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異能世界話  作者: 雨雲日月
間章1
12/13

間章:先輩の先輩は大先輩

なぜか更新されない…


リアルが忙しいです

といっても旅先で仕上げているのですが。


「すまないな。伝えるの忘れていたよ。」

「いえいえ、入ったばっかりですしあまり支障はないと思いますよ。」


ある日の昼休み。私とフブキ先輩は三年の校舎を歩いていた。

それは、数日前私がフブキ先輩に質問したことが原因なのだが。

私が部活に入っていることを失念していた先輩はやめといたほうがいいかもだぞ。と教えてくれたのだが、三年の校舎はまだ歩いたことなく教えてほしいといったことでついて来てくれることになったのだ。


「やめた方がいいというのは―――まあ…唐突な怪我や緊急要請にすぐに答えるためなんだけどな。」


そういって先輩は3年5組にいるソフトボール部の部長を目指して歩を進める。

あまり変わらない校舎だったからいけるとかそういうのではなく、やはり先輩たちが多いところに一人で突っ込むのはやはり気が滅入るというもの。素直に心の中で感謝の念を唱える。


「というか俺も3年なんて来ないよね。しいて言うなら先輩呼びに来たりするときだけかな…」

「そういえばFourtって三年生いるんですか?」


そう聞くと先輩は進み足の速度を遅めながら頭を掻く。手をピースしながらこちらを振り返る。


「二人いるよ。一人は今は東京。もう一人はFourtの力じゃなく勉強で目指す人だから学校で勉強中。」


Fourtの力?”異能力”を使い人を助けること以外に何かあるのか?


「あーえっと…なんというか、一応推薦とか、すぐに働くとかそういう感じだよ。わかりにくいよなー」


なるほど・・・?つまりそれはその道一本ということ…?


「それで生活できるんですか?」

「結構いるよ?秋田支部が元々あったとこにも常駐している人何人かいるし。東京の方とかいっぱいいるし。」


微笑みながらこちらを見るフブキ先輩の足はクラスの前で止まっていた。


「ほら、ついたぞ。えーソフボだから…横山先輩いますか?」


先輩が三年生に声をかけてソフトボール部部長の横山奈穂子先輩を呼ぶ。


「おー夏風君じゃん。私なの?」

「はい、お宅の一年を――浜を引き抜きに来まして。」

「なるほど…そういうことね。ケガさせたら許さないからね。」

「もちろんっす。しっかり鍛えて守ります。」


そんな会話を聞きながら私は周囲を見回す。お、かわいい人だ。こっちに気付いたのか笑顔でこっちに手を振ってくれた。いやーかわいい。


「なにニマニマしてんの。」


おっと、フブキ先輩がこちらを呆れた目で見ている。んっん゛…と咳ごみ、きりっとした顔にする。


「そんなキリっとしなくてもいいけど。どうした知り合いでもいた?」


「いや可愛らしい人がいるなーと。そしたらこっち見て手を振ってくれたので。」


横山先輩がさっき私が見ていた子を見つけ、あーという顔をする。


「夏風君三年とは合わせてないの?」

「まだっすね。もしかして()()()()っすか。」



ヨネムラセンパイ・・・?


「ほわほわしてますからね。かわいいと思われても仕方がないかも」


米村先輩がこちらに来る。あんなかわいい人が先輩だと…?


「こんにちは。また暇な時にお邪魔しようかとおもってたんだけどね。」

「コ…コンニチハ!!」

「先輩、こいつは浜です。中園浜です。」

「――――…へぇ―――よろしくね。米村未久(よねむらみく)


なんか少し驚いた表情をしたけどなんかあるのかな?


「そういえば、先輩って強いんですか?」

「まあそれなりには?能力が使いやすいけど直接的な攻撃にはならないのが少しネックだけど、そこは異具とか体術でカバーするよ。」

「もしかして教えてもらうことって可能ですか…?」


優しくふわっと花のように微笑む先輩がかわいい。

ちなみに異具は、”異界”の素材を使ったり”異能力”を使って鍛えた武器のことで、なんか特殊な力を持つものがあったりするのだ。人呼んで”異具能力”。

ちなみにフブキ先輩が使ってた刀も異具らしい。固く実直で折れにくい。

それぞれランクがあるらしいけど先輩のは二級異具らしい。


話を戻すが、異具や体術なら私も扱えるようになりたいので教えられたいのだが、


「ごめんね、私のはちょっと特殊なんだ。”異能力”ありきの動きだし。後はそろそろ勉強にも力入れないとだから。」

「わざわざ先輩の手を煩わせるわけにもいきませんし、夏風流でも教えときます。相性もよさそうだし。」


そういってこちらを見るフブキ先輩。まあ、夏風流にも興味はあったしいいや。


「それじゃあ用事は終わりましたし、そろそろ戻ります。昼休みも終わりそうですし。」

「うん、また時間あったらお邪魔するよ」

「よろしくお願いします」


そういって私たちは踵を返す。先輩たちに見送られながら。



・・@・・


「途中から私、空気だったな」

「まあまあ…なーちゃんごめんね、あとでジュースでも一緒にのも?」


ぼそっとぼやいた横山の横顔を見つめながら、新しくできた後輩に米村は少し期待するのであった。

横山奈穂子。高校1年の時に出会った可愛らしい少女――米村未久に懐かれる。3年間同じクラスだった。

こっからの出番はあまりない。

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