自己紹介、そして絶望
私は19年生きてわかった事がある。それは、私は人より劣っている、という事だ。何が劣っているかというと、それはあらゆる能力である。
頭の出来、運動能力、コミュニケーション能力、その他色々とあるが、…自分の駄目なところを自分で思い出し、それを読者の皆様に発表しなければいけないという事に半ばストレスを感じたため、ここはえらく短縮する。私はそういう人間だ。
まあ簡単に2文字で表現しろと言うのなら、私は「無能」なのだ。何をやっても駄目なのだ。
学校の成績はとんでもなく勉学に励み250人中225位以下であった。
運動能力を簡単に言うなら、私は小4から中2にかけて野球をしていた。高1の体育の授業で野球があり、そこで野球初心者の集団が授業という事で嫌々、野球をする事になった。その初心者野球の中で、私はあろう事か堂々と足を引っ張ったのだ。
これにはさすがの私も驚いた。この授業の最中に、私は絶望という物を覚えた。体育というのは球技、保健体育、そして絶望を教えてくれる授業である。
そしてけしからん事に、私には友達がいなかった。私は最初のコミュニケーションというものが偉く苦手なのだ。緊張するし、何を話しかけていいのかわからず委縮し、話しかけられるのを待ってしまう傾向にある。そして見事に、誰も私に話しかけない!この負のスパイラルを見事に断ち切る事ができずに、私の学園生活は、青い春から一番遠いところで終わりを告げる。
一時期、皆に私が見えていないんじゃないかと思う事があったが「こいつとは死んでも付き合いたくないランキング」に、堂々と上位に自分の名前があるのを見て、自分は皆に見えていたんだと、感慨に浸ったのを覚えている。
…そんな私が、クラスで一番可愛い女子に告白されるなんて…
今の二行は、ただ書きたかったから書いた私の嘘偽りである。もし騙されてしまったピュアな女性読者の皆様には、私から右の頬に接吻のプレゼントを贈らせていただこう。
話は戻るが、私は高校を卒業し、学園生活と勉学と自分に絶望したため、その先の大学、専門学校には進まなかった。
そして就職しようとしたが、こんな自分を採ってくれるところはなく、仕方がないフリーターになるかとアルバイトの面接に行ったが、謎な事に誰も私を採用しようとしなかった。その後私は、7回アルバイトの面接をしたが、私の携帯はなる事はなかった。
その夜半、私は何が何だかわからなくなり、自分の部屋の扉の締まりを完璧にし、窓を閉め、自分の部屋を完全に密閉状態にしたのを確認し、ベットに横たわり、枕に顔を埋めたのち、ついに発狂した。母が顔色を変えて寝床から起き上がり私の部屋に入ると、何か訳の分からぬ事を枕に叫んでる息子にドアを蹴破るような蹴りを入れ、闇のように静かになった。その後、私に対する家族の中での階級が最下層になったのは言うまでもない。




