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妄想物語  作者: 妄想男
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8


       8


ガガたちが進入しようとしていた片側4車線の交差点に,


ガガたちが乗るSUVの進行方向に対して、交差点の右側道路から一台の真っ赤なスポーツカーが


物凄い勢いで進入してきた。


けたたましいブレーキ音とタイヤの擦過音を鳴らして、 右から侵入してきた真っ赤なスポーツカーは、ギリギリのところで交差点を曲がり切った。


「危っぶねぇっ」 


 自分たちの目の前に、突如現れた真っ赤なスポーツカーに対し 急ブレーキとステアリングを


路肩の方向へ切ることで、なんとかガガのSUVは、避けきった。


「ひゃあぁぁぁぁぁ!」    助手席のDDは目を廻している。


真っ赤なスポーツカーがあっという間に視界の向こうへ立ち去ると、


耳を劈くようなブレーキ音を立て、一台のトラックが交差点に進入してきた。


ガガたちの目の前で、交差点を大きく右へターンすると、トラックはそのまま、真っ赤なスポーツカーを


追いかけていった。


呆気に取られてお互い、 顔を見合わせるDDとガガ。


「追われてる!」 とDD.


「みたいだな」 とガガ。


どうする? ふたり一緒に、合唱していた。


ステアリングを握り直し 


「とにかく 追いかける。事情は分からんが・・・・」  前方を見据えるガガ。


「・・・・・だよね」 DDも同意する。


ガガは、思い切りアクセルを踏み込んだ。


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