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もしも魔法が使えたなら  作者: きすぎあゆみ
16/46

16・僕の魔法ライフ

続きを投稿しました。

宜しくお願い致します。

 始業式の翌日からの僕の生活は、特に問題も無く平和で尚且つ僕の予定通りに順調に過ぎて行った。平日の放課後は、月曜日は塾、火曜日は友達と遊び、水曜日と木曜日は魔法の修行、金曜日は塾。学校が休みの土曜日の午前中は魔法の修行、午後からは友達と遊び、日曜日の午前中は魔法の修行、午後からは智ちゃんと館林さんの三人プラスαで僕の家でゲームやお互いの本の貸し借りや遊びに行ったり等。一週間のスケジュールを大まかに決めて、効率良く、友達と遊ぶ日と魔法の修行に充てる日を作る事が出来た。


 後は、智ちゃんや館林さんとの本の貸し借りが、その後も継続されていて、彼女たちは少年漫画やラノベ、小学生より上の年齢層向けのマンガを借りて帰り、僕も少し興味が有った少女漫画を借りる事が出来る様になったので、お互いに良い事尽くめの状況になったのかな?


 しかし、この件には一つだけ問題が有り、僕、智ちゃん、館林さんの三人でいる所をよく見掛けられる様になった事により、またワルテットから嫌がらせを受ける様になってしまった事かな。最近では学校内での嫌がらせは減ったのだけど、僕が一人になる時に受ける嫌がらせが多くなって来た。


 例えば塾の時には特に嫌がらせを受ける事になった。塾の僕の机の中にゴミが入っていたり、僕のテストの点数が貼り出されていたり、後ろの席から消しゴムやゴミが飛んで来たり、僕が書いたとされるラブレターが女の子の席や、下駄箱に入っていたりと、今まで学校でされていた嫌がらせがそのまま塾に持って来られた状況に変わった。


 まあ、以前の僕と違って物が飛んでくる嫌がらせに対しては、魔法の修行のお蔭か魔力の流れみたいな感じで、空気や人の動きで何と無く事前にわかる様になったので、避けるのも不自然なので体の痛くない所で受ける様にはしていたけどね。


 後、これってドッジボールなんかの球技にも使えないかなと思っていたりもしたけどね。運動神経が良くない僕がいきなり避けたりするのではなく、痛く無い所で当たる様にして、今まで通りの運動神経の良くない僕を続けられないかなとか、とにかく魔法の修行のお蔭で僕の感覚が鋭くなっていくのは感じられた。


 それと、以前と違い体の動きも滑らかになり、走っても息切れがしなくなり体力も付いた気がする。この原因はだわからないけど、ラノベとかにある身体強化の魔法か、魔力が体内を循環する事による身体機能の上昇かの二つの可能性を考えているけど、まだその答えは出ていない。


 身体能力が上がったので、運動音痴な僕でも効率的に体を動かせる様になる為に、スポーツか格闘技を習おうかと思い始めていた。せっかく身体能力が良くなったのに、いつまでも運動音痴なのもカッコ悪いし、魔法が現実に有るのなら異世界的な物も有る可能性が出て来たので、何かしらの事件とかに巻き込まれた時に、最低でも自分と親しい人位は守りたい。


 そんな事を思う、今日この頃です。


 ちなみに格闘技と言っても、僕に人を攻撃する度胸は無いので自衛の為に合気道なんてどうかなとは思っているけど、現在悩み中です。


 一方魔法の修行の方はと言うと、最近で魔法の杖を使った初歩の魔法の発動の練習を主にしている。火属性の魔法一つ取って見ても、火球、炎槍、炎鞭、火壁、火耐性、火の加護、等何種類も有り、攻撃、防御、補助等、一つの属性の中でも、魔法を使う用途により分類されている。


 また、初級、中級 上級と上がって行くに従い、威力、範囲、効果、が上がり、それに従い使用する魔力量も増えて行くとの事。その為、効率的に魔法を発動する為に、≪魔力の体内循環≫と≪魔法の発動≫の練習をする事により、魔力の消費を抑え尚且つ威力を増大させる為に、基本をしっかりと身に付けないといけない。


 身に付くのが早かった属性の魔法の発動は、あっさりと出来たのだが、苦労して身に付けた属性になるほど、魔法を発動させるのにも時間がかかった。でも、今では初歩魔法であれば、全属性を発動出来るだけの修練を重ねたので、全属性の初歩魔法は何とか使える様になった。これと言って、使い道は無いのだけど…。


 体のあちらこちらから火や水が出せたり、全身を火や氷で覆って鎧の様にしたり、水や雷で物を切ったり、暑い時に自分の周りにだけ風を吹かせたり…。って、かなり使える!


 こんな感じで、魔法の書を手にして魔法を身に付けるのは良いけれど、魔法の使い道が思い付かなくて自問自答したり、そんな感じで普段の生活と魔法の修行とで忙しい毎日を送っていました。


 そして気が付いたら、一学期も後数日となってしまい、もう幾つ寝ると夏休みに入るという、なんとも月日が過ぎて行くのが早いと思いつつも、それなりに充実した一学期を過ごしていました。




≪誰にでも使える魔法の書 入門編≫も、≪第七章 魔法陣を描いてみよう≫にまで進んで来た。初めて魔法の書に描いて有る魔法陣を見た時に、騙されたと思った漢字が使って有る魔法陣です。どう考えても名前とかは西洋風なのに、魔法陣の文字が漢字っておかしいよね!そんな事を考えている時に思ったんだけど、この本は何で日本語で書いて有るのかなって事も思った。


 ≪魔法の書≫って、だけでも物凄くレアな筈なのに、その本をわざわざ日本語で書く?訳す?なんてとても労力の無駄遣いに思えてしまった。まあ、僕としては¥百で買ったのだから文句は無いけどね。兎に角、本物なのに、なんとも胡散臭い魔法陣の勉強を始めた。


 魔法陣は基本的に、円、図形、文字を組み合わせる事で造られていて、円の中に図形を描き、円や図形の周りや中に文字を書くことによって構成されている。


 魔法陣を使った魔法は、魔法の様に詠唱の必要は無く、予め決められたキーワードによって発動する点と、魔力も魔法陣に予め込めておけるので魔力の節約にも役立つと言うニつのメリットが有る。


 しかし、魔法陣の構成が少し違うだけで効果が全く異なり、同じ魔法陣でも描いた人の技量やセンス魔力量、図形や文字の配置のずれで、威力も全く違う物になってしまう。なんとも、使えれば大いに役立つけれど、少し間違っただけで労力の無駄としか言えない代物になってしまうとても難しい作業になる。


 その為に≪誰にでも使える魔法の書 入門編≫を読み進めて行くと、漢字の練習も修行の一つに挙げられていた。魔法陣の内容によっては、日々行っている修行に習字が加わるかも知れない、そんな嫌な予感がして来た。


「マジっすかー」


 取り敢えず、先ずは一通り読んでみないと始まらない。僕は、≪魔法の書≫に従って魔法陣の基本の形から書いて行く事にした。

本作の今年最後の投稿とさせて頂きます。

新年も、読んで頂けますと嬉しいです。

皆様、お疲れさまでした。

良いお年を。

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