第九部 王国特別依頼
ユウトたちは、いつも通り通販店を開いていた。
「いらっしゃいませ!」
リリィの元気な声が響く。
「今日は新商品の石けんが入荷しました!」
店内には主婦や冒険者たちが集まり、大賑わいだ。
「ユウトさん、この包丁は本当に切れ味がいいですね!」
「ありがとう。また入荷しておくよ。」
平和な時間が流れていた。
その時――。
カラン。
店の扉が開く。
入ってきたのは、王都の紋章が入った青いマントを羽織る騎士だった。
「失礼。」
「ここがユウト殿の店で間違いないか?」
「はい。俺がユウトです。」
騎士は胸に手を当て、一礼する。
「私は王都近衛騎士団所属、レオン。」
「王都より正式な依頼を持って参りました。」
封筒には王家の紋章が刻まれている。
ユウトは慎重に封を開いた。
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【王国特別依頼】
終焉竜討伐の功績を称え、ユウト・セリス・リリィ・レンの四名を王都へ招待する。
また、王立魔導研究院にて、ユウトの特殊能力について意見交換を行いたい。
国王アルフレッド
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「王様から……。」
リリィは目を丸くした。
「国王陛下直々の招待なんて!」
セリスも驚きを隠せない。
「普通の冒険者なら、一生に一度あるかないかです。」
レンは封筒を見つめる。
「でも、研究院が気になるわね。」
カイルもうなずいた。
「通販スキルについて調べたいのだろう。」
ユウトは少し考えた。
「危険かな?」
カイルは首を横に振る。
「少なくとも今は違う。」
「この国は君を英雄として迎えようとしている。」
「安心していい。」
ユウトは笑顔になった。
「じゃあ行こう。」
「王都にも便利な商品を広めたいし。」
リリィは飛び跳ねる。
「旅のはじまりです!」
セリスはリリィをみて少しニヤけながら小声で
「ほんとはユウトとの旅が楽しみなくせに〜」
「べ、別にそう言うのじゃ…ってそれはお互い様でしょう!!」
リリィは顔を赤くしながら話を終わらせた。
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翌朝。
馬車へ荷物を積み込む。
通販スキルで保存食や寝袋、水筒などを用意し、旅の支度は万全だった。
「では出発!」
馬車はゆっくり街を離れていく。
街の人々が大きく手を振る。
「行ってらっしゃい!」
「王都でも頑張れよ!」
ユウトたちも笑顔で手を振り返した。
その頃。
街からはるか離れた山の上。
一人の男が望遠鏡のような装置で馬車を見つめていた。
黒い外套をまとい、その腰には見たこともない形の剣。
「……見つけた。」
男は静かにつぶやく。
その胸元には、小さな銀色の紋章。
それは銀河帝国の紋章でも、銀河連合の紋章でもなかった。
男は通信装置を起動する。
「こちら"レイヴン"。」
「対象が王都へ向かって移動を開始した。」
ノイズ混じりの声が返ってくる。
『監視を継続せよ。』
『接触は許可が出るまで禁止。』
「了解。」
男は通信を切り、馬車を見つめた。
「ユウト……。
君の力が本物か、この目で確かめさせてもらう。」
彼は静かに姿を消し、森の影へと溶け込んだ。
まだ誰も知らない。
銀河帝国でも銀河連合でもない、第三の勢力が、この世界を静かに見つめ始めていることを――。
次回へ続く
はい、とゆうことで
ストーリーがガッタガタになってきましたけれども
こらからもガッタガタ進路で行きますんで笑
これからも異世スロをよろしくお願いします〜




