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第4話 角ウサギ



 森の奥へ進みながら、ウィルは何度も後ろを振り返った。


 入口から歩いてきた道。


 右手に、幹が二つに分かれた大木。


 左手に、苔で覆われた岩。


 少し先には、倒れた木が横たわっている。


 頭の中で、現在地と帰り道を組み立てていく。


 迷っても、《ダンジョンワープ》を使えば自宅へ戻れるらしい。


 だが、本当に使えるかは試していない。


 消費する魔力も分からない。


 使った瞬間に気を失えば、それまでだ。


 頼れる力ではある。


 けれど、最初から当てにするつもりはなかった。


 まずは、自分の足で帰れる範囲だけを進む。


 それが、今のウィルにできる探索だった。


 円盾を前に構えながら、木々の間を歩く。


 しばらくすると、道の先に緑色の塊が見えた。


 スライムだ。


 一匹だけ。


 こちらには、まだ気づいていない。


 ウィルは足を止めた。


 剣を抜き、盾の位置を確かめる。


 先ほど二匹を倒したとはいえ、油断するつもりはなかった。


 一匹目は、体当たりをまともに受けた。


 二匹目は盾で防げたが、相手が最弱の魔物だったからだ。


 魔物との戦いに慣れたわけではない。


 ウィルが一歩近づくと、スライムが身体を震わせた。


 こちらへ向きを変える。


 身体を小さく縮めた。


 体当たりの前触れだ。


 スライムが跳び上がる。


 ウィルは正面から円盾で受け止めた。


 鈍い衝撃が、左腕へ伝わる。


 足を踏ん張る。


 スライムが地面へ落ちた瞬間、剣を振り下ろした。


 一撃。


 緑色の身体が光へ変わり、小さな魔石を残して消える。


 ウィルは周囲を見回した。


 他の魔物はいない。


 それを確かめてから、魔石を拾った。


「三体目」


 頭の中へ意識を向ける。


 スライム討伐数:三体。


 次回チケット獲得まで、あと七体。


 数字は確かに増えていた。


 あと七体。


 簡単に思える数字ではない。


 だが、七年間と比べれば、終わりが見えるだけでも気持ちは楽だった。


     ◇


 四体目のスライムは、木の根元にいた。


 五体目は、浅い水場の近く。


 六体目と七体目は、二匹同時だった。


 二匹を相手にするのは初めてだったため、ウィルはすぐには近づかなかった。


 片方だけを誘い出せないか、少し離れた場所から石を投げる。


 石は狙ったスライムの横へ落ちた。


 二匹とも、こちらへ向きを変えた。


「……失敗か」


 ウィルは盾を構えたまま、ゆっくりと後ろへ下がった。


 二匹のスライムが身体を縮める。


 同時に跳ばれれば、片方しか盾で防げない。


 そこで、太い木が自分の横に来るように位置を変えた。


 一匹目が跳び上がる。


 盾で受け止める。


 遅れて、もう一匹が横から飛んできた。


 ウィルは身体を木の陰へ入れた。


 スライムが幹へぶつかり、弾かれる。


 盾で受けた一匹へ剣を振り下ろした。


 光に変わったことを確認する暇はない。


 もう一匹が再び跳ぶ。


 今度は盾で受け、地面へ落ちたところを斬った。


 二つの魔石が残された。


「二匹でも、何とかなる」


 呼吸は乱れていた。


 左腕も、何度も体当たりを受けたことで痺れている。


 それでも、怪我はしていなかった。


 盾があるだけで、戦い方は大きく変わる。


 避けるのが難しくても、正面から受け止められる。


 生命力と筋力が高く、敏捷が低い。


 受付で見た自分の能力値を思い出す。


 素早く動けないなら、無理に避けようとしなくてもいい。


 盾で受けられる攻撃は、受ける。


 そのために、この装備がある。


 ウィルは魔石を拾い、《アイテムボックス》へ収納した。


 スライム討伐数:七体。


 次回チケット獲得まで、あと三体。


「あと三体」


 口にすると、目標が少し近く感じられた。


     ◇


 八体目を倒したあと、ウィルは大きな木の根元へ腰を下ろした。


 探索を始めてから、かなり時間が経っている。


 正確な時刻は分からない。


 だが、木々の間から差し込む光は、まだ高い位置にあった。


 昼を少し過ぎた頃だろう。


 朝に買った蒸し芋を、《アイテムボックス》から取り出す。


 布を開くと、まだ少しだけ温かかった。


「時間も止まっているのか?」


 朝に買ってから、何時間も経っている。


 普通なら、とっくに冷めているはずだ。


 味も、買ったときと変わらない。


 《アイテムボックス》の中では、物が傷まない可能性がある。


 そうだとすれば、食料を持ち歩くのにも使える。


 魔石と装備だけでも十分に便利だと思っていた。


 使い方次第では、さらに大きな価値がある。


 ウィルは蒸し芋を半分ほど食べた。


 残りは布で包み、もう一度収納する。


 水を飲み、しばらく左腕を休ませた。


 体力には余裕がある。


 鉱山では、朝から夜までつるはしを振り続ける日もあった。


 スライムを八体倒した程度で、身体が動かなくなることはない。


 だが、戦闘は鉱山労働とは違う。


 一度の失敗で、怪我をする。


 相手がスライムであっても、気を抜くべきではない。


 休憩を終え、立ち上がる。


 来た道を少し戻りながら、まだ調べていない脇道へ入った。


 道の奥で、草が揺れている。


 剣を抜く。


 現れたのは、予想どおりスライムだった。


 九体目。


 盾で体当たりを防ぎ、剣で斬る。


 戦い方は、少しずつ身体に馴染み始めていた。


 倒した魔石を拾う。


 あと一体。


 ウィルは周囲を探した。


 それから十分ほど歩いたところで、木の陰に緑色の身体を見つけた。


 十体目だった。


 スライムも、こちらに気づく。


 身体を縮め、跳び上がる。


 円盾の中央で受け止める。


 左腕を少し引き、衝撃を逃がす。


 弾かれたスライムが地面へ落ちる。


 ウィルは一歩踏み込み、片手剣を振り下ろした。


 刃がスライムを切り裂く。


 光の粒子が舞い上がった。


『同一種の魔物を十体討伐しました』


『ガチャチケットを一枚獲得しました』


 声とともに、光の文字が浮かぶ。


 ガチャチケット:二枚。


 ウィルは表示を見つめた。


 本当に増えた。


 まだ十一連ガチャを回すには、八枚足りない。


 それでも、最初の一枚よりは確実に前へ進んでいる。


 足元に残った魔石を拾い上げる。


「十体」


 最弱の魔物だ。


 冒険者として誇れるような成果ではないのかもしれない。


 だが、今朝まで魔物を一匹も倒したことがなかったウィルにとっては、大きな数字だった。


 今日は、ここまででもいい。


 そう考えた直後だった。


 近くの茂みから、甲高い鳴き声が聞こえた。


「キィッ!」


 反射的に盾を構える。


 白い影が、茂みの中から飛び出した。


 ウィルの横を、鋭い何かが通り過ぎる。


 上着の脇腹が裂けた。


「っ……!」


 数歩離れた場所へ、白い魔物が着地する。


 大きさは、普通のウサギより二回りほど大きい。


 白い毛。


 長い耳。


 額からは、短い槍のような角が伸びていた。


「角ウサギ……」


 第一階層に生息する、二種類目の魔物。


 受付で見せられた絵と同じ姿だった。


 角ウサギが地面を蹴る。


 次の瞬間には、正面から突進してきた。


 速い。


 避けられない。


 ウィルは円盾を正面へ出した。


 角の先端が、盾へ突き刺さる。


 金属同士がぶつかるような鋭い音が響いた。


 衝撃で、左腕が跳ね上がる。


 ウィルの身体が後ろへ押された。


 足がもつれ、背中から地面へ倒れる。


「ぐっ……」


 息が詰まった。


 スライムの体当たりとは、まるで違う。


 盾がなければ、角が胸へ刺さっていた。


 角ウサギはすぐに向きを変えた。


 ウィルが立ち上がるよりも早い。


 再び、地面を蹴る。


 横へ避ける時間はなかった。


 地面に倒れたまま盾を持ち上げる。


 二度目の突進が、盾へぶつかった。


 左腕に痛みが走る。


 円盾が大きく弾かれた。


 角ウサギは着地すると、すぐに距離を取った。


 速い。


 スライムのように、攻撃を受けたあと地面で止まってはくれない。


 このままでは、防ぐだけで何もできない。


 ウィルは剣を握ったまま、立ち上がった。


 角ウサギが正面にいる。


 距離は十歩ほど。


 目を離せば、次の瞬間には角が飛んでくる。


 逃げられるか。


 おそらく無理だ。


 敏捷の低いウィルより、角ウサギの方が速い。


 背中を向ければ、追いつかれる。


 戦うしかない。


「落ち着け」


 自分へ言い聞かせる。


 角ウサギは速い。


 だが、突進してくる方向は真っ直ぐだ。


 盾で受ければ、少なくとも一度は耐えられる。


 問題は、そのあとだ。


 角ウサギが地面を蹴った。


 ウィルは今度も盾を構えた。


 だが、正面から受け止める直前、身体を左へ捻る。


 盾の表面を斜めにする。


 角が盾へ当たった。


 真正面ではない。


 表面を滑り、角ウサギの身体が右側へ流れる。


 ウィルは剣を振った。


 刃が白い毛をかすめる。


 浅い。


 角ウサギは着地すると、すぐに距離を取った。


 脇腹の毛が少し切れている。


 だが、致命傷には程遠い。


「駄目か……」


 反撃する時間が短すぎる。


 今のウィルの速さでは、攻撃を当てることが難しい。


 次の突進を受ければ、左腕が使えなくなるかもしれない。


 そのとき、背中に硬いものが触れた。


 木だ。


 ウィルは周囲を見た。


 後ろには太い木の幹。


 少し離れた右側にも、別の木が立っている。


 角ウサギは正面。


 真っ直ぐにしか突進できない。


 なら、剣を当てる必要はない。


 向こうから、ぶつかってもらえばいい。


 ウィルは背中を木へ向けたまま、盾を少し下げた。


 角ウサギが前脚で地面を掻く。


 無防備に見えたのか、迷わず突進してきた。


 白い身体が、一気に距離を詰める。


 怖い。


 身体が、早く避けろと訴えている。


 それでもウィルは、ぎりぎりまで動かなかった。


 角の先端が、胸へ迫る。


 その瞬間、右へ身体を投げ出した。


 完全には避けられない。


 角が革の胸当てをかすめる。


 身体が地面へ転がった。


 直後、重い音が響いた。


 角ウサギの角が、木の幹へ突き刺さっている。


「キィッ!?」


 角ウサギが暴れる。


 だが、深く刺さった角は簡単には抜けない。


 ウィルは地面へ手をつき、立ち上がった。


 右手には剣がある。


 今なら、逃げられない。


 それでも、一瞬だけ足が止まった。


 動けない魔物へ剣を振り下ろす。


 命を奪う。


 スライムとは違う。


 角ウサギは声を上げ、必死に逃げようとしている。


 可哀想だと思った。


 だが、ここはダンジョンだ。


 先ほど胸を狙われた。


 角が少しずれていれば、自分が死んでいた。


「……悪い」


 ウィルは剣を両手で握った。


 首元を狙い、力を込めて振り下ろす。


 一撃では倒れなかった。


 角ウサギが激しく身体を震わせる。


 ウィルは歯を食いしばり、もう一度剣を振った。


 二撃目。


 白い身体が力を失った。


 そのまま、光の粒子へ変わっていく。


 木に刺さっていた角も消えた。


 あとに残されたのは、小さな魔石。


 それから、手のひらほどの長さがある白い角だった。


『角ウサギを初めて討伐しました』


『ガチャチケットを一枚獲得しました』


 ガチャチケット:三枚。


 ユーカリ森林迷宮・討伐種類数:二種類。


 次回報酬まで、あと一種類。


 ウィルは表示を見つめた。


 スライムを十体倒し、角ウサギも倒した。


 今日一日で、チケットが二枚増えた。


 討伐種類数も、あと一種類で最初の報酬へ届く。


 だが、喜ぶよりも先に、左腕の痛みが強くなった。


「っ……」


 盾を外す。


 肘から手首にかけて、鈍い痛みがある。


 骨が折れている様子はない。


 だが、何度も突進を受けたことで、腕全体が腫れ始めていた。


 胸当ても確認する。


 角がかすめた場所に、細い傷が残っている。


 防具がなければ、皮膚まで裂けていた。


 ウィルは木の根元へ座った。


 左腕へ右手を重ねる。


 頭の中に浮かぶ詠唱を口にした。


「癒やしの光よ、小さき傷を塞げ――《治癒・小》」


 淡い光が、腫れた左腕を包む。


 痛みが、少しずつ引いていく。


 完全には消えない。


 傷が重いほど、治療にも限界があるらしい。


 さらに魔法を使えば治せるかもしれない。


 だが、頭の奥に重い痛みが生まれていた。


 目の裏が熱い。


 身体にも倦怠感が広がっていく。


「これ以上は、やめた方がいいな」


 魔力六。


 やはり、何度も治癒魔法を使えるわけではない。


 一度の戦闘で大怪我をすれば、魔法だけでは助からない。


 ウィルはしばらく休んだあと、角ウサギが残した魔石と角を拾った。


 《アイテムボックス》へ収納する。


 さらに奥へ進めば、森ゴブリンと出会えるかもしれない。


 倒せば三種類。


 最初の報酬を獲得できる。


 だが、ウィルは森の奥へ向かわなかった。


 左腕には痛みが残っている。


 魔力も減っている。


 角ウサギ一匹を倒すだけで、これほど苦戦した。


 武器を持つ森ゴブリンへ挑む状態ではない。


 目の前の報酬に釣られて無理をすれば、死ぬ。


 母親は、生きろと書いていた。


「今日は帰ろう」


 誰もいない森で、そう口にした。


 逃げるのではない。


 生きて、また来るために戻る。


 ウィルは記憶していた道をたどり、迷宮の入口へ向かった。


     ◇


「戻ってきたか」


 門を出ると、詰め所にいた衛兵がウィルを見た。


 朝、錆びた剣を見て呆れていた男だ。


 衛兵の視線が、新しい剣と盾、革防具へ移る。


「その装備、どうした?」


「拾ったわけではありません」


「それは見れば分かる」


 衛兵は怪しむようにウィルを見た。


 だが、冒険者が自分の能力や入手品を隠すことは珍しくないらしい。


 それ以上は尋ねてこなかった。


「怪我は?」


「左腕を少し」


「角ウサギか?」


「はい」


「初日から角ウサギと戦ったのか。逃げろと言っただろう」


「逃げられませんでした」


 角ウサギの方が速かった。


 それを伝えると、衛兵は額へ手を当てた。


「戦って勝ったのか?」


「木に角を刺させました」


「なるほどな」


 衛兵は、少しだけウィルを見る目を変えた。


「腕力だけで戦う馬鹿ではないらしい」


「褒められているんですか?」


「半分くらいはな」


 残りの半分については、聞かなかった。


 ウィルは隣の買取所へ向かった。


     ◇


 買取所の受付へ、今日得た物を並べる。


 スライムの魔石が十個。


 角ウサギの魔石が一個。


 白い角が一本。


 受付の男は、一つずつ状態を確認していった。


「スライムの魔石は、全部小さいな。まあ、第一階層ならこんなものか」


 男が魔石を種類ごとに分ける。


「角ウサギの角は傷が少ない。薬の材料と、矢尻の加工に使える」


「売れますか?」


「売れる。全部合わせて、銅貨三十一枚だ」


 提示された金額が高いのか安いのか、ウィルには分からなかった。


 だが、朝に払った登録料よりは多い。


「お願いします」


 男は魔石と角を回収し、銅貨を数えて革袋へ入れた。


 ウィルはその重みを確かめる。


 七年間の鉱山労働で渡された報奨金と比べれば、わずかな金だ。


 それでも、この銅貨三十一枚は違う。


 自分で行く場所を決め。


 自分で魔物と戦い。


 自分で手に入れた金だった。


 屋根を直すには、到底足りない。


 食料を買えば、すぐに減る。


 だが、同じことを続ければ増えていく。


 明日も。


 その次の日も。


 生きて帰りさえすれば、少しずつ家へ近づける。


 ウィルは革袋をしまい、買取所を出た。


 入口近くの安全な場所で立ち止まる。


 試しておきたいことがあった。


 《ダンジョンワープ》。


 戦闘中ではない。


 転移先には、自宅が登録されている。


 万が一失敗しても、ここなら衛兵がいる。


 ウィルは胸元の布袋へ触れた。


 それから、頭に浮かんだ詠唱を口にする。


「道を繋ぎ、我を記されし地へ運べ――《ダンジョンワープ》」


 足元へ、青白い魔法陣が広がった。


「おい、何を――」


 衛兵の声が聞こえた。


 次の瞬間、周囲の景色が光に包まれる。


 身体が宙へ浮くような感覚。


 目を閉じるほどの眩しさ。


 そして、足の裏へ硬い床の感触が戻った。


 ウィルは目を開いた。


 見覚えのある食卓。


 二脚の椅子。


 埃をかぶった、母親の作業机。


 ユーカリの町外れにある、自分の家だった。


「……帰ってきた」


 一時間以上かかる道を、一瞬で移動した。


 驚きながら一歩を踏み出す。


 その瞬間、激しい頭痛が走った。


「っ……!」


 食卓へ手をつき、身体を支える。


 目眩がする。


 《治癒・小》を使ったあとで、さらに転移魔法を使った。


 魔力をほとんど使い切ったのだろう。


 すぐに動けなくなるほどではない。


 だが、もう一度魔法を使うのは無理だった。


「便利だけど……気軽には使えないな」


 ウィルは椅子へ腰を下ろした。


 革袋を食卓の上へ置く。


 今日稼いだ銅貨が、乾いた音を立てた。


 チケットは三枚。


 討伐した魔物は二種類。


 最初の報酬まで、あと一種類。


 屋根の修理までは、まだ遠い。


 それでも、昨日まで何もなかった家に、初めて稼いだ金を持ち帰ることができた。


 ウィルは壊れた屋根を見上げた。


 そこから、夕方の光が細く差し込んでいる。


「少しずつだ」


 一日で、七年間を取り戻せるはずがない。


 だから、焦らなくていい。


 明日も迷宮へ行く。


 次は角ウサギの動きを、もっとよく見る。


 そして、森ゴブリンへ挑めるだけの準備をする。


 ウィルは食卓の上に置いた革袋を握った。


 七年ぶりに始まった人生は、まだ三日目だった。


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