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弐日目

わかりやすいかわかりませんが

主人公のことを主人王とあらわしました。


昨日の戦いの跡地。


崩れた地面。

焦げた空気。


その中心に、“それ”は残っていた。


前日に倒した魔王の亡骸。


主人王は、それを見下ろす。


「弱かったなぁ」


興味なさそうに呟く。


だが、次の瞬間。


亡骸がゆっくりと“崩れた”。


黒い霧のように溶け、主人王の方へと吸い込まれていく。


「またこれかよ」


わずかに目を細める。


体の奥で、何かが広がる。


「力が、流れ込むのなんか気分悪くなるんだよな」


手をかざす。


黒い“闇”が、にじむように現れる。


だが、それは昨日とは違った。


空間が――


“削れている”。


「へえ、すげーな」


闇に触れた場所が、何も残さず消えていく。


爆発でも破壊でもない。


ただ、“無くなる”。


少し試すように、手を動かす。


すると――


一瞬で、別の場所に立っていた。


「すごいな、どういう原理だ?」


「まあいい、これがテレポートと言うやつか、遅刻しなくて済むな」


その時。


「ちょっとー!」


声が飛んでくる。


振り返ると、近所のおばちゃん。


「そこ昨日めちゃくちゃになってるんだけど!」


「片付け手伝いなさいよ!」


主人王は一瞬黙る。


「……我はこの星を滅ぼす者だぞ」


「だから何よ」


「すいませんでした」


瓦礫の山を見る。


少し考える。


「……試すか」


手をかざす。


闇が広がる。


次の瞬間。


瓦礫が“消えた”。


跡形もなく。


「おおー!」


おばちゃんが拍手する。


「便利じゃない!」


「……便利?」


「うちのゴミもやってくれる?」


少しの沈黙。


「……なぜ我が」


「どうせ壊すんでしょ?その前に使っとこうよ」


主人王、少し考える。


「……合理的ではある」


次の瞬間。


町中のゴミ袋が、次々と消えていく。


「すげー!」


「ゴミ収集いらないじゃん!」


「我は……何をしているのだ」


少し遠くを見る主人公。


その時。


空が、また歪む。


「またか」


ため息。


裂け目から、新たな影。


「この星は我が――」


言い終わる前に。


主人王が“消える”。


次の瞬間、背後。


「遅い」


闇が一閃。


敵は地に落ちる


「はやっ!?」


「今の何!?」


人々がざわつく。


主人王は静かに立つ。

「またこの星を破壊しようとしているものか」


敵魔王は言う

「いってぇなぁ、何してくれてんだ

このかっこいいご尊顔によぉ!」


主人王は眉をひそめ言う

「なんだあいつ」


敵魔王は胸を張りどや顔をしながら言う

「俺様はイケメンであろう」


主人王はしかめっ面になりながら言う

「日本では貴様みたいなやつモテないぞ」

「それと言っておくこの星を破壊するのは私だ!」


「はああああああああああ?

お前みたいなブスじゃなくて俺に壊されたほうが幸せだろ」


主人王の眉が、わずかに動く。


「……ほう」


「この我がぶすだと、、、、、

その口、消してやろうか!」


敵魔王は笑う。


「やってみろよ!」


次の瞬間。


敵の手に、禍々しい光が集まる。


「まとめて吹き飛ばしてやる!!」


     黄金の斬撃おうごんのしゅうまつ


放たれる黄金の斬撃。


街ごと飲み込む勢いだった。


だったのだ


主人王は動かない。


「遅い」


その言葉と同時に、姿が“消える”。


次の瞬間。


目の前にあったはずの黄金の斬撃が消えた


敵の攻撃は、なかった


いや、なかったことにされた


「……は?」


「なんで消えてんだよ」


「しかもあいつどこ行きやがった」


背後。


「ここだ」


振り向いた瞬間、視界が“欠ける”。


闇によって右目が消された


「あ゛ががが」

「ふざげんなごみやろぉ!」

「だったらこっちだ!!」


手の中で金をつぶした


「黄金の内部崩壊きんをくらうもの


敵魔王が笑う。

「私に触ったものにだけ発動するのだ」


「内部から黄金に変えてやる技だ」


「どこから金になり始まるかは運次第」


「止めたきゃ――」


歯を見せて笑う。


「俺を殺すしかねぇぞ!!」

「内部から俺色に染めてぶっ壊してやる!!」


だが主人王は一切として動じない


「理解できぬか」

「そんなものなったところから壊せばいいであろう」

主人王の右手が空に飛ぶ

だがものすごい速さで治っていく


敵魔王の表情が固まる。

「なにしてんだよ、、、、あいつ」

それは敵魔王が感じた事のない死以外の恐怖であった。


主人王は消えて体の一部が飛びまた消えて

だがしっかりとこちらに近づいてきていた

敵魔王が恐怖にかられ逃げようとした瞬間もうそこにやつはいた


真上。


「貴様の黄金は汚いな」


落下と同時に、闇が振り下ろされる。


敵の体が半分、消える。


「ぐああああああ!!」


それでもまだ生きている。


「ふざけんな……俺様が……!」


「いやだぁ死にたくなぃ!」


主人公は、ため息をつく。


「……見苦しい」


手をかざす。


「消えよ」


その瞬間。


敵は、完全に“無くなった”。


音も、痕跡も残さず。


静寂。


「倒してくれてありがとなぁ魔王様ぁ」


「かっこよかったでぇ」


人々がざわつく。


主人公は静かに立つ。


「この星は襲撃されやすいのか?」


空を見る。


ひび割れは、確実に広がっている。


「残り27日」

黄金の斬撃おうごんのしゅうまつ

触れたものの存在そのものを黄金に固定し、動きを完全に止める斬撃

人間は黄金の像になる

黄金の内部崩壊きんをくらうもの

黄金の内部崩壊は相手の内部から黄金を出現させ体を金に変えてしまう

止める方法は使用者の死亡が条件である

どこから金になるかはランダム

もうすこし強くてもよかったなぁって思いましたね

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