45・夏休みの最終日は、一人反省会
続きです。
宜しくお願い致します。
皆様に楽しんで頂けましたら幸いです。
「うーん、夏休みが終わってしまう…」
自分が撒いた種なんだから仕方が無いけれど忙しくも充実した夏休みも気が付いたら、明日一日を残すのみとなっていた。とても充実していたから日にちが経つのが早く感じたのかな?きっとそうだよね!
「本当に三十九日が経ったのかな?実はドッキリで、本当は夏休みがもう一週間有るとかってオチは無いのかな?」
何とか智ちゃんと館林さんの協力のお陰か?夏休みの宿題を終わらせ、自由研究も完成させる事が出来た。しかし困った事に気が付いた。
「智ちゃんと館林さんには感謝しか無いけど…でも本を貸したりしていたから、ギブアンドテイクが成立していたのか?」
夏休みが終わると言う事は学校が始まるって事だ。そうすると学校が有る日には、昼寝をする時間が取れなくなる。そうなると夜中に家を抜け出して魔法の練習が出来無くなってしまう。学校が休みの日には夜中に魔法の練習が出来るとは思うけど、平日には難しくなってしまう…どうしよう。
「うーん困った、夏休みが終わった時の事なんて全く考えて居なかった…それだけ夏休みが充実していたとも言えるけど…」
これは魔法を覚えたての僕には、死活問題だよね。この問題を解決する方法って何か有るのかな?マンガとかラノベだったら、起きてはいるけど使っていない脳や身体の一部を交代で眠らせたり休ませたりしていたよね。この技能?スキル?を覚えて使える様になれば、夏休み中みたいに夜中に魔法の練習が出来るよね…?
「魔法の修行をする時間をどうやって確保するのか…脳や身体の使っていない所を交代で休ませるとか…それとも影武者みたいな僕の身代わりを造るとか?」
とは思うのだけど…そんなに都合良くこんな特殊な技能やスキルが身に付く筈も無いよね。一朝一夕で出来るのなら、誰も苦労はしないよ…。
「そうは言うけど、どの方法も滅茶苦茶難易度が高すぎる」
そもそも、今脳のどの部分を使っていないとか身体のどの部位を使わなくても大丈夫とか、解りっこ無いよね。僕は別に脳の働きの研究をしている訳でも無いし、身体の動かし方の仕組みを勉強している訳でも無いのだがら…。
「何で夏休みの間に対策を考えていなかったんだ!僕のバカ!」
でも、こんな事を考えていて思い出したのだけれど、脳の働きも身体の筋肉の動きも脳からの微弱な電気?脳波?信号?で動いているとか何とかって話が有った様な無かった様な?物凄く曖昧な記憶なのだけど、そう言う事じゃ無かったっけ?
「今から身体や脳の仕組みとか役割とか調べたところで、とても今日中に何とか出来るレベルじゃ無いよね…」
それに人間の身体や脳の能力は100パーセントを使っている訳じゃ無くて、常に安全装置が掛かった状態で全ての能力を使えない様にしているだっけ?
「図鑑や学校の教科書にヒントなんて載って無いだろうし…」
それが正しいのなら、脳から嘘の信号を身体に送ったり、脳から脳の別の部位にも嘘の信号を送ればどうにか出来るのかな?その辺りの事なんて、僕には全く解らないからネットとかで調べた方が良いのかな?
「やっぱり、パソコンとかスマホが必要になるのか…」
僕はスマホを持っていないから、ネットで調べ物をする時には家のパソコンを使うのだけど、やっぱり自分のスマホが有った方が便利だよね。
「それかタブレットとかかな?でも家の外で調べ物をするのなら、やっぱりスマホが有った方が便利だよね」
今度両親に頼み込んでスマホを買って貰おうかな?スマホが有れば、いつでも調べ物が出来るし、地図アプリで人が余り近寄らないで有ろう建物や施設を探す事も出来るよね?
「それにネットで色々調べると、魔法のヒントとかも有るかも知れないし」
それに魔法のを上手く扱うための知識とかのヒントも有るかも知れないし、もしかしたら魔法使いの人の集まるサイト?コミュニティー?みたいな物も見付けられるかも知れないよね。日本語ならね。でも翻訳機能が有れば、外国語のサイトやコミュニティーでも参加できるのかな?
「そうだ!イクスタール魔法協会のホームページとかも見てみたいし。それこそ魔法を使う時のヒントとか、それとも出前授業的な何かが有るかも?それに他にも魔法協会的な集まりが、有るかも知れないよね?」
イクスタール魔法協会以外にも、≪魔法の書≫を出版している所も有るかも知れないしね。某大手古書店のサイトやその他ネット通販をしている本屋や古本屋のサイトで魔法の書を探してみるのも良いかも知れないよね!
「それに店じゃ無くてネットでも≪魔法の書≫以外にもマンガやラノベを探してみたいし、ネットでショッピングとかもしてみたいし」
そもそも何のために魔法が存在するのか?その目的は?魔法の用途や種類は多種多様で、身体の機能を高めたり弱めたりする事が出来る、ゲームとかで言うバフ系の魔法や、攻撃魔法が有るって事は何かを攻撃する事を想定しているのだろうし、防御魔法も何かから身を守るために存在しているのだろうし…これって実際現実で使っている人が居るって事になるよね。
「魔法の歴史とか成り立ちとかも知っておいた方が良いのかな?調べられたらだけど…知っていたら何かの役に立つかもだしね?」
それが遥か昔に行われていた事なのか、それこそマンガやラノベみたいに中世的な時代やそれ以前に魔法文明的な時代が有ったとか?それに今現在世界の何処かで魔法を使って何かしている人がいるのか…それとも僕だけの夢の中の出来事なのか?
「痛い!多分夢じゃ無い?」
試しに頬っぺたをつねってみたら痛かった。ってこんな調べ方じゃ実際に夢なのか現実なのかは解らないよね?
「まさかの夢オチって事は無いとは思うし、そうで無い事を祈りたい!」
それと因みにマンガとかラノベでお馴染みの所謂生活魔法なんだけど、それも有るし使える様になったよ。身体を清潔に保つ洗浄魔法とか、服を着たまま洗濯乾燥出来るウォッシュの魔法とか、眠たい時に眠気を覚ます目覚ましの魔法とかだけどね。その他にも沢山有るけれど、取り敢えず今の僕に必要な魔法から練習している所かな。着火の魔法とか、洗面器やコップ一杯の水を出す魔法とかは使えるけれど使う用途が無いよね?
「魔法の種類が有りすぎて生活魔法と属性魔法で被っていそうな魔法も有るけれど、それはそれで良いのかな?」
それに属性魔法を工夫すればクーラーやヒーターなどのエアコンの代わりやドライヤーの代わりも出来るし、要は魔法は使い方次第で色んな事が出来るって事!
「発想や閃き次第で魔法の使い方は無限に有るけれど…もしかすると回復魔法が使える様になったら、どうにか出来るのかな?」
兎に角、折角夢にまで見た魔法を使える様になったのだから、今後も沢山魔法の修行を続けたいって話だったよね!って事で≪魔法の書≫を一通り読んでみたけれど、そもそも≪魔法の書≫は魔法とそれに関する知識や考え方や修行方法の事について書かれた本で有って、身体の機能の裏技やそんな使い方を書いた本じゃ無いからそんな特殊な修行方法については一切書かれていなかった。
「それはそうだよね、魔法の修行をするための時間を確保するための方法や裏技なんて、それはその人個人の問題なんだよね…」
≪誰にでも使える魔法の書 上級編≫は今の僕には本を開く事も当然読む事も出来なかったので、もし≪誰にでも使える魔法の書 上級編≫を読む事が出来たら何かしらのヒントが有るのかな?いや、是非とも有って欲しいよね。
「でも、中級編まで読めるって事は順調に魔法が使えるようになっているって、考えて良いんだよね?」
だけど僕もそろそろ計画性を身に付けないと、何て言ったっけ…そうあれだ!自転車操業って言うんだっけ?いや違うか、あれはお金の話だったっけ?でも見通しって言うか予定?計画性で言えば自転車操業をしているよね?
「僕の悪い癖だよね、目の前の事しか見てないし考えていないからね」
兎に角計画性を身に付けてある程度先を見通した予定を作っておかないと、毎度の事ながら次から次に新たな問題が発生するよね…学習能力が無いって言われればそうなんだけど、僕にそんな事が可能なのかな?
以上が、小学生最後の夏休みの反省でした。
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