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妄想物語  作者: 妄想男
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 ガガは中型トラックを運転していた。



 建設会社からお借りしてきたものだ。


 バスでは小回りが利かないし、なにより耕運機を見つけても田畑まで運ばなければならない。



 ガガの隣りにはDDが座っていた。



 バスは今頃 ルカが運転して、田畑と小学校を往復して村人たちを運んでいるころであろう。



 村人を運び終われば今度はバスで近隣の町を回り 手に入れられるだけの食料と飲料水を運ぶ手はずに   


 なっている。




 そのあとはホームセンターで村人が寝泊まりするためのテントや生活用品を集めてもらう。




 お雪と少年も手伝ってくれる筈である。 たぶん仔犬も?



お雪の父親は村の庄屋らしいので 庄屋が頼めば、村の人たちもいろいろ手伝ってくれるだろ


 う。・・・・・と思いたい。



「ねぇ、ガガ、耕運機ってどこにあるんだい?」


 と聞くDDにおそらく農家や農機の販売会社に行けばあるだろう、と答える。



あちこち探したがお目当のものはなかなか見つからなかった。


スマホで地図を見られた昔が懐かしい。


こんなことならノロも連れてくるんだった、



 と 後悔し始めたころ、 ねぇ、あそこなんかそうなんじゃない?とDDが指さす一軒の庭先にトラッ


 クを乗り入れると庭の隅に軽トラと並んで、確かに耕運機がオレたちの前に姿を見せた。



 こいつ案外、カンがいいんだな、と思わずDDの横顔を見る。



耕運機をトラックに乗せるとそのままホームセンターへ向かった。 



手動式汲み上げポンプと燃料用のポリタンクを見つけるとDDと積めるだけ積んでガソリンスタンドへ向


 かう。






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