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妄想物語  作者: 妄想男
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「で、あたしとガガで大型ダンプカーを探してくるのね?」



 と、確認の質問をするルカに対し、ガガは


 

「あぁ、どれだけ残土が出るかわからない。二台は欲しいところだな、それとさっき言ってた足軽ども


が襲ってきたときにもいい武器になる」


 

残土というのはパワーショベルで,地面を掘った時に出る土のことである。 



ガガは続けた。



「問題は二つだ! 二台のダンプのうち一台はルカに頼む。操作方法はオレが教える。


残りの一台、だれが運転するかだ」



ガガとルカがDDを見る。


二人の視線をうけてDDの目が急に泳ぎだす。



「あの、そのダンプの運転ての俺じゃダメだべか?」  

 


二人の会話を聞いていた与助が名乗り出た。



ガガが,与助を見て、おまえが? と訊く。



「ダンプとか、運転のやり方、分からんだども、なんか、やってみてぇんだ!」 



自信に満ちた、とまでは、いえないが,与助が目を輝かせて言う。



 「いいんじゃないかな、その人に運転させれば」  



 ピョンが、ぴょんぴょん跳ねてこっちに来ながら、いった。



 「それは、かまわんが、オレとルカはこれからダンプを調達しに行く、だれが教えるんだ?」 



  ガガの質問に対し、ピョンがにんまり笑ってひげをいじる。


 

 DDが、「お前、運転の仕方、教えられんの?」



 びっくりした顔のDD。 


 それに対し、ピョンは、


「 ボクァ、優秀ですから」 と返す。



 話は決まった。


 だが問題はもう一つある。


 ガガたちが出かけている間に村のみんなが襲われないかだ。



 足軽たちの存在が気になる。



「ガガさま、ガガさまが以前、使っていた長筒、わたしにお貸しくださいませぬか?」  



 今までのやり取りを見ていたお雪がガガにお願いした。



 「わたしが村を守りたいのです!」



 ガガにまっすぐ視線を向け,いう。



 「わかった、使い方を教えよう」 



 ガガは早速、お雪にライフルの使い方を教授した。





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