魔王の復活について
「旧魔王城に派遣していた調査隊より、魔王の死体を埋葬した場所から、異様な魔法の痕跡があったこと、そこから何らかの強い魔力が放出された痕跡があるとの報告がありました。推定3か月前にそれがあったということも報告にはあります。推論としては、何者かが魔王を復活させたという疑いがあるとのことでした。」
勇者センシュウ・イチジツのダークエルフの総司令官としているエン・チュウが、報告書を読み上げたのは、人間、エルフ、そして、黄色ドアーフなどの亜人達の王侯貴族、部族長が集まる会議の場であった。センシュウ。イチジツの隣には当然妻のスン・インがいた。
「オーガの領域から、魔王が復活して、亜人の陣営に加わるという噂が流れているとの情報があった頃ですね。」
とは大聖女ノアケ・ボノボ。
「やはり、あの2か所での騎士隊の壊滅は魔王の力だったのか?」
「しかし、ここ1カ月以上魔王が戦場にでたような兆候はないのはどうしてだろうか?」
「各地で当方の進撃は進んでいるが、それは順調だ。」
「そこに魔王を投入・・・魔王に出てもらう方がよかったのではないか?それがどうして?」
「彼らの間に仲たがいなどがあったのでは?あるいは既に魔王が何らかの理由で死んだとか・・・。」
議論がだんだんと自分に都合がいいことを推論する方向に動いていった。センシュウは立ち上がった。
「多分、魔王は私との再戦を目ざしているのでしょう。前回も申し上げたように。私とイン、その他の亜人達のパーティーが魔王城に乗り込もうというのと同様に。ありったけの大軍を結集して、魔王とともに進軍して、私達は雌雄を決するということも考えられましたが、そちらはとらなかったようですな。そのようにまとまれなかったのでしょう。彼らに流した情報の通りに、ユウサリ城にて魔王達を待ち構えることにします。」
「しかし、万が一魔王が別のところに現れたら?」
「それらしい兆候があらわれましたら。躊躇なく撤退して下さい。すぐに私が兵を率いて援軍に駆け付けて魔王ほ倒します。」
と彼は答えた。彼の時事ある言葉で会議は幕を締めた。
「大丈夫?」
スンは、寝室に入ると直ぐに全裸になって、センシュウに抱きついて不安そうに尋ねた。
「大丈夫も何もないさ。魔王は倒す、俺とお前の幸せのために。」
と言って、センシュウは上半身が裸になっていたが、彼女を抱きしめても唇を重ねた。彼女は、それに積極的に応じ乍ら、彼の下半身を上手く降ろしてしまった。
「いい臭いだよ。」
「もう~、エルフ臭とか言うの~?エルフは、ハイエルフは臭くありませんよ~。」
「スンの興奮する臭いと言うことだよ。大好きな臭いということさ。これがハイエルフの臭いかどうかは分からないけどね。君しか知らないから。知った方がいいかい?」
「だめ~。私だけなんですからね!」
それからは唇を重ねあい、舌を絡ませあい、唾液を流しあい、飲み込みあいを続けた。その間にも彼の手は彼女の胸を揉み、尻を撫で、密壺の周りを撫で、そして指がその中を軽く出し入れされた。密壺からは愛液が溢れ、滴り落ち始めた。彼女も彼の背や尻を手で撫ぜ、イチモツを握り握りしめた、力を入れたり、緩めたりして。長いそれが終わると、既に彼女は膝ががくがくなり立っているのがつらくなり始めた。
「はあー。」
と口を離すと、彼は彼女を巧みに支え乍ら、乳房を吸い、乳首を軽く噛み、
「あん。」
と彼女が呻くと、腰を落とし、彼女の尻を抱えるようにして、彼女の密壺に舌を使って愛液をさらに溢れさせた。彼女は喘ぎながら、彼の頭に両手を載せて何とかバランスをとって喘ぎ声をだした。
「も、もうだめ・・・。」
という言葉で、彼は立ち上がり、彼女を持ち上げると、ベッドへ・・・ではなく、そのまま、その場で一体になる。彼女もそれを予期して両脚をV字型に目いっぱい広げて受け入れた。
「あん、奥まで当たる~。」
と喘ぐ。そのまま二人は腰を動かし、彼女は大きな喘ぎ声を出す。そして、彼女が身体を痙攣させてぐったりすると、次は後背で抱き上げて、次はベッドに手をつかせて四つん這いにして後ろから、ベッドに移って土下座するような格好の彼女を後ろから・・・最後は唇を嘗めあい、舌を嘗めあいながらの優しい正上位で彼女が完全にぐったりして動けなくなると、滋養げを逆にして、彼女の体の重みを感じながら、彼は優しく彼女を抱きしめた。愛を、彼を独り占めしている喜び、満足感を浮べて、快感の余韻に酔い、荒い息をする彼女を、彼は愛おしく感じた。二人の臭いが重なって鼻の奥に感じた。
同時に、2人を相手に、交互に、時には片方に見せつけあう様に3人で愛し合った時のことを思い出していた。二人の体重を感じながら、愛おしく抱いていたことも、彼女達と自分の臭いも思い出していた。しかも、過去二回、ほぼ同じ時期に、同じ部屋で二人と抱き合っていたのである。そして、あの二人は今他の男と抱き合っている、自分と愛し合った記憶は全くなく、ことをしみじみと感じた。それで、心が痛まないことはなかった。嫉妬とか、怒りは感じなかった、いや、少しは感じていたかもしれない。それ以上に、彼女達に申し訳ない、という思いを感じていた。
しかし、躊躇なく、2人の時と同様に、スンの耳元で、
「愛しているよ。君は最高だよ。これからも、ずっと愛し合おう。」
と囁いた。彼女は、あの二人同様に、幸せそうに頷いた。




