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気づいたら異世界の貴族になっていた  作者: 浅井翼
異世界にて 元気にやってます。
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19話 スラム街の一週間 7日目 後日談+閑話

土曜の更新は絶対!

★スラム街の住人目線★



 酒と女と暴力と盗みと。

馬鹿なことばっかやってきた。

俺もこのままじゃいけないと思ってたんだが、金を稼ぐ方法はねーしな。


そんな馬鹿な事をやっていたんだが、その日は金が無くてなんか怠くてよ。

いつも通りだったな。

んで、ぶらぶらとあても無く歩いていたら。

妙に人が集まってんだよな。

「ありゃなんだ?」

って聞いたら

「ん?おめぇ知んねーのか?ありゃ領主様が俺らを雇うって話だ」

「あ?鉱山でも行くのか?」

「いや、ここで働くんだってよ」

「は?」んで詳しく聞いてみりゃ臭いから直すだのなんだの言って最後にあれを言って終わりだった。

あれはヤベーぞ。

まあ、食うもんくれて俺らんとこ良くするんだったら乗らない手はねーよな。

今、俺らは水路を作っているんだが、なかなか楽しいんだな。


領主様は帰ったみてぇだが、猫の娘が指揮をしている。

あとバールさん。

昼はうめぇしな。



まあ、これが終わったら孤児院の職員とやらに志願してみるか。

雑用ぐらいだったら俺も働けるんじゃねーかな?

仲間も少し減るしよ。

故郷に帰るんだと。

残った奴は親に無理矢理、売られた奴か、俺みてーな帰る場所がスラムしかねー奴だな。

つってもかなり残るんだが。

そういや怠いのが最近なくなったんだが何でだろう?

★閑話 春の足音★

 二ヶ月程だろうか。

ここに来てから。

冬が終わり少しずつ春が来ているようだ。


息はまだ白く、ほのかに香る僅かな春の匂いしか感じない。

されど、春は来ているようで。

少し暖かな朝の日差しを受け、背伸びをし、少し休憩しようかなと思う。

風が吹く。花の香りを乗せて。


外に出て散歩をして小一時間程で屋敷に戻る。


ヨーゼフさんとライトが外で待ってくれていた。 

「寒くはないのか?」と聞く。

すると「いえ、この頃は暖かくなりまして」とライトが言った。 

なら良かった。筑紫も桜も見えないけれど、しっかりと春を感じられるようになってきた今日この頃、”僕”は元気でやっています。


手紙を出そうかな。

送るとしたら、異世界(地球)ではなくて・・・ここで巡り会った人たちに向けて。


まあ、送るほどに遠いところにすむ人は侯爵家位なのだが。

もしも、これが幻想で、明日は無機質な部屋で起きたとしたら、耐えられるのだろうか?

あまりにも、ここで過ごす時間が長かったのではないか?


なんてね。 

戯言だったかな?

さて、最近は少し暖かくなりましたね

そんな感じで閑話を書きました。

最近はブックマーク数が増えています。

嬉しい限りです。


無駄話は今回はお休み。

需要があるか分からないというのもありますが、今回の話に沿ったネタというと思いつかなかったので。


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