↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妄想物語  作者: 妄想男
PR
27/31

27

27










ガガたちは忙しかった。




村作りを進めるために村の共同井戸を作らねばならない。



田んぼでは村の女たちが中心になって作業を進めていた。


ノロが耕運機の操作方法や整備の仕方を立体映像で村の者たちに説明した。


耕運機で土を掘り返し、雑草を抜く。


村の男たちは共同住宅を作り始めた。昔でいう長屋だ。


ルカがトラックを使ってあちこちを走り回り,


工具や発電機、セメント、砂などを集めてくれた。DDはそのお手伝いである。



村の力自慢の若者も手伝ってくれた。 


力自慢の若者は,与助といった。


与助は根っから明るく気の利く男だった。


「ルカさん、お次はどうしやしょう?」 


一つの作業を終えると、すぐにルカの指示を仰ぐ。


隣りで見ているDDには自分だけ置いてかれる感じがした。


住宅に使用する木材も製材所で手に入れた。


製材所探しではノロの協力を仰いだ。


ルカ、DD,与助の三人であちこち走り回って必要なものを手に入れていく。


必要な資材をトラックに積み込む。



運転席についたルカに、 



「ルカさん、ところでこのトラックってやつはまことに面白いものでございますな」 



と人懐こい顔を向け与助が話す。


「だって そうでやんしょう? たった三人で村の男衆が十人がかりで運ぶより多くの荷を運べちまう」


 そしてその後、



「ルカさん、ご迷惑でなきゃ、昼飯食べた後、こいつの使い方、教えてくだせぇ、俺にも動かせるように


 なりてぇんでさぁ」


 

与助の頼みを聞き、ルカは分かったわ、とうなずいた。



トラックを走らせて 暫くたつと、



「 ちょっ、ルカさん、あれを見なせい!」 



トラックを急停車させるルカ。


与助の指さす方向を見ると、



森を抜けたところに男たちが歩いてゆく姿を目にする。



遠く離れていたが その男たちは陣笠を被り、胴丸を身に着け、槍を手にしていた。



「やつら、足軽ですぜ!」  


 呟く与助。 



 確かにそうだ!あいつら、以前、お雪たちを追って温泉に来たやつらだ。



 車内のDDが どうする? 


 と、ルカに聞く。  



「このまま、走ったら、あいつらに見つかるわ!」



 ルカは多少、遠回りになるが、トラックを大きく迂回させた。




 _____ ガガに知らせなきゃ!   ルカはアクセルを強く踏み込んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。