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気づいたら異世界の貴族になっていた  作者: 浅井翼
異世界にて 元気にやってます。
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18話 スラム街の一週間 5.6日目 おいでませ孤児院

1日空いてしまった…

 孤児院というと教会が管理しているのが常だがこの世界ではそういったことがない。

精霊を信仰するだけだから奉仕的行為に励む必要はないのだ。

誰にでも精霊術は使えるからな…


だから教会というのは多目的ホールのようなもので、そこで雑談や闘棋をするのが普通。

孤児は騎士団に届けるか奴隷商に売るのが多い。

騎士団は慈善事業を行っているわけではないので、話せるようになったら放り出す。


どうでも良いが、子を捨てる時は春に捨てろという法律がある。

せめてもの慈悲なのだろうか?

そんなわけで大体がスラムに行き盗みやら詐欺やらで生きることになる。

もしくは死ぬ…

彼らは貴族にやることは無いが、さすがに孤児院を建てなきゃ不味いということで建てることにした。

ウル ルフ ライトとスラムの人とで建てる事にした。



さてと、環形動物を捕まえたスラムの子(親無し)を孤児院に入れて職員は臨時で我が使用人を使い後は雇うことにした。

使用人からは反対が出なかった。

良かったよ。


さて、煉瓦造で聖堂的な形にするためにボールトを採用。

ゴシック建築の特徴が出ている。

実にヨーロッパな建築にする予定だ。

専門的な話で申し訳ないがまあよくある聖堂のイメージで構わない。

孤児院を個性的にしたいからこうしたのであって普通は勧められないが、今回はこれでよいだろう。


 


★6日目★



なあ、煉瓦造りって無茶苦茶に速いんだな。

二日で完成してしまった。

内装はまだだが。

地震がないから基盤を作る必要がないそうです。

「速いっすね」とウル君。

「ああ。正直ここまで早いとは思わなかった」

精霊術の光で煉瓦を固めることができるらしい。


光の汎用性が高すぎる。

消毒液じゃないじゃん。と思ったら木工用のボンド程度の効果だった。

まあ、スラム街の人や町の人に頼んで同じ場所に三回かけたので大丈夫、多分。

さてと、孤児院は領営のような形だ。


勿論、非営利組織。

孤児の数は15人程度。

あとの子は親がいる。


親がいるけれど娼館行きの子もいたそうだ。

それは”僕”としては耐えがたいことだ。


助けるのは当然。


彼らには内職のような事をして貰う。

そこで稼いだ額(純利益)の1%を小遣いとして渡す。

あとの50%は孤児院の運営として使い、残りは炊き出しとする。

院の中は広くしておいた。

二階建ては無理なので、天井が高い。

まあ、考えが有ってのことなのだが。

二週間に一度くらいはここに来ようとしよう。



よし!スラム街は基本的には終了。

我ながら頑張ったぜ。

「すげーっす」とルフ君。


ま、長い一週間とだけ記しておこうか。

疲れたな。風呂でも作っちゃおうかな。


どうやって作るんだろ? 

いや、休憩しよ…

専門用語解説はここで書いても良いのですが、ネットで調べたほうが良いので書きません。

以下無駄話


そもそも日本には天涯孤独、故に孤児というのはいますが食い扶持減らしには老人に対して行われた事が多いようです。

姥捨山なんて聞いた事はありませんか?

しかし、他国では長寿はめでたい事だと考えられている事が多いようでした。

日本でもそうですが…

どうやら、日本ではそれはそれとして、みたいな考え方だったのでしょうね。

閑話休題、他国では老人は捨てる事ができなかったのでしょうね。

と言いますか、日本では生きる事はそこまで難しくないということもあります。

南国もそのような傾向が多いようで。

暖かい方が人間にとっては都合が良いという事ですね。

ヨーロッパは寒いですし…

別に本作の舞台がヨーロッパだとは言っていませんが。

以上!無駄話でした。

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