30話 貴族街
書き終わったのが7:43分でした。
ギリギリ…
馬車はガタゴトと揺れる。
やって来た王都。
結局のところ、観光という体で行く事になりまして。
仕事なのに…
まあいいのだけど。
王からの音沙汰は無く、これといって行く意味はないかもしれない。
「とにかく、一旦別荘に行ってみるか」
行こうぜ!
「了解しました」
★王都 貴族街★
貴族街と言いますと、その名の通り貴族の街だ。
世界で最も金回りのいい街とも言える。
まあ、俺は、そんなに金は使わんがな…
さて、情景描写でもしますか。
煉瓦で出来た、広い道路には店が立ち並ぶ。
例えば、雑貨屋だったり果物屋だったり絵画を売っているところもあれば宝石を売っているところもある。
何でもあるのだが、平民的には何にも買えない街…
全てが一級品。
凡てが一級品。
毛並みの良い馬が引く馬車には煌びやかな装飾があるし、着ている服には、シンプルながらも、気品がある人もいれば、ただただ、豪奢である人もいる。
騒がしくはないけれど、ほんの少し息苦しい。
礼儀も見栄も、ある。
そんな、混沌としながらも、美しい街。
人によってはそれを鬱陶しいと言うかもしれない。煩わしいというかもしれない。
「それにしても、高いな」
「輸送費を考えますとやはりこれ位の金額になるかと」とヨーゼフさん。
「従業員の格も高いからな」
「にしても、花売りとかはいないんだ」とルフ。
「営業許可されないといけないからな」
「え、営業許可って何ですか?」とルフ。
「営業許可というのがないと、物を売ったり買ったりしてはいけないのだよ」
「へぇ堅苦しい法律もあるものですね〜」
「何を言っている?我が領も営業許可は取らせているぞ」
「へ?」
「まあ、花売りなんかだと大した額にならないし、生きるためにしている訳だから見逃している領もあるがな…俺の領だと、花売りにも営業許可を与えているからそんな事もないな」
営業許可を出してしまうといろいろ面倒だがな。
「王都では、与えてないんですか?」
「まあな。娼館も駄目だし、犯罪奴隷も売ってはいけないな…」
まあ、当然と言えば当然。
異議なし!って感じ。
そんな感じで貴族街を進むと、貴族街でも住宅地が多い所に着く。
基本的には、趣味の良い建物が並ぶ。
バイヌ侯の屋敷もあった。
フラーシスを思い出すぜ。
バイヌ侯は無茶苦茶趣味が良い。
まあ、貴族って基本的には趣味が良いのだが。
派手に着飾るよりは、洗練された美を追求する人が多いかな。
ラインカフは中間位。
まあ、馬鹿ではあったが、生まれながらの貴族だからな。
良し悪しは分かるのだろう。
と、我が屋敷についた。
ふーむ。
まあまあかな。
「ラインカフの先代に当たる人が設計に当たった。だったか?」
「そうです。メイージ様の曽祖父に当たる人ですね」
祖父は曽祖父よりも前に死んだらしい。
病死だそうだ。
何の病気か?
知らんがな。
はっきり言って、別荘に来た意味は趣味が悪ければ建て直すのが目的だったが、特に必要はなさそうだ。
よかった。
馬車から降りて馬を馬車に入れる。
荷物を運び、屋敷の中に入る。
屋敷は3階建てで、内装が暗色をベースにしている。
カフェテリアのような雰囲気がある。
ジャズでも流したいような屋敷だ。
騎士団には待機してもらう。
掃除しといてと言っておいた。
さてさて、学園の件はどうしようか。
困ったな。勉強してないもん。
まあ、パスでいいや。
王城に行ってこよ。
王女様、ご機嫌いかが?みたいな。
体調はいかが?みたいな…
31話ではなく30話でした。
申し訳ございません。
明日は必ず投稿します。
以下無駄話
を書こうと思ったのですが、書いていたら時間が無かったのです。
とか書いていると20時過ぎるので投稿します。




