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十九話

「やぁローナちゃん!今日も可愛いね」

「バ…王子様。どうもこんにちは。」

持っていた箒を構えるローナ。

「え?おかしくない?仕えるべき相手じゃないの?」

「いや、ムスク様にこうしろと言われまして…」

「優先順位おかしいし!!…ま、いいや…ちょっとおしゃべりしよーよ♪」

「目立ってしょうがないので嫌です。」

「うわ…即答…」

そんな対話をしているしているところをムスクは発見した。ので、王子に向かっていく。

「あ、ムスクだ。」

「おい王子(バカ)仕事どうした?」

「サボり★」

「死ね!!と、言うかダメだろローナ。ばい菌がうつるぞ!」

「え?ばい菌扱い?」

「すみません…何かと関わってくるんですこの人が…」

「え?この人扱い?」

「無視しなさい無視を。」

「え?むs…」

「「うるさい!!」」

「…はい…」

雑談をしていると今度は新人メイド集団が現れた。

「キャー王子様とストーシュ様が一緒にいるわ~❤❤」

「あ、ちょ、ちょっと!!」

新人たちを連れて宮を紹介していた先輩メイドそっちのけで寄ってくるメイド達

「うわっ!?な、なんだ囲まれたぞ!俺、王子だから!!もみくちゃにするのやめて!!」

「………失せろ…目障りだ…」

「貴方のこと言ってんのよ、」

「あらあなたのことよ!」

「ちょっと押さないで!!」


か、カオス…


きっと二人は同じことを思っているだろう。


……ローナはどこだ?


ローナを探せ難易度★★★★★☆


見つからない…


「お二人はどんな関係なのですかぁ?」

「深~い絆で結ばれてるとか!」

「切っても切れない仲みたいな感じですかぁ?」


う、ウザすぎる…と、とりあえずローナの無事を確認したい。


「邪魔よアンタ!!」

ピューンッ

女性群に押されて軽く飛んで行き、スカートがめくれる小さい人。

間違えなくローナである。


あ、黒のパンツ‥よっしゃ!…じゃない!!


「大丈夫か!?」

女性群の波を潜り抜けてローナの元まで行くムスク。

ザワつくメイドたち。

「メイドに…?」

「なんで?」

「あのメイド…」


その対応はまずいでしょムスク…


「ほ、ほら!優しいからさ!彼!誰にでも同じような態度をとるんだよ!!紳士だから!!ねっ☆ねっ☆」

目くばせで合わせろと言っている王子に気づきムスクも合わせる。

「あ、ああ。今、このメイドが理不尽で可哀そうだったから寄ったまでだ。」

「え?じゃあ、最近メイドとお茶をしているという噂を聞いたのですが…」

いきなり入ってくる先輩メイド


黙れモブ!!


「あ、ああ…それは、…それは、誰かと一緒に茶を飲んだ方が楽しいからだ…」


いいぞ!!ムスク、いい切り返しだ!!


「「へぇ~」」

「公爵様って可愛いところがあるのね」

「私ますます頑張らなきゃ!」

「希望が出てきたわ」

「あ、ちょっと!!案内に来たのよ!!」

各々勝手に散って行った新人メイドたち。を、追う先輩メイド。

「……疲れた…」

「お疲れ様です。」

「ローナちゃん大丈夫?怪我とかは?」

「無いです。……。」

「どうした?ローナ?」

「…………いぇ…なんでもありません。」

「「??」」

「それでは…仕事に戻ります。」


ローナは言葉に詰まっていたように見えたが、考え過ぎだろうか?


ぐっだぐだです。

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