい宮中言葉+京言葉+関西弁ですみませんでした。創作物で中国人が「〜アルよ」って言ってるのぐらい怪しいと思います。これはあまりにひどいという所がございましたら、お伝えいただけると嬉しいです。書き直します。


白蛇神ミズハ

 最初、『タカアキおにぃさまぁ(ハート)』みたいなロリキャラで考えていましたが、どうにも筆が進まず、『高ビーで好きな男にだけ愛想がいいわがまま女。でも、おバカで情が深い』に変更しました。

 って、あれ? ミズハって、もしかして、『勇者の剣』の女性版……?

 おバカな女にしたおかげで、書きやすかったです。多情で欲望に素直。後先、考えない。今が楽しければそれでいい、な神様です。


ミカドの神官長タカアキ

 高慢で身勝手で遊び好き。皇族ですが、貧乏なので、結構、せこいです。ミズハと自分が幸せなら、誰をはめようが、食いものにしようが構わないと考えています。

 女勇者セレスがジャポネを訪れた時は六才。母の実家の蔵に幽閉されてたので、出会っていません。

 母方の一族には怨みがあるものの、部下として使っているキヨズミやハルナ達は気に入っています。

『自分の死によって契約を無くし、ミズハと子供達をお山に帰そう』と、思っていただけに、今、幸せいっぱいです。


マサタカ&キヨズミ

 マサタカは、本名は違います。過去を捨てたがっていた彼の為に、ミズハがマサタカと名づけました。大好きなタカアキの名前から「タカ」を、正直者だから「マサ」をつけました。ミズハに心酔し、タカアキには恩義を感じています。

 キヨズミは、昔はもっと素直な性格でした。が、蛇夫婦に関わって性格がひねくれました。マサタカとは異なり、ミズハに惚れているわけではありません。


シン

《父上に死んでほしくないのなら協力しろ。私と本契約を結ぶよう、勧めるのだ。私が病んだ肉体を食し、新たな肉体をさしあげる。私と共にあれば、父上は永遠にも生きられるのだ》と、言ったシンをアーメットは素直だからそのまま信じました。

 しかし、『産み直す』再生の術は難しい魔法で、生まれて間もない彼が行っても正しく「成らない」可能性が高かったのです。なので、ガジュルシンと本契約を結べたら、そのへんの人間で『産み直す』稽古をして、術の成功率を高めてから大切なガジュルシンを食そうと、けっこう邪悪な事を考えていました。

 タカアキが小蛇達に体を作り直させていなかったのだからそこで怪しいと思うべきなのに、まったく疑わなかったアーメット。更にはアーメットとガジャクティンが二人して『シンはいい奴だ』『心が綺麗だ』などと思うものですから……

 今ではすっかりほだされて、ガジュルシン以外の人間も愛しく思うようになっていますw 一番愛しているのはガジュルシンですが、アーメットもバカすぎてかわいくてたまらないようです。


白蛇

 トシユキはタカアキの部下(「異界の橋〜」前後でちらりと出ています)の子供、スオウは修験者の子供、ハガネはキョウに一時現れた抜け忍の子供です。孵していない卵は百ぐらいあり、魂のない幼蛇は二十ぐらいいます。


* * * * * *


●予定より出番が減った方


大僧正候補サントーシュ&武闘僧イムラン

 ナーダの大ファンの二人。ナーダへの愛ゆえに暴走し、ナーダや姫勇者一行に迷惑をかける……予定でしたが、だいぶ大人しくなってしまいました。

 サントーシュは『勇者の歴史』に詳しいだけで、勇者おたくというわけではありません。しかし、『勇者の歴史』を話題にすると、ナーダそっくりなガジャクティンが喜ぶので、その姿みたさにガジャクティンと会話をしています。

 イムランも学問として習っているので、そこそこ『勇者の歴史』を知っています。イムランは、お師匠のジャガナートと性格がそっくりなので、わりと好きなキャラです。


戦士カラドミラヌ

 あっさり北方に帰ってしまいました。ラーニャとガジャクティンがあの状態では、ナーダに戦斧勝負を頼めないので。でも、『心の友』に会えて幸せだったと思います。


学者リオネル

 ラーニャと旅をして、一行の知恵袋役をしつつ、ラーニャに繰り返し洗脳をかける役どころを考えていました。が、結局、勇者一行の知性派はガジュルシンとシャオロンが負う事になり、彼はグスタフと共にエウロペでお留守番となりました。

 一緒に旅をしていたら、ガジャクティンの味方となり、二人でうっとーしいほどの勇者おたくぶりを発揮していたでしょう。


情報屋アルダナ

「二人の十八番」に出します。


シャイナ国皇帝

 もう少し時を進めて、格好よく成長した彼を描こうかとも思ったのです。が、やめておきました。背はちゃんと伸びます。


『聖王の剣』

 ごめんなさい……出番すらありませんでした。ナーダに持ってもらう予定だったんですが……


* * * * * *


 登場人物達はこれからも生きてゆきますが、「姫勇者ラーニャ」はこれにて完結です。お付き合い、ありがとうございました。

 ムーンライトノベルズの「二人の十八番」はもう少し続きます。まだ七番勝負までですし。十八歳以上の方で男同士でもOKの方、ご覧いただけると嬉しいです。

 そちらが完結した後は、今のところは未定です。書くのを先送りした二本(ナラカ&ガルバと「白蛇さんといっしょ」)を描くかもしれませんし、違う連載を始めるかも。その時の萌え次第で。


 書くのでしたら、「ナラカ&ガルバ」はムーンライトノベルズの方。

「白蛇さんといっしょ」も、たぶん、ムーンライトノベルズの方。性描写を抜きにしても、ミズハの存在が十八禁なので。四才のタカアキを食べてますし。


* * * * * *


 感想をくださった方、レビューを書いてくださったakane様、評価、お気に入り登録をしてくださった方々、シリーズの他の話もご覧くださった方、この作品を支えてくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。


 又、どこかで、何かでお会いできれば嬉しいです。

※ムーンライトノベルズでタカアキ&ミズハと二人を巡る人々の話「白蛇さんといっしょ」の連載を始めました。構想5年になってしまいましたが、ようやく形とできそうでホッとしております。十八歳以上の方、ムーンの「二人の十八番」ともども「白蛇さんといっしょ」をよろしくお願いいたします。

(2017年4月1日 記)

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