34・上位属性は難しい
続きです。
暖かかったり、雨だったり、風が強かったりと忙しい天気ですね。
宜しくお願い致します。
地・水・火・風で良いのかな?字の並びだけだったら風・林・火・山に似てると思うのは僕だけなのかな?
…それはさておき、僕が造った魔法陣を描いた術符(護符)で具現化させた、地・水・火・風の基本?の四属性の壁に各種上位属性の初級の魔法をぶつけてみる。
聖属性は僕の苦手な属性の一つで初歩の魔法には攻撃的な物は無く、聖なる光やエネルギーみたいな物を対象の人や動植物等の生き物に送る事で生命力をほんの少しだけど活性化させる事が出来る…みたい。
初級の魔法では聖なる光やエネルギーの量を増やす事で更に生命力を活性化させ、程度の軽い怪我や解毒や麻痺を治す事が出来る様になるみたいで、重度の場合には完治は無理だけど症状をある程度は緩和出来るみたい。この聖なる光やエネルギーを不浄な者に飛ばして祓う事も出来るみたいだけど、それも試した事は無いので出来るみたいとしか言えない。
だって怪我や毒や麻痺の治療をするためには、患者さんが必要になるけど怪我はともかく、毒とか麻痺とかの患者さんって普通身近には居ないよね?
怪我も自分の怪我を治せば良いのだけど、自分で自分を傷付けるなんて痛いのと怖いのでとても無理だよね。
聖なる光やエネルギーで不浄な者を祓えるのかも知れないけど、僕の回りにはそんな恐ろしい場所は近くには無いしそんな所には一人ではとても行けないよね。滅茶苦茶怖がりの僕にはとてもハードルが高い魔法だよね…。
あっ、でも心霊スポットって言われている所には幾つか心当たりが有るのだけど、近くを通った事が有るだけなので僕には霊感が無いから解らないかな。それと僕が住んでいる市には古墳群って言われる場所が何ヵ所か有るので、そこに行ったらもしかすると霊的な存在が居るかも…。
聖なる光やエネルギーを球とか矢とかに具現化は出来るけど物質化は出来ていないから、聖なる矢とかの魔法は今の僕には使えない。そう言えば聖属性は武器とか防具とかを強化させる魔法も有るけど、これは中級以上になるみたいだから初級では≪魔法の書≫に少しだけ記述が有ったくらいかな。
そんな聖属性だけども何が起こるか解らないけど試してみた。基本属性の壁に向けて初級の魔法では無いけれど、聖なる光やエネルギーを向けてみた。そうすると白く暖かみの有る光が上から降りてきて、まるでスポットライトを当てたみたいになった。この光ってどこから降りて来てるのかな?僕が向けた聖なる光やエネルギーとは絶対に違うよ…ね…?
光属性はこれも今の所は行き詰まっているのかな?僕の光らせたい身体の部位を光らせたり、光らせたい物や場所を光らせる事は出来るけど、光らせる時間はそんなには長くは無い。せいぜい1分程かな。
これには理由が有って、身体の部位や物や場所を光らせる場合には≪付与魔法≫を同時に?使わないといけないみたいだからだ。魔法陣を描いた術符(護符)を使えば光らせる事は出来るけど、純粋に魔法だけだと今の僕には無理かな?属性魔法と付与魔法の二つを使用する事になるから、≪魔法の書 中級編≫以降に期待するしか無いのかも?
だからと言って良いのかな?光を何とか小さく細い棒状にする事は出来るけれど、物質化は出来ていないから某SF映画とかに出てくる光る剣は未だに現実化出来る日は遠い道のりなのかな?
その事も関係有るのかは解らないのだけれど、光を具現化させる事は何とか出来てはいるけど、物質化は出来ていないので光の球や矢を飛ばす魔法も形だけで、攻撃力は全く無いんだ。
その光属性を試しに壁に向けてみた。火属性の壁は熱いから火属性以外の壁に手を当てて、光属性の魔法を使ってみる。僕が手を当た所が光ってまるで間接照明を点けたみたいになって、少しおしゃれな壁になったのかな?
だから次は物質化は出来ていないけれど、具現化させた光を壁にぶつけてみた。すると具現化させた光は壁にぶつかると、ぶつかった場所に固定されてしまって壁付けの照明みたいになってしまった…。
…これに何の意味が有るのだろうか?光属性ってネタ属性じゃ無いよね!疑問だね。
影属性も現在行き詰まり中の属性で、今の所は僕や僕が触れている物の影を少し操れる程度かな。僕の影の身長を伸ばしてみたり、手や足の影を僕の手や足の動きと変えてみたり出来る様にはなったけれど、影の手で物を掴んだり影の足で物を蹴ったりとか、影で物質に影響を与えたり干渉したりはする事は今の所は出来ていない。
影属性にも球とか矢とかを飛ばす魔法が有るけれど、これも具現化は出来ても物質化は出来ていない。だからこれも攻撃力は無いと思う。
影属性は今の所は直接手を触れないと発動出来ないので、火属性以外の基本属性の壁に手を当てて影属性を発動してみる。そうすると壁の影が折れ曲がったり伸びたりと、壁の影を少しだけど操れる。
その時に気が付いたのだけど、壁の影が折れ曲がったり伸びたりすると各属性の壁もほんの少しだけど影と同じ様に折れ曲がったり伸びたりしていた。これって影属性を上手く使いこなす為のヒントになるかも知れないよね。
闇属性も、何だか良く解っていない。闇属性を使ってみても影が濃くなったりするくらいなのかな?闇も具現化は出来るけど、物質化は出来ていない。だから闇属性の球とか矢とかは形だけは具現化出来る。でも、物質化は出来ないから攻撃力は無いと思う。ただ単にイメージ不足の可能性も有るかもしれないのかな?
だから基本属性の壁に闇属性の魔法を使ってみても、壁の影が濃くなっただけでその他には変わりが無いように見える。
だからと言う訳では無いけれど、自棄になったとか飽きた訳では無いけど、でもやっぱり上位属性の魔法を扱えていない自分に腹が立っていたのかな?何も考えずに闇属性の球を、基本属性の壁に向かって飛ばしてしまった。
そうすると今までとは全く違う事が起きたんだ。それは闇属性の球が火属性の壁を通り抜けて、結界魔法の壁に当たった衝撃?で消えてしまった。そして、火属性の壁の闇属性の球が通り抜けた所には、ポッカリと闇属性の球の大きさの穴が空いてしまっていた。その穴は塞がる気配が感じられずに、穴が空いた状態だった。
「…何で?」
「…もしかして闇属性の攻撃魔法が成功したと…か?」
火属性の壁に近付いて見てみる。大浴場の床のタイルから立ち昇る火の壁。だけれど闇属性の球が開けた穴を塞がずに、穴を迂回するように火が立ち昇っている。何で?
そこでふと思ったのだけど、僕は魔法で具現化した物を肉眼では見ているけど、≪魔力≫や≪魔素≫として見た事は無かった。魔法を使う事ばかりに気を取られていて、どの様にして魔法が具現化しているのかは全く気にしていなかった。
もしかしたら、これが上位属性を上手く扱えていない原因なのかも知れないよね?だから僕は≪魔力≫や魔素≪マナ≫と魔素≪オド≫を見る(感じる)ために呼吸を整えて目を瞑り、≪魔力≫と魔素≪マナ≫と魔素≪オド≫の動きを見る(感じる)事に集中した。
そしてもう一度闇属性の球を具現化してみる。
目を閉じている僕には見る事は出来ないけど、確かにそこには僕の体内に有る魔素≪オド≫と空気中を漂っている魔素≪マナ≫で形作られた黒い球体がそこに存在しているのが感じられる。目で見る事が出来ない筈なのに黒い球体の存在を、僕は認識してしまっている。
そしてこの闇属性の球を、今度は水属性の壁に向かって放ってみた。水属性の壁も先程の火属性の壁同様に闇属性の球の大きさの穴が空いてしまって、その穴が閉じる気配は感じられない。
何でだろう?
感想やアドバイス等宜しくお願い致します。




