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気づいたら異世界の貴族になっていた  作者: 浅井翼
異世界にて 元気にやってます。
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24話 盗賊

グロいシーンあります。

 ガンさんとヨーゼフさんで盗賊を二十名相手にするのは無理だと思う。

いや、思っていた。


十人を瞬く間に倒した。

残りは逃げた。

途中で矢が馬車に向かって飛んできたので、風を使いちょっと軌道をずらしていた。

こちらはこちらで危険だった。

けれども、そこはウル ルフの動体視力と反射神経だ。

矢を盾で受け止めて危険度を下げてくれた。

ガンさんは小盾と大剣(両手持ち用を片手で使っている)。

ヨーゼフさんは何だろ?

ナイフかな?

というか、無双している訳ではなく、ガンさんは所々傷を負っている。

光を使って回復しようとしたら。

「唾付けときゃ治ります」というようなことを言ってきたので放っておくことにする。

弓隊は逃げてしまった。

二人死んで、一人は死にかけなので、介錯ガンさんがした。

生々しい。

首からの血は赤黒く、されど瑞々しく、酷く臭かった。

吐き気がするほどに。

死人特有の肌の色、殺された故の失禁、口は半ばまで開け、眼は虚ろ。

なのに、魂の怨が背をかけ巡りブルリと体を震わせた。

ある死体は腹から薄い赤色の臓物が異臭を放っている。

ただ、それだけの話。

別に奇妙でも異常でも無い話。

ここでは当たり前。日常。


 グラリと頭が揺さぶられたような気がした。

落ち着け、ok、大丈夫。


「さて、どうするかな?」

「殺すべきでございます」とヨーゼフさん。

ガンさんも頷いている。

「ふむ、そうだな」

そうしようか。殺そうか。

いや、ちょと待てよ。

これは・・・。

ふむ。

「話せるようにしろ」

「・・・分かりました」

親分みたいな奴の口縄を解く。

「おいおめぇら俺様を誰だと「殺せ」」

「了解」

ピッという小気味よい音が鳴った。

糸?

ヨーゼフさんは糸も使えるのか。

だから戦闘中にナイフを飛ばしていたわけか。

だから平時に付けていなかった手袋を付けていたわけか。

ふーん。糸ね。

あと六人か。

「次」

「了解」

「へへ。あっしはしがない盗賊でぃ。どうかお見逃しくだせぃ。あっしらは田舎に帰って農家になりやす」

「おまえの値段って幾らだと思う?」

「あっしですかぃ?あっしは金貨五枚位ですかねぇ?」

「じゃあ、おまえは毎月、俺に金貨を五枚払え」

「へ?毎月?無理っす。無理」

「ならば死ね」

頭が割れた。脳がぶちまけられる。

大剣。ガンさんだ。

もういいや。殺しちゃえ。どうせ、面倒だし。

ということで、一人は残して残りは殺した。当然だ。






以下無駄話


盗賊というのはリスクが大きい割に見返りが小さいと思いませんか?


ところで、皆さん人を殺したことはありますか?

作者は無いです。

これからする予定もありませんが。


どうして人を殺しちゃいけないの?


というありきたりな質問をしてみましょう。


作者であれば、法律でそう決まっている。とか答えますかね。


他の答えとしては、その殺そうとしている人がどのように生まれどのように生活をしているのか?

その人が何を考え生きているのか?

その人が死んだとしたならば誰が苦しむのか。

とか、どうですかね。


道徳は答えのない問いであるとかよく言いますよね。

答えがないというのならば全て間違いなのですよ。

人の命は場合によって価値は変わるし、人を殺しちゃいけない理由なんて、主観でしか決まらないと思います。


まあ、何はともあれ、殺しなんてリスクがでかい事やりませんよというのが本音です。


以上無駄話


無駄話を読む人が居るのか気になります。


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